大井川鐵道と寸又峡ハイキング −鉄道三昧の一日・寸又峡・伊豆

2008年4月12日〜14日


昔から気になっていた大井川鉄道のSLを予約して、
鉄道三昧の一日を楽しんできました。


SLで10:10新金谷を出発、11:25千頭着。
南アプトラインに乗換え、12:00千頭発、13:06奥大井湖上着。
14:00奥大井湖上発、15:04千頭着。
またまたSLに乗って、15:23千頭発、16:46新金谷着。




大井川鐵道 SL

来ました!千頭行きC10 8です。ホームの端でカメラを構え、気分はすっかり鉄ちゃん 私の横をすごい迫力で通っていきました。熱気がすぐそばから伝わります。

10:10定刻通りに出発!乗り心地は良いとはいえないが、
ゆっくり流れる車窓の風景、乗り慣れないゆれ心地も良いものです。

レトロな車両。キリちゃんは懐かしいって こちらは天井、天井は高く、網棚が本当に網だ。 車窓風景、SLが吊橋の下を通ります。

千頭に時間通り到着。駅のホームではSLの大撮影会
大勢の乗客が、カメラを手に持って集まります。

現存する唯一のC10形車両だそうです。(大井川鉄道『SLとアプトで行く大井川旅情』)

子供に混じって、私も運転席に乗ってみました。 時間切れ、SLが去って行きます。(バックしてます)

SLは停まっていても車体全体が熱気を帯びていました。まるで生きているみたい。
機関車トーマスのようにSLが擬人化される意味がわかりました。
新幹線だったら、無機質で強烈な個性は出せないよね




実は、SLの他にもう一つ楽しみだったのは、日本で唯一現存するアプト式鉄道の
南アルプスアプトラインに乗って、アプト式を体感すること

南アルプスアプトライン

駅弁を持ち込んで、出発!桜もまだ残っています。 大井川と寸又川の合流地。 上り列車通過待ち。
このあたりも車窓からは茶畑が続きます。 鉄橋通過。列車は観光客のためスピードを落とします。



アプト式で運行

アプト式と言っても、アプト区間はアプトいちしろ駅と次の長島ダム間のみ

アプトいちしろ駅で、アプト式機関車に連結。こちらは通常のディーゼル機関車DD20型 アプト式の線路。線路の間に3本のラックレールが見えます。 ひときわ大きなアプト式電気機関車ED90型。現在連結作業中
アプト式機関車の車両です。車輪の構造が複雑になっています。中のラックレールを覗いてみましょう。 車輪とは別に線路の間のラックレールと車両の歯車を噛み合わせ、急な坂道を上がり下がりします。

1000/90一番の急坂。後ろからアプト式機関車が押しています。頑張れ! 長島ダムに到着。ダムで一部路線が水没するために、線路を架け替えアプト式が1990年誕生しました



大井湖上駅

長島ダムでアプト区間は終わり。鉄橋の真中に駅がある大井湖上駅で一旦降ります。 上り列車が繰るまで45分。少し歩いてみることに。展望台から大井湖上駅の眺め。

また、南アルプスアプトラインで千頭に戻りました。



大井川鐵道 SL

こちらは千頭駅に展示中のSL 49616号。 C56 44 帰り新金谷まで乗るSLです 出発前、こちらも運転席に上がりました。

戦前に東南アジアに送られた機関車で、奇跡的に日本に帰って来ました。 SLが鉄橋を渡ります。帰りは一番後ろの車両でした。トンネルは窓を閉めましたよ。 茶畑の中を進むSL。金谷と千頭往復に1tの石炭を使うそうです。

大井川鉄道は、SLの他にも近鉄や京阪電鉄の車両も走っており、
関西人には懐かしい。
新金谷に到着、車で今晩の宿泊地寸又峡に向かいました。



翌朝、寸又峡のハイキングコースを一周

寸又峡プロムナード

寸又峡温泉から約20分、夢の吊橋に到着。下透けて見えます。こわ〜い! 吊橋を渡って、急な階段が続く。上から夢の吊橋を眺めます。

戻って今度はグリーンシャワーロードへ。杉木立が並びます。 外森山ハイキングコースで寸又峡温泉に戻ります。この時期にイワカガミかな。 外森山ハイキングコース、山の頂上付近がアカヤシオの群生地。ちょうど満開でした。

お腹減った!お昼は寸又峡でお昼。とろろ飯と山菜蕎麦、こんにゃくの味噌田楽 食事の後は、寸又峡温泉町営の露天風呂「美女作りの湯」単純硫黄泉で、入るとスベスベお肌。




この後は由比に立寄って熱海へ、ところが最終日は朝から雨、雨、雨。

伊豆

熱海から戻って、一度行ってみたかった土肥金山観光。観光坑道を見学してきました。 土肥の安楽寺「まぶ湯」。土肥温泉の発祥と言われています。 お昼は、戸田(ヘダ)に移動。前回気になっていた丸吉食堂で地物お刺身定食♪

伊豆は早々に引き上げ、御殿場アウトレットに寄って帰り!



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