タージ・マハル


 次はあの世界遺産タージ・マハル。埃っぽくて、空気が悪く、ごみごみしたアグラの町の中で、このタージ・マハルの扱いは別格だ。車の排気ガスの汚染から守るため、半径500m以内は、ガソリン車の乗り入れを禁止している。観光客は、電気自動車のバスに乗換え、タージ・マハルまで行く。
さすが世界の観光地、観光客がいっぱい。門をくぐって目の前に、タージ・マハルが現れた。噴水を配した幾何学模様の庭園が広がり、建物はすべて左右対照。

チャンドラさんは門の入口で説明をすると、ここから先には入れないそうだ。なんでも、ガイドの資格がないと中には入れない。?ってことはチャンドラさん資格ないの?

 1時間ほど時間をもらってタージ・マハルの見学。タージ・マハルはムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、先に他界した最愛の妃ムスターズ・マハルのために作った廟だ。白い大理石が好きだったシャー・ジャハーンが造った、ムガル建築の最高傑作。

タージ・マハルの中は土足禁止。持参したスーパーの袋に靴を入れて見学。正面の入口には、一面アラビア語と象嵌細工で飾られている。何かすごい質感で圧倒されるような感じ。それにしてもきれいだ。

2階のテラスからはヤムナー川に面し、遠くアグラ城が見える。

タージ・マハルの横にも左右対照の建物。向かって右は迎賓館。左はモスク。