ソウル旅行記 お姑さんと行くソウル

2007年5月19日〜22日


期限切れになる二人分のマイルの有効利用のため、
せいこちゃん(きりちゃんのお母さん)と二人でソウルに行ってきました。





羽田からソウル、ちょうどお昼にソウルに到着。
お昼は有名な土俗村のサムゲタン♪

土俗村のサムゲタン

お店はお客で大賑わい。ここで出された白菜キムチが旅行中一番美味しかった。

オゴルゲタン
せいこちゃんには、烏骨鶏を使った黒い鶏のスープ
サムゲタン
私は鶏丸ごとサムゲタン。濃いスープが美味しい。


土俗村から歩いて数分、続いて景福宮観光。

景福宮

勤政殿 皇帝の大礼などをおこなった正殿 勤政殿から輿礼門を眺める

慶会楼 旧札の図柄にもなった美しい建物

峨眉山にあるオンドルの煙突群。特に美しい煙突が並びます。 こちらは皇帝の母、皇太后の建物にあるオンドルの煙突。お母様のお家ですねぇ。

香遠亭
池に橋がかかり綺麗な建物。後ろの山も借景になって美しい




南大門

側に公園ができたそうで、門に近づけるようになりました。

続いて南大門市場に移動してお買物。お土産用の海苔をGet。
ソウル初日は終了です。





翌日5月20日、続いてソウル市内観光とお買物。今日は世界遺産を巡ります。
最初の世界遺産は、宗廟です。

宗廟

正殿
李氏朝鮮王朝の歴代の皇帝、皇后の位牌が納められている。
正殿の建物に近づくとこんな感じ。19室49位が祭られている。

永寧殿
正殿の他にもう一つ、皇帝・皇后の位牌を祭った建物。


宗廟と昌慶宮は同じチケットで入れます。

昌慶宮

明政殿で何か観光用にセレモニーをしています。 お輿に乗っているのが皇帝役。意外と若い人だ。

歓慶殿と景春殿 宮殿の建物が点在していますが、日本統治時代から1984年まで昌慶宮は動植物園だったそうだ。 第9代皇帝 成宗の胎盤とへその緒が祭られた胎室。 韓国初の様式大温室。造られてから100年ぐらい経っています。





もう一つの世界遺産は、昌徳宮。ここは時間指定のガイドツアーに参加しないと見学できません。
日本語ガイドツアーは、総勢50人ぐらいになっていました。

昌徳宮

仁政殿
昌徳宮の正殿。皇帝はここで即位式や臣下の朝礼式など国事を執り行った。
仁政殿の上から、皇帝の目線に立って見てみました。位によって家臣の位置も変ります。 皇帝と側近のみが政治を行った建物
中近東から材料を輸入して焼かれた高価な青瓦だ。そういえば韓国の大統領府は青瓦台と呼ばれてます。

宮廷の台所
前回訪れた時は、台所の案内は無かったが、これも「チャングムの誓い」のドラマの影響
楽善斎
最後の皇太子李垠に嫁いだ日本の皇族梨本宮家方子(まさこ)が晩年住まわれた。
ガイドによると、建物の前の小さな庭はチャングムと皇帝が二人で散歩をしたシーンに使ったとか。せいこちゃんも見ていないので真偽は分からない


この後は、仁寺洞へGo!

クンのマンドゥ

せいこちゃんが注文した蒸しマンドゥ。 私が注文したマンドゥスープ。どちらもボリューム満点


タプコル公園は抗日独立運動の発祥地で記念モニュメントがありますが、韓国国宝の十三層の石塔が残っている。

タプコル公園の石塔レリーフ

石塔は思ったよりも大きい。仏像のレリーフは良く残っています。




翌日5月21日、「どこでも良いよ」というせいこちゃんの言葉に甘えて、予約していた板門店ツアーに参加してきました。

板門店JSAツアー

ソウルからバスで約1時間。車窓から鉄条網が現れた。川を隔て、対岸は北朝鮮。建物も見える 川に沿って鉄条網が続き、所々に警備のための監視塔があります。


この後、注意事項の説明、カメラ撮影禁止、パスポートチェック、服装チェック、
何があっても責任持ちませんの誓約書サインなど経て、いよいよ板門店へ。緊張しますね。

これが本会議場内部の全景。この建物自体が北朝鮮との休戦ライン上にあります。 このテーブルが休戦ライン、右側が北朝鮮。この写真は北朝鮮のエリアから撮影です。 この兵士は国連側の兵士ですが、この兵士よリ先には行けません。行けば北朝鮮へ亡命ですって。

本会議場から近く、見晴台からの眺め。青い建物はすべて国連側。コンクリートは北朝鮮側。 手前の青い三角屋根の建物が本会議場。奥のコンクリートビルは北朝鮮の建物「板門閣」 板門閣で警備をしている北朝鮮兵士。展望台から良く見えます。

展望台からの眺め。1953年7月27日休戦協定の記念碑。朝鮮戦争に参加した16カ国の国旗が描かれてます。 北朝鮮の有名な宣伝村。高層の建物が見えるが、人が生活しているような気配は無し。高い塔は、韓国が建てた国旗掲揚台の高さに対抗して、北朝鮮が立てた国旗掲揚台。 ガイドによると、展望台から見える建物のあたりは1953年休戦協定が実際に結ばれた場所だそうだ。当時は茶店だったそうで、現在は北朝鮮側になる

ポプラ事件の原因となったポプラの木の切り株跡(台座の丸が木の大きさ)。1976年共同警備区域で起こった北朝鮮と国連軍の衝突銃撃事件。 帰らざる橋。捕虜交換が行われ、捕虜は北へ行くか南へ行くか選んだそうだが、それぞれ二度と戻らないことから名付けられたそうだ


臨津江

自由の橋
行き止まりになっていて、民間人の立ち入りはここまで。分断された人を思うのか、いろいろなものが書かれた旗やメッセージがくくりつけられています。
行き止まりの橋の先は鉄道の線路ですが、鉄線で守られ韓国軍兵士が橋の脇を警備する。橋を渡ると韓国最北の都羅山駅。 臨津江に掛かる鉄道橋。
横には旧京義線の橋脚跡が残っている。直前の2007年5月17日に軍事境界線を越え、北朝鮮の開城まで56年ぶり試運転が行われました。

板門店ツアーは、この後プルコギのお昼ご飯をいただいてソウルに戻り、無事終了。




シンソンソルロンタン

最終日の朝食。ソルロンタン(牛の肉、骨、内臓を煮込んだ白いスープ)一度食べて見たかったんですね。

観光、ショッピング、汗蒸幕・アカスリを体験して、いやぁ〜豪華で楽しい旅行でした。
せいこちゃんにも楽しんでいただけました。




いつも一人旅では1泊3万ウォンぐらいの宿ですが、今回は快適なホテルライフのため、5星ホテルを予約。

ソウルロッテホテル 新館

寝心地抜群のベットでした。シャワーブース付き、通話料のみの携帯電話など、設備もサービスも最高 一番端の部屋で、他の部屋よりひとまわり広くなっていました。ラッキー♪ 部屋の窓からは、明洞の繁華街と南山ソウルタワーが見える。夜景も素敵です。




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