北九州 周遊旅行 大分・熊本・長崎・佐賀周遊

2009年4月29日〜5月4日



高速道路土日祝日1000円の恩恵を受けようと、今年のGWは九州を旅行しました。
4月29日は車で神戸まで行き、夜間に神戸からフェリーで大分まで移動。
車で北九州を一周しようという計画です。


初日は順調でお昼過ぎに神戸到着。久しぶりに異人館へ行ってみよう。

神戸異人館
風見鶏の館 
屋根に異人館の象徴、風見鶏がいます
萌黄の館 
昔は白い異人館という名前だった。
萌黄の館の2階テラスからは神戸の町並みと海が良く見えます。
ラインの館
ここは入場料無料です。阪神淡路大震災では屋根の煙突が落下して甚大な被害を受けました。
おなじみスターバックスも異人館で営業。残念ながら、人がいっぱいで休憩できず。席も良い雰囲気で、次回は是非コーヒーを



生田神社
大物芸能人が結婚式を挙げて有名になった神社。神戸には何回も来ているけどkonkoは初めて行った。


夜のファリー出発までまでしばらく時間があるので、ちょっと早いが中華街で晩ご飯
とおーい昔、家族でよく行ったお店へ久しぶりに。
オーナーが厨房に居なくなって、家族では行かなくなった。それでも本格中華を堪能できました。

神戸中華街
ホタテと野菜の炒め物
味付けはちょっとしょっぱい
昔から贔屓にしていたあばら肉の煮込み。昔と味が変わってしまった。 蟹爪フライ。この味は昔と変わっていない。ここより美味しい蟹爪フライは食べたこと無い

六甲アイランドに戻って、19:30出発のさんふらわあフェリーで大分へ



翌朝、大分港にフェリーが入港。
早朝から開いている臼杵に向かいました。

臼杵石仏
九品の阿弥陀像 最初に向かえてくれる石仏です 阿弥陀三尊像 如来三尊像
山王山石仏
ちょっとタレ目でお気に入り
古園石仏
大日如来。臼杵といえばこの石仏でしょう。
石の鳥居
畑の中にぽつんとたたずむ

臼杵を後にして、次は国東半島へ移動




両子寺(ふたごじ)
国東半島のほぼ中央、両子山にある。両子寺といえば、参道入り口にある石造の仁王像 岩をくりぬいたて建てられた奥の院。中には岩から清水が湧き出ています 国東塔
国東半島独特の五輪塔。台座に蓮華座が特徴


国宝 富貴寺
現存する九州最古の木造建造物。シンメトリーな形が美しい。


熊野磨崖仏
左 不動明王像、右 大日如来像 不動明王はとてもユーモラスなお顔です 熊野磨崖仏は、急な石段を登った上にあります。


その他、途中立寄った磨崖仏
天念寺 川中不動 元宮磨崖仏


宇佐神宮
全国の八幡神社の起源とされる 呉橋 中国の呉の人が造ったと言われる神橋

国東半島に時間掛け過ぎた。
耶馬溪を取りやめて本日の宿泊先、黒川温泉へ




黒川温泉
最初の温泉は、黒川温泉の南城苑。到着時間も時間なので、外湯巡りはパス
手前の八寸。いくらと思ったら、山女の卵だそうだ。見た目も美味しい料理が並びます。 美味しい肥後牛の陶板焼き。レアの焼き加減で、本当に美味しかった 熊本なので馬刺し。他にも山女の塩焼き、茄子田楽が焼きたてで出てきます 最後のしめは麦とろ飯。お腹いっぱいだけど食べてしまいました。デザートが付きます
建物は古いが、梁や木戸はそのままで、部屋はきれいにリフォーム。かわいい感じ。 貸切の露天風呂
大浴場にも露天風呂があります。
こちらも貸切内風呂。
もちろん、温泉は源泉掛け流し


翌日はキリちゃんのリクエストで、やまなみハイウェイを通って阿蘇の景色が一望できる大観坊へ
大観坊
こーんな景色を眺めながら、大観坊までやまなみハイウェイをドライブ 大観坊に到着。正面に阿蘇の山並みがきれいに見えます。 こちらは外輪山の方の眺めです。大観坊から、阿蘇のカルデラの様子がよくわかります

阿蘇のカルデラへ下りて、そのまま熊本市内へ向かいます。


熊本城
熊本城天守閣 西南戦争勃発前の原因不明の火災で焼失
宇土櫓
三層五階の天守閣をもつ。火災焼失を免れた。
宇土櫓の内部は公開されていて、日本の城の様子が偲ばれる。国の重要文化財。

熊本城、広いお城で島原行きのフェリーの予約時間に間に合わない!
フェリーは次の時間に変更して、市内へ途中引き返し旧細川刑部邸へ

旧細川刑部邸
唐破風の表玄関。相当な格式を感じさせます。 表御書院 重臣達を迎えた格式ある部屋。

慌てて再度島原行きのフェリー乗場に向かいます。



島原
島原湾を渡るフェリーで島原に上陸。

道の駅 みずなし本陣 土石流被災家屋、探しました。
キリちゃんが昔写真を見て衝撃を受けたそうだ。

土石流被災家屋保存公園
雲仙普賢岳の噴火後の土石流で被災した家屋11棟(屋内3棟、屋外8棟)を保存しています
こちらは屋内の保存家屋。入館時間ギリギリ 土石流のすさまじさを物語ります。



この後、宿泊地雲仙温泉へ。宿に入ってもまだ外は少し明るいので
地獄めぐりに出かけました。

雲仙温泉地獄巡り
歩道の下からも噴気が。 温泉街、ホテルのすぐ目の前が地獄です。 遊歩道が整備され、ちょうど良い散策コースです

雲仙温泉
本日のお宿は、雲仙温泉 有明ホテル。ゆうめいと読むそうです。
温泉は掛け流し硫黄泉、露天風呂もあります。
昨日と違って、さすが海の幸お刺身が出てきました。 今日もお肉が出た。霜降り肉とフィレ肉。こちらもレアの方が美味しい。 地元のお雑煮だそうだ。これが意外に出汁が良くて美味しかった



次の日は、無料開放になった仁田峠循環道路に行って普賢岳に登ろう

雲仙普賢岳登山
仁田峠展望台。平成新山の溶岩ドームがにょっきっと顔を出しているように見えます。新山の誕生で普賢岳よりも高くなりました。 霞んでいますが、島原湾も見渡せ展望ばっちりです。 ロープウェイで妙見岳に登り、そこから1時間登山。普賢岳の頂上です。頂上からは平成新山がよく見えます。頂上はよく見ると煙がもくもく

普賢岳を下りて長崎に向かいます。



長崎観光

大浦天主堂
日本最古の天主堂で国宝に指定されている。隠れキリシタン達が名乗り出て「信徒発見」の場でもあります 残念ながら内部は撮影禁止ですが、木造建築の教会内部は厳かで趣があります。


長崎といえばちゃんぽんと皿うどん。
老舗の四海楼に並んでお昼にしました。

四海楼のちゃんぽんと皿うどん
キリちゃんのちゃんぽん。ここのちゃんぽんは汁の味が他と全く違う。キャベツたっぷり。 こちらはkonkoの皿うどん。細い揚げた麺ではない。太麺もちもちとした食感で美味しい。



グラバー園
旧三菱第二ドックハウス グラバー園一番上の高台です。 旧リンガー邸
旧オルト邸 こちらがグラバー住宅



浦上天主堂
原爆で全壊した浦上天主堂。原爆で焼けた像が正面に飾られている

この後は原爆資料館を見学します。


平和記念公園
原爆落下中心地の碑
浦上天主堂の遺構をです。この地点の頭上500mで原爆が炸裂しました
爆心地から、平和公園に向かいます。現在は綺麗で静かな公園です。 かつて爆心地にあった長崎刑務所跡。囚人、看守含め爆死しました。
平和公園のシンボル 平和祈念像




まだまだ観光時間もったいない。最後にオランダ坂を散策します。

オランダ坂界隈
活水女子大から、石畳の坂を上がっていきます。下には「オランダ坂」という石碑がありました。 東山手十二番館 
途中に洋館の建物が並びます。
最後に大きな石畳の坂を下りて、孔子廟に辿りつきます。孔子廟は閉まってました。

今夜の宿は長崎市内のビジネスホテルに。
朝から普賢岳登山、長崎観光夜まで本当に疲れました。
夜は適当に近くの地元のものを食べさせてくれそうな居酒屋へ



長崎の夜
最初に注文した地物のお刺身2品は写真を撮るのは忘れてしましました。
ビールと焼酎、疲れもすっかり取れました。
鶏刺し ゆず胡椒と一緒にいただくといっそう風味が増します 馬のたてがみ 
コリコリとした歯ごたえが美味しい
地鶏焼き 鶏刺しと鶏が被ったけど、これも美味しい。 五島うどんの地獄炊き
釜揚げうどんに溶き卵につけていただきます

昨日観光できなかった眼鏡橋をちょっと早起きして見に行ってきました。
ホテルから歩いても十数分。




眼鏡橋
有名な眼鏡橋です。川面に映った姿は眼鏡のよう 眼鏡橋の欄干もこんな感じです。
眼鏡橋の他にも石橋が続きます。一つづつ形も違います。しばらく石橋巡りを楽しみました。 石橋巡りの後は、少しの区間ですが市電でホテルに戻りました。

次の観光地 平戸へ向かいます。




平戸観光

朝早く長崎を出発して、お昼前には平戸に到着。
まずは平戸城に行ってみようっと。


平戸城
北虎口門
1706年建造。城内に唯一現存する遺構。
平戸城天守閣
こちらは昭和に復元されたもの
天守閣からの眺め
平戸瀬戸方面。まさに平戸を守る城砦という感じです。


幸橋
1702年に建造されたアーチ型石造橋、別名は「オランダ橋」。今でも渡ることができます。

平目のお昼
せっかく平戸に来たので、名物平目を味合うことに。平目刺身の定食を注文

寺院と教会の見える風景。平戸といえばこのアングルがいつも紹介されます。 平戸に居留していた中国人商人達の遺構。


松浦資料博物館
平戸を代々治めた松浦家の資料館。展示物も必見です。建物も明治時代に建てられた松浦家の私邸 茶室閑雲亭。ここでは、お抹茶と名物カスドースと烏羽玉というお菓子が頂けます。ちょっと休憩



平戸のドライブ
平戸の島を少しまわってみることにします。
こちらは台湾の英雄、鄭成功の廟。母親が平戸出身で、彼も平戸生まれだ。


宝亀教会
赤白コントラストが印象的でかわいい外観の教会。 側面は緑色にペイントされています。

紐差(ひもさし)教会
1929年10月に建てられた教会。建築当時は東洋一と称されたそうです。ロマネスク様式のスラットした外観が優美な印象を与えます。
教会の中は入ることができませんでしたが、入り口のステンドグラスと天井の花模様だけ写真を撮ってきました。




生月(いきつき)島へ

平戸と橋で繋がっている生月島に渡りました。


大バエ灯台
島の一番先端の大バエ灯台 こちらは大バエの断崖

塩俵の断崖
展望台からは柱状節理が良く分かる断崖。





平戸海上ホテル
最終日の宿は、平戸海上ホテル。ちょっと変ったホテルでしたが、海の幸いっぱいで満足でした。
お刺身。伊勢海老の造りも付いてきました。 珍味と私達の世代には懐かしい鯨(右) 続いて鮑と踊り焼きが出てきた。 お魚だけでなく、お肉も出てきた。
海に面したホテルの部屋からは、ライトアップされた平戸城(右)と平戸大橋(左)が綺麗


翌朝は、ホテルから歩いてオランダ井戸やオランダ商館跡を散策。散歩の帰りから雨が降ってきました。
オランダ商館の隣にある遺構。商館は新しく建物を建てるようで、工事中でした。 オランダ塀 
商館の裏手から散策道。ちょっと良い感じです。




さーて、ホテルをチェックアウトして平戸を後に。今日はこの旅行最終日です。

途中で、棚田の看板に惹かれて寄り道。
佐賀県では有名な棚田の景色だそうです。

浜野浦の棚田
ちょうど田植えをしたところ。棚田に水が張り、とても素敵な風景


今日の目的地は、豊臣秀吉が朝鮮出兵のために築いた名護屋城跡。

名護屋城
大手口から三の丸を通って本丸を目指します。石垣が残っています 本丸に到着。一段と高いところが天守閣跡。かつては五層七重の天守閣だったそうだ。 天守閣跡から二の丸方向を望みます。
二の丸から本丸、天守閣方向です。 大手口へ。りっぱな石垣ですが廃墟です。

次の目的地の呼子は、GW真っ只中車も人も溢れかえり、
名物「呼子のイカ」どころか車も駐車できない状態。
イカは諦めて早々に退散。



虹の松原
日本三大松原の一つ「虹の松原」。松林の中の道路、ドライブも気持ちが良い。。 虹の松原を見渡せるところにやってきました。あいにくの雨模様。 遅い時間でやっとお昼にありつけました。新鮮な魚が並ぶ海鮮丼。好みでゴマタレでいただきます。

konkoは5/5から出勤のため、キリちゃんと分かれ1人電車で福岡に向い、博多空港から飛行機で帰りました。
キリちゃんは、約一日掛けて1人で東京まで帰ってきました。




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