この星空は2月14日の20時。バレンタインデーの夜です。
冬は一等星が多く、一年中で一番華やかな星空です。
冬の星座の代表、それは何といってもこのオリオン座でしょう。
四つの星の中に三ツ星が綺麗に並んでるこのオリオン座は覚えやすいですね。
まぶしいかもしれませんが、こちらのプロジェクターをご覧ください。

★【オリオン座のプロジェクター】

オリオンは右手に大きなこん棒を持ち、左手にライオンの毛皮をもった狩人の姿です。
そのオリオン座には一等星が二つあります。


一つは肩にある赤い星、ベテルギウス。
もう一つは足のところにある青白い星、リゲルです。
このオリオンの三ツ星の下あたりに、ボヤーっとした雲のような星が見えると思います。
オリオン大星雲といって、ガスのかたまりなのです。

★【オリオン大星雲のプロジェクター】

肉眼でも見えるほど大きく、望遠鏡や双眼鏡でみても見ごたえあるのでおすすめです。


ここにひときわ目立っている明るい星があります。
これが、全天で最も明るい恒星シリウスです。
シリウスとは焼き焦がすものという意味があり、青白くギラギラと輝いているところからつけられた名前です。
シリウスはおおいぬ座という星座にあります。
さて次はシリウスの次に全天で2番目に明るいカノープスという星を紹介します。
ちょうどこの時間に南中し、南に建物などがなければこのあたりにみることができます。
今日はそのカノープスを本校から観測できためずらしい写真をご紹介します。

★【カノープスのプロジェクター】

カノープスは一番高く昇って南中しても、地平線ギリギリなのです。
この星をみられたら幸せになれる、長寿になれると言われています。
そんなカノープスもバレンタインデーにみられたら幸せ間違いないでしょう。


それでは終わりたいと思います。
本日はプラネタリウムにお越しいただきましてありがとうございました。



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