御嶽山・乗鞍岳登山

2008年8月9日〜12日


夏休みは、御嶽山と乗鞍岳を登山してきました。



初日9日はいろいろトラブルがあり、急な雷雨とトドメは車の故障で何も出来ず(涙)
翌日10日は、気を取り直して御嶽山に向かいました。


御嶽山登山(王滝口)
さーて、出発です。鳥居をくぐり、登山開始。しばらくは田の原湿原の間の平坦な登山道が続きますが、遥拝所を過ぎると急な坂道になります。

大権現三立像
視界が広がり、立像を納めた小屋が建ち並びます。

やっと九合目の碑。気圧が低いのか登山中ずっと息苦しい。途中雪渓も現れます。 九合目「御神水」付近で雷鳥発見。鳴声も初めて聞きました。 頂上付近は晴れ間も見えて来ました。ここを登りきったら王滝頂上。もう少しです。

八丁ダルミから王滝山頂
王滝山頂到着しました!頂上は御嶽神社頂上奥社になっています。
王滝頂上を過ぎると、八丁ダルミ。硫黄臭が鼻につき、斜面から勢いよくガスが噴き出ています。 王滝頂上から八丁ダルミを経て、剣ヶ峰(最高峰)を目指します。この登りが苦しいが、最高峰まで後もう少し。

3067m剣ヶ峰頂上です。息苦しい中頑張りました。二ノ池が綺麗に見えます。 剣ヶ峰頂上から、お鉢(火口跡)を廻って二ノ池に下ります。 お鉢から剣ヶ峰頂上を見たところ。
剣ヶ峰頂上も御嶽神社頂上奥社本宮となっています。

剣ヶ峰頂上から、二ノ池まで降りてきました。二ノ池本館山小屋で少し休憩 二ノ池にも雪渓が見えます。この後、横道から王滝頂上に戻り、王滝口へ無事下山しました。



本日から宿泊は温泉、王滝口からは反対側になるが、御嶽山麓の濁河(にごりご)温泉

濁河温泉
1800m山の中にある温泉郷。「湯の谷荘」に宿泊。とりたて珍しいものでは出ないが、鶏の入った鍋は美味しかった。 掛け流し温泉は少し濁っていて、温めで気持ち良い。露天風呂もあって、周りは森。朝入っていると、うぐいすが近くまで寄ってきた。

翌朝、濁河温泉付近を散策。大きな滝が3つもある。
白糸の滝
宿の一番近くにある滝。
仙人滝
御嶽登山道途中にある。唯一滝壷近くに行ける。
緋の滝
温泉街の入り口近く。観瀑台から眺めるだけ。




朝食後、濁河温泉を後にして次の宿泊地、乗鞍高原に向かいました。
乗鞍はマイカー規制をおこなっており、シャトルバスに乗換えて畳平まで行くことができます。

乗鞍岳登山
畳平からお花畑周回コースを横に登山開始。 乗鞍大雪渓と剣ヶ峰(最高峰)が見えてきました。 山頂近くにある権現池と残雪

標識は、蚕玉岳2979m。先の峰が剣ヶ峰 頂上到着、剣ヶ峰3026m。2日連続で3000m級の山を2座制覇 頂上には乗鞍本宮の社があります。天気が悪いので早々に引き上げます。

飲料水として取り込んでいる不消ヶ池。下山は雨に降られました。下山途中で雷鳥も見ました。 畳平のお花畑周回コースまで戻って来ました。木道を一周します。雨はもう止んでいました。 木道の間を行き交う野鳥。名前はわかりませんが、近くまでやってきた。かわいい。

畳平は、高山植物の宝庫。イワカガミやコマクサ、他にも色とりどりの高山植物を見ることができます。



乗鞍高原温泉

今日は乗鞍高原の温泉民宿「高嶺荘」です。お湯は白濁の温泉です。
リーズナブルで、食事も岩魚や信州牛、山菜の天ぷらなど山の幸満載



乗鞍高原は登山以外にもサイクリングやハイキングコースが整備されていて、
大きな滝もいくつかあり、手軽に自然を楽しむことができます。

三本滝
何と水源も異なる3つのが一箇所に集まる稀有な滝です。
左側の滝
無名の沢にかかる。一番遠くに見えます。
正面の滝
小大野川の本流から流れ落ちる
右側の滝
小大野川の支流クロイ沢にかかる滝
左側の滝が見え辛いが、何とか3つの滝を一緒に撮影。一番手前が右側の滝。



番所大滝
迫力ある落差40m、幅11mの滝
番所大滝から上流に向かってハイキングコースが続きます。こちらは番所小滝 さらに上流に進むと、「千間淵」。周りは薄暗く、ちょっと不思議な空間。



善五郎の滝
観瀑台からの眺め。乗鞍岳と善五郎の滝がセットで見えるビューポイントです。
滝壷近くはこんな感じ。流れ落ちる水のそばまで行ってきました。


牛留池
モリアオガエルが生息している森の中の美しい池。ここからも乗鞍岳が池とセットで見えます。残念、乗鞍岳に雲が掛かってきました。 牛留池周遊コースにある不思議な木。ぐるっと幹が完全一回転しています。雪や厳しい気候が原因とか。




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