伊香保温泉顛末記

2004年8月7日〜9日



草津温泉と草津白根山ハイキングの旅行に、もう1日休みを取って急に訪れた伊香保温泉
まさか世間を騒がせた騒動に巻き込まれたとは、知る由もなかった。。。




草津白根山から、伊香保温泉の予約した旅館に行く。前日に携帯サイト「旅の窓口」から予約したM屋だ。
あまり期待はしていなかったが、温泉入れたらいいか。
旅館には露天風呂は無いようだったので、夕食前に外湯に出掛けることにしました。



伊香保温泉石段

夕方 夕涼みをしてながら温泉客で賑わっています。

翌日、石段を下から見た構図。ちょっと見にくいが、石段には与謝野明子の詩が刻まれている。



石段を上がって、そこからさらに進みます。目指すは山の上の源泉露天風呂

河鹿橋

赤いレトロな太鼓橋


伊香保温泉源泉

飲泉所
源泉を飲める所、伊香保のお湯は鉄分を多く含んでいます。
源泉湧出口観覧所
毎分4000g湧き出るという。すぐ横が源泉露天風呂です。鉄分を多く含んだ「黄金の湯」に入ることができます。

石段を登って、さらに上がって汗だくになりながらも、源泉露天風呂に入りに行って本当に良かった。


旅館に戻って、お風呂に入ってもう一度汗を流したが、お風呂は源泉とは似ても似つかぬもの。
源泉が違うんだろうな、、、と思いつつ、しかも浴槽はあまり清潔ではなく、水あかなのか湯の華なのか。。。
急いで飛びだし、シャワーで身体を洗い流してお風呂を出た。




8/9 夜のニュースで伊香保温泉で水を沸かして温泉と称していた旅館があることが発覚。

8/10 伊香保町役場のホームページでなんと泊まったM屋は温泉ではなく「水」だった!
しかもよく見るとM屋のホームページでは「温泉」と表示しているし、堂々と温泉効能もうたっている
(その後は「温泉」から「お風呂」と表示を変えて、温泉効能も削除されていました)

温泉旅館として紹介しているし、これって詐欺じゃないの?!


かくして、水温泉発覚前最後の客となってしまった。

宿泊代返せとまでは言わないが、宿泊代と一緒に払った※入湯税は返せ!





※入湯税 鉱泉浴場の入湯客に対し市町村が課税する目的税で、浴場経営者が徴収する




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