しぶんぎ座流星群とは? 2017→2020


しぶんぎ座流星群について、知っていること、調べたことを書こう。
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解答


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【解答】
◆◆流星とは?◆◆
流星(流れ星)は流星物質と呼ばれる太陽の周りを公転する小天体が地球または他の天体の大気に衝突、突入した時に発光する現象です。
明るさが-3等〜-4等よりも明るいものは火球と呼ばれています。
=2016/12/16=
=22NR=

大気中に突入してきた固体粒子で大気圏に突入すると高温を発する。
夜なら地上から約100キロメートル程の高さで光を放つのが見える。
地上まで落下すると隕石と呼ばれる。
=2018/12/01=
=101KM=


◆◆流星はなぜ光る?◆◆
80km以下の場所では…
大気が濃い
流体(外力に対して自由に形を変え流動する性質()を示す
そのため流星と衝突した大気はすぐ跳ね返されて遠くに飛ぶことが出来ず大気と大気に挟まれ流星物質の前に蓄積!
密度が上がると高温になる(断熱圧縮)数千度の高温これをガスキャップと呼ぶ
ガスキャップに炙られた流星が溶けて蒸発ガスキャップに取り込まれてなる数千度のプラズマに…ため光る
=2018/12/01=
=101KM=


◆◆火球とは?◆◆
三四等級より明るい星流星のこと
=2018/12/01=
=101KM=


◆◆流星群とは◆◆
「毎年ある決まった時期になると、一定の方向から流星が放射上に飛び出してくるように見える事がある」これを-流星群-と呼びます。
流星が飛び出してくる地点を「放射点※」、または「輻射点」と呼びます。
※放射点(輻射点)は◆◆放射点(輻射点)とはなにか?◆◆を参照。
そして流星群の"もと"は主に彗星の塵※の集合体です。彗星が通った後には塵が残されます。それが地球の公転軌道上にあるとどうなるか・・・無論地球はそこを通過するためその塵の集合体とぶつかります。
ぶつかるとは言っても地球に衝突する訳ではなく、地球大気の摩擦により激しく燃えて一瞬だけ光輝いて見えます。
こうして地球の公転軌道上に塵の集合体がある状態で地球が通過することによって-流星群-を観測することができます。
※(塵の大きさは数ミリから数センチ.重さは1円玉より軽い)
=2017/01/03=
=33TR=


◆◆流星群になぜ正座名がついているか◆◆
流星群は、放射点のある星座の名をつけてしし座流星群、ペルセウス座流星群などのように呼ばれるのが普通ですが、しぶんぎ座流星群のようにかつての星座名で呼ばれるものや、ジャコビニ流星群のように母天体の名前で呼ばれるものもあります。2009年の国際天文学連合の総会で流星群の名称は基本的に彗星名でなく星座名を基本とすることなどが決まりました。
=2016/11/12=
=22KY=


◆◆放射点(輻射点)とはなにか?◆◆
これはある勉強部屋での出来事です

A「この問題は難しいなぁ‥」
B「ん?」
C「放射点とは何かって?」
A「い、いや‥」
B「流星ってあるだろ?
それが放射状に飛び出してくるように見える現象の中心部分のこと。それが放射点だ。」
A「あっの‥」
C「他にも輻射点(ふくしゃてん)と呼ばれることがあるんだよ」
B「そ、そ」
C「流星群はね、太陽の周りを公転運動してるんだよ。その軌道に突入することで、ある一点から放射状に流星が飛び出してくるように見えるんだよ」
B「地球から見て放射状に見えるだけで、実際の流星同士はみんな平行な経路をたどっているんだ」
B「どお?分かった?」
A「いや、全く、」
B「‥」
C「そうだ、君は絵を描くのが好きでしょ?」
A「ま、まあ‥」
C「例えば、部屋の絵を描くとしよう。」
C「そこに家具を描くとしてその時、近くのものと、遠くのものどういう違いがあると思う?」
A「違い?」
C「大きさとか」
A「まあ、近くのものを大きく、遠くのものを小さく描くよ、それが?」
C「その違いなんていう?」
A「遠近法」
C「そうだね。この放射点とはその遠近法が関わってくるんだよ」
A「はぁ‥?」
B「例えば君が道路の真ん中に立ってると仮定するよ、そこに前から車が平行に並んで来るとする、すると君の両側を通っていった。
この車が通った跡を線で結ぶと二本の線は少しずつ細まり奥で一つの点で交わるはずだ」
B「逆に手前側に伸びる線は広がる」
B「この君を地球に、車を流星に置き換えてみると‥」
A「何となく分かってきたかも」
A「絵の技法でいう消失点みたいな?」
B「そんなかんじだよ」
C「要は見方ということ、広がるように見えた流星群は実は逆で流星群の中を自分達が突入して行ったてことになるんだね」
B「地球自身が楕円形軌道で公転してるから放射点も動いてるんだよ、一晩でも少しずつずれるんだ」
B「他にも放射点は役割があって、ふたご座流星群やペルセウス座流星群の名前なんかはその星座の場所に放射点があったからつけられた名前なんだ」
C「どお?分かりやすい?」
A「あ、あぁ。分かりやすかったよ、だけど私が難しかった問題は
問1
【これらの写真はどちらが芋けんぴでどちらがフライドポテトか?】
何だけど‥」
B「‥」
C「‥」


なんだこれは
=2016/11/20=
=21TK=


◆◆なぜ決まった時期(1/3〜5)に見られる?◆◆
しぶんぎ座流星群だけでなく、流星群は決まった時期に極大を迎えます。
地球は太陽の周りを公転しています。地球の公転軌道上には彗星がばら撒いたチリ(流星の元になる物質。チリが燃えて一瞬だけ光り輝いて見えるものが流星)があります。その公転軌道上を毎年決まった時期に通過するため…流星群は同じ時期に起こるのです。
=2019/12/19=
=131KR=


◆◆しぶんぎ座とは?◆◆
フランスの天文学者であるジェローム・ラランドが、1795年に設定した星座です。
しかし、現在設定されている88星座からは外されているため、今は存在していません。
しぶんぎ座が設定されていた領域は、りゅう座の一部になりました。
=2016/11/11=
=28BS=


◆◆しぶんぎ座はどこにある?◆◆
しぶんぎ座はりゅう座の近くにあったが、1922年国際天文学連合が88の星座を決定した際に選から外され、しぶんぎ座が設定されていた領域はりゅう座の一部となった。
=2016/11/25=
=15KN=

流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しています。
また「りゅう座ι(イオタ)流星群」と呼ばれることがありますが、正式には「しぶんぎ座流星群」が用いられます。
=2018/12/01=
=203NY=

=しぶんぎ座流星群は、うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群
=2019/12/19=
=141KM=


◆◆四分儀(しぶんぎ)ってなに?◆◆
02しぶんぎ座【答】=四分儀とは、象限儀(しょうげんぎ)とも呼ばれ天体の高度を測る時に用いられる道具です。
四分儀は18世紀末当たりまで使用されていたそうです。
=2018/12/16=
=305KN=


◆◆しぶんぎ座流星群の母天体は?◆◆
しぶんぎ座流星群の母天体には諸説あり、確定的な母天体といえるものはないようです。
母天体の候補にはマックホルツ第一周期彗星や小惑星2003 EH1、ヘール・ボップ彗星などがあるようです。
有力視されているのは2003年発見の小惑星2003 EH1のようです。
=2016/11/10=
=44TR=


◆◆2017しぶんぎ座流星群のピーク時刻は?◆◆
1月3日の23時頃〜1月4日の6時頃までがピーク時刻となっています。
=2016/11/10=
=44SK=

◆◆2019しぶんぎ座流星群のピーク時刻は?◆◆
1月4日11時頃
=2018/12/16=
=205HH=

◆◆観測のとき、どこを見るのがいい?◆◆
りゅう座とうしかい座の間に放射点があるので注目すると良いと思います。1月4日午前3時ごろ北東の、地平線から40度のところあたりに、放射点がきます。(早見盤情報です)
=2016/11/24=
=26AS=


◆◆2019しぶんぎ座流星群の期待度◆◆
観測条件は比較的良いとされています
月明かりの影響も少なく、観測がしやすいでしょう
流星群のピーク時刻が4日の夜明け後というのが残念ですが、3日〜4日の夜は期待出来そうです
=2018/12/01=
=204KR=

比較的良好
=2018/12/16=
=205HH=



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