令和1年6月13日 晴後曇後雨 成田国際空港第2ターミナルで出国手続きをして、S7−6268便で15時40分に出発した。上空からは雪を頂いた富士山や佐渡島が見えた。 ウラジオストクは東京からはソウルに行くよりも近いという。午後7時5分に着いたが、どういうわけか西にあるにもかかわらず日本時間よりも1時間早いので、実質は2時間ほどの飛行だった。日本海の対岸であり、国内旅行の延長線上である気がする。「一番近いヨーロッパ」というのも納得した。空港を出ると弱い雨が降り出してきた。市内までは35qほどでバスで向かったが、霧で霞んでいて、海もよく見えない中を長い橋を渡って、午後9時に市内のアストリアホテルに着いた。雨も降っているので外へも出られず、夕食は機内食と空港で買った菓子などだけで済ませることになってしまった。ウラジオストクは2012年のAPEC開催で大きく発展したという。 |
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成田を発って間もなく、雲海の上に富士が見えた。 |
ウラジオストク線は佐渡島の上空を飛ぶ。 |
19時5分、ウラジオストク空港に着陸 |
空港の外に出た。まだ雨は降っていなかったが、間もなく弱い雨が降り出した。 |
クルマは日本からの中古車が多い。これはプリウスのタクシー。 |
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令和1年6月14日 金曜日 雨 朝はホテルで朝食を摂った。イクラやニシンがあって、おいしかった。あいにくの雨が降っていた。9時にバスでウラジオストクの市内観光に出発した。まずポクロフスキー聖堂、アンドレイ教会、与謝野晶子記念碑、本願寺跡、世界最長の斜張橋を渡ってルースキー島に行き、極東連邦大学などを見た。鷲の巣展望に行った。せっかくの展望台はあいにくの雨で展望はよくなかった。そのあと中央広場を見て、ボルシチのランチを食べた。午後は要塞博物館、C-56潜水艦博物館、ニコライ凱旋門、アンドレイ教会を見て、ウラジオストクのミニクルーズをした。霧もいくらか晴れて、見通しが少し効いてきてよかった。そのあと市内に戻って、日本人ゆかりの建築で、旧朝鮮銀行、旧日本総領事館、旧横浜正金銀行などを見て、アドミラーラ・フォーキナ通りを自由散策した。午後7時から夕食にビーフストロガノフを食べてから、ウラジオストク駅に行った。午後8時45分発のオケアン号の2等寝台車に乗車した。4人部屋だが、同行の二人で使用できた。ゆっくりと発車した。食堂車に行ってみたが、満席だった。1等寝台車を訪ねて話し込んだりして、しばらくしてから部屋に帰って寝着いた。 |
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ポクロフスキー聖堂の塔 |
ポクロフスキー聖堂を望む |
与謝野晶子が1912年5月に訪れている記念碑。 |
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ルースキー島にある極東連邦大学のキャンパス |
ウラジオストク中心部の鷹の巣展望台。聖キリルとメトディオス像が建つ。 |
中央広場の革命戦士の像 |
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ランチにはボルシチなどを食べた。 |
アンドレイ教会を望む |
潜水艦C-56博物館の外観 |
ニコライ皇太子の来訪を記念して建てられて凱旋門 |
アンドレイ教会 |
戦死者を顕彰 |
潜水艦C-56博物館に入る。 |
潜水艦C-56博物館の内部 |
40分ほどのウラジオストクミニクルーズに出発 |
ルースキー大橋の主塔の高さは324mある。 |
ルースキー大橋の長さは3100m。右側がルースキー島。 |
ウラジオストク港 |
ウラジオストク港を望む |
かつての旧市街である噴水通り |
ウラジオストク要塞博物館 |
旧日本国総領事館で、現在は沿海地方裁判所として使われている。 |
旧日本国総領事館に設置されたプレート |
噴水通りを散策 |
ウラジオストク駅を望む |
ウラジオストク駅で発車を待つ夜行寝台オケアン号 |
令和1年6月15日
土曜日 晴 午前4時前に目が覚めると外が明るくなってきていた。早速カーテンを少し開けて、外を見た。シベリアの大地が続いていた。草原だったり、低い山があったり、川が流れていたり、湿地になっていたり、まれに民家があった。 |
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郷土史博物館の近くの銅像 |
展望台の近くに建つ街の創設者ムラヴィヨフ・アムールスキーの銅像 |
アムール川展望台からの眺望 |
アムール川の周辺は緑が多い。 |
軍事史博物館 |
タンクが多数展示されている。 |
美しいスパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂 |
結婚式のカップルに出会った。 |
レーニン広場 |
レーニン像がそびえる。 |
河畔に建つウスペンスキー教会 |
アムール川の遊覧船 |
水上スキーの若者と遠くにシベリア鉄道のアムール橋鉄橋が見える。 |
アムール川から見るハバロフスク市内 |
遊覧船から見たウスペンスキー教会 |
お世話になった遊覧船 |
街歩きで訪れた並木通り |
観覧車からの市内とアムール川の絶景 |
観覧車の中から |
アムール川に沈む太陽が郷愁を誘う。 |
令和1年6月16日
日曜日 晴 朝早く5時過ぎに起きて、6時過ぎにホテルを出て、この旅で3度目の並木通りの散策に出かけた。まだ人通りは少なかったが、だんだん犬の散歩の人などが増えてきた。アムール川とは反対の方に歩いていくと、ハバロフスク駅まで行ってしまった。趣のある古い路面電車が走っていた。 |
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並木通りの朝の散策 |
色鮮やかな路面電車が走っている。 |
彫刻がいくつも置かれていた。 |
白樺の中の散策路 |
墓地の前のお花屋さん |
墓地の一角に日本人墓地があった。 |
ハバロフスク空港から帰国の途に、 |
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