安達太良山登山と米沢

2008年9月13日〜16日


毎年恒例になってきた夏のきりちゃんの両親と一緒に東北旅行。
今年はお父さんの実家で法事、そのお供をしてきました。



konkoときりちゃんは法事が終わるとお父さん達とは別行動。
初日1湯目はアルカリ単純泉ですべすべお湯、安達太良温泉に泊まってきました。
2日目は安達太良山登山。スキー場からゴンドラを使って登れば、
山頂までは1時間30分ほどの登山です。



安達太良山登山
登山道では、ちょうどリンドウが見頃をむかえていました。 ゴンドラを降りてから約1時間30分で頂上に着きます。安達太良山頂が見えてきました
安達太良山頂上です。360度見渡せます。 頂上から牛の背方面。時間も早いので鉄山まで行くことにしました。
沼の平
明治33年に爆発した火口跡。真っ白で雪みたい。
鉄山頂上が見えました。頂上は岩、これどうやって登るの? 鉄山頂上に到着。右側は沼の平の荒涼たる風景が広がる。

鉄山から牛の背に戻って、くろがね小屋を目指しゴンドラを使わず下山しました。

峰の辻
くろがね小屋方面へ下山、安達太良山を振り返りました。
勢至平
安達太良の山々が見えます。一番左が山頂かな

スキー場に近づくと、「原瀬川」沿いに登山道と平行して約1kmほど自然遊歩道があります。

あだたら渓谷自然遊歩道
平滑の床
川底が岩盤でゆるい滝のように流れ落ちています。
昇竜滝
遊歩道で一番りっぱな滝らしい。空模様があやしい。
魚止滝
このあたりから本格的に雨が降ってきて真っ暗。


山を下りて2湯目の宿は、奥土湯の不動湯温泉
宿までは砂利道で森の中の一軒宿。秘湯です。

奥土湯 不動湯温泉
温泉宿の玄関です。鄙びた雰囲気たっぷり。何と三つも泉質の違う源泉がある。 内湯と露天風呂に行くための階段。見えているところで半分ですよ。 階段の途中踊り場。木の階段や床はギシギシいってお相撲さんは絶対床抜けそうな感じ。
女性用の内湯。新しくてヒノキの香りが良いがシャワーが2つしかなく狭い。こちらは単純泉でお湯は熱め、湯の感触もやさしい。 内湯からさらに外の階段を下りて露天風呂がある。こちらは硫黄泉。温めで湯の花いっぱい浮いて硫黄臭もある。もちろん混浴。 炭酸鉄泉の内湯
こちらも混浴で一つしかないため実質貸切湯状態。キリちゃんと朝5:00起きでゲリラ入浴

土湯温泉の別の旅館に泊まっているお父さん、せいこちゃんと合流。
今日からまた一緒に旅行です。



レンゲ沼探勝路
桧原湖に近いレンゲ沼。散策路になっていてちょっと歩きましょう。 展望台まで来ましたが、本当は磐梯山が見えるところなのでしょうが何も見えず。

この後西吾妻スカイバレー(観光道路)を通って山形に入り、
本日の宿近く天元台にもロープウェイで上がって見ましたが霧で視界はイマイチ。
早々に宿に入りました。



さて本日の宿新高湯温泉 吾妻屋旅館は、正真正銘「日本秘湯を守る会」の会員宿で、
konkoとキリちゃんはこれら会員宿を通称「提灯宿」と呼んでいる。
天元台ロープウェイからまたまた砂利道を上がり、標高1120mの山の中の一軒宿。

新高湯温泉 吾妻屋旅館
宿の入り口。宿はお風呂も含めて近年リニューアルしたため、設備は新しく鄙びた雰囲気は無し。でも自然がいっぱいで気持ちが良い。 お湯は含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉、男女別の内湯と露天風呂が4つもある(3つは混浴)。一番お気に入りはこの「滝見の湯」。お湯はどこも熱い。
珍しい岩魚の造り。写真は二匹分でこれだけオプションです。 山の幸、小皿に一つづつ盛られて味付けも良い 山の宿定番の岩魚の塩焼き 刺身はニジマスの刺身と、赤いのは牛肉のタタキ。美味しかった。



翌日最終日は米沢へ向かい、観光して帰りました。
米沢は来年(2009年)のNHK大河ドラマ「天地人」の主人公 直江兼続が仕えた上杉家の本拠地。
夫妻のお墓もあり、お参りに行こう。
篤姫人気にもかかわらず来年を先取り。


上杉家御廟
ずらっと歴代上杉家当主の廟が並ぶ。こんなに立派な墓がしかも歴代で残っているのはここだけか。 一番中央、しかも奥まったところに上杉謙信の廟がある。越後の春日山から上杉家の移動とともに転々とし、明治時代にここへ移された。


上杉神社
上杉謙信を奉る上杉神社。
隣に稽照殿という宝物館があり、謙信の遺品は必見。直江兼続の愛兜もここにあります。
上杉謙信祠堂 御堂(みどう)跡
江戸時代、上杉謙信の遺骸を安置したお堂が建てられていた場所。        


上杉伯爵邸
明治29年、元米沢城二の丸跡に上杉茂憲(もちのり)伯爵が建てた本宅。茂憲は米沢藩最後の藩主で、上杉御廟所には石碑のみあった。


お昼は楽しみにしていた米沢牛です。

米沢牛 吉亭
吉亭の入り口。大正時代に建てられた商家だそうで、文化庁の有形文化財に指定されいる。プレートが飾ってありました。 平日のみのランチメニュー。他に牛シュウマイが付く。私はこれいただくのは2回目。とろけるようなお肉、美味しかったです。お肉は前の方が美味しかったかな。。


林泉寺
左、直江兼読と右、奥方のお船の方のお墓で、どちらも同じ大きさ。寺には位牌もある。大河ドラマの影響で、幟が飾られ、以前無かった焼香台もできていた。 武田信玄の六男、信清の墓。武田家が滅亡し、上杉景勝に嫁いだ姉菊姫を頼って上杉家にやってきます。上杉家は、信清を厚遇で受け入れたそうです。 一画には、上杉家藩主以外の奥方や側室、その子の墓がある。一際大きな墓は、4代藩主綱勝の正室で時の老中保科正之の娘会津夫人媛姫の墓。



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