坑道&地獄めぐり−青森・岩手・秋田・宮城 

2009年8月13日〜17日

毎年恒例キリちゃんの両親との東北旅行。
今年はせいこちゃんの実家津軽半島に行って来ました。


朝早く、キリちゃんの実家北関東某所を出発して、途中アクシデント発生と
東北道お盆帰省初日の大渋滞を乗り越え、17:30青森インター通過。
青森到着
青森まで高速代1000円、記念に撮影してみたが、青森かどうかわからないって?



翌日は、親戚挨拶まわり、お墓参り。午後からは竜飛岬観光に出発。
青函トンネル記念館 体験坑道
ケーブルカーに乗って、海底よりさらに140m下の竜飛斜坑道まで一気に下ります。 青函トンネル竜飛斜坑線の入り口。青函トンネルの作業用の坑道です。 こちらは坑道に到着時。約8分間で竜飛斜坑道に到着します。
ケーブルカーを降りると、ガイドさんの案内でかつての作業用坑道を見学。トンネル工事に使った重機やトロッコが展示されていました。 ここから先は本物の鉄道トンネルに繋がっている。作業坑道は、トンネル災害時の非常用出口の役割も持っているそうだ。


竜飛岬
水平線向こうに函館が薄らと見えました。手前は自衛隊レーダー。津軽海峡を監視しているのか、景観的には無粋です。 竜飛岬で有名な階段国道
ありましたちゃんと国道の標識、国道339号。せいこちゃんと二人、竜飛岬の上から下りました。
竜飛岬の少し下がったところにありました石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の記念碑。2番の「ごらんあれが竜飛岬北のはずれと・・・♪」が流れます。



翌日青森に別れを告げて、東北旅行を続けます。

地図を見て気になった尾去沢鉱山(おさりざわこうざん)に行きました。
史跡尾去沢鉱山
鉱脈がくっきり、坑道に現れています。 巨大な坑道空間。 鉱脈に沿って坑道を掘リ進んだ跡
坑道内の当時の様子がリアルに再現されています。 ここから先は江戸時代の坑道跡。
特別コース1.7km。このようなりっぱな見学坑道が日本にも存在することに感動しました。
特に鉱脈を掘り進んだ後など、石見銀山の大久保間歩以来です。

廃墟となった選鉱所跡 その隣には巨大な煙突が立っています。


今日の宿は、前から一度泊まってみたかった八幡平にある後生掛温泉
八幡平一帯は、泉質良い温泉旅館が沢山あります。
後生掛温泉
湯治部も併設する東北の由緒正しき温泉宿。旅館部は近代的で鄙びた感じはそれほどでも こちらは夕食。紙鍋のきりたんぽは美味しかったです。


朝食後は、旅館のすぐ近くの自然研究路を散歩。
後生自然研究路
現在も成長中、泥火山。噴煙や泥を絶え間なく出しています。 ボコボコ、研究路のすぐそばから泥を噴出す噴気孔が見られます。 大湯沼 前に来た時より全体的に干上がっている感じがしました。


旅館チェックアウト後はもう一つ、近くの地獄巡り
玉川温泉
沸騰した強塩酸が噴出す「大噴(おおぶき)」 硫黄が盛り上がる噴気孔 遊歩道のあちらこちらに噴気孔が見えます。
玉川温泉といえば「北投石」。こういうのかな。ラジウム治療で岩盤浴の患者でいっぱいです。
この後、玉川温泉立ち寄り湯に入ってきました。
酸性のお湯は身体がピリピリ。



田沢湖 龍子姫の像
玉川温泉を南下すると田沢湖へ。同じみの龍子姫像です。


田沢湖 宝風のお昼
お昼は郷土料理を楽しめる田沢湖駅の方の「宝風」で地鶏の芋に定食。一人分の鍋からいただきます。キリちゃんの釜飯も美味しそうでした。


最後の宿は、温泉が変っている南郷温泉 共林荘異なる泉質の温泉が2つある。
朝風呂で地元の方から聞いたところ、温泉マニアが入りに来るそうです。
南郷温泉 共林荘
夕食
ボリュームはありましたが、味は普通です。
こちらが硫黄泉。夜入った時は緑色、朝は青みがかっていました。もう一つのお風呂は無色の単純泉



鬼首温泉 吹上地獄谷
紫地獄。勢いよく噴き出て、手前は温泉卵が作れます 遊歩道に溢れんばかりのお湯が噴き出る間欠泉



鳴子峡
大谷観音。当分の間遊歩道は通行止め。ここから鳴子温泉側だけが通行できる 大谷観音のすぐ横、橋を渡ると滝が流れているのが見えました。 鳴子温泉方面へ川沿いの遊歩道を歩いていきます。平坦な道です。





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