千葉康由写真展 『雪猿乃湯』
金沢市内2会場で同時開催中!
詳しくはコチラ
2004 March
3月7日 昨晩、外で飲んで帰ろうかどうしようか、迷った挙句、 くたびれてるから家に帰ろう、と思ったまでは良かったのだ。 家に帰ると、美味そうな鯛のカルパッチョにロールキャベツ。 珍しく母の方から「白ワイン飲みたいわ」などと言うので、付き合った。 「くたびれてるから飲まずに家に帰ろう」 私のような酒飲みが、こんなことを思うほど疲れた日には、本当に酒を飲んではいかんのだ。 どうしてそのことにもっと早く気付かなかったか。 その後の私は単なる酒乱だ。 ひょっとすると、これまでで一番ひどい飲み方をしたかも知れない…、とかつての失敗を 思い出そうとしてみたけれど、ひどい飲み方をした時のことなど、覚えているわけもなく。 記憶を失くすような飲み方からは、もういい加減卒業しなくてはならんのだ。 今日一日、猛烈に反省をして過ごす。 これでよくまぁ、いけしゃぁしゃぁと、依存症の人たちの相談を受けているもんだ。 久里浜式アルコール依存症スクリーニングテスト、っちゅーのがあるのだが、 今日の私など「あなたの飲酒には極めて問題が多い(重篤問題飲酒群)」とかいう 判定が出てしまうわけで、いよいよますます凹んでしまう。 私の生活は以前に比べて、忙しさだとか責任だとか、確かに増したと思う。 そういう意味では充実しているという見方も出来るのかも知れない。 だけど、そんな忙しさだとか責任が私をシアワセにするかというと、そうではない。 それどころか、日々自分の生きている意味がわからなくなっていくだけだ。 この虚しさを感じる仲間が、この世のどこかに一人でもいてくれますように。 今日の私には、せめてそんなことを祈ることくらいしかできなかった。 3月5日 銀座で写真展『雪猿乃湯』が開催されたのが、2/11のこと。 それから3週間経って、なんと本当に金沢展が実現するとは! 会場を提供して下さった、メロメロポッチさんとJO-HOUSEさんには、 どれだけ感謝してもしたりない、というのが素直な気持ち。 それにしても「時期はいつでもいいよ」と言ってもらったからと言って、 その翌日に東京から作品持ってきて飾り付けちゃうという、私たちの時間感覚。 新聞社の常識=世間の非常識、と二人でちょびっと反省してみたりもして。 とにかく楽しい写真展。 近くの方も、そうでない方も、ぜひぜひお越しくださいませ。 |