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Sazanami Channel ”solitude Ver.2010”リメイク

 元旦開局なら、やっぱりその年の干支をやるべきでしょ!

 年末年始と時間が取れたので、せっかくなら元旦にSazanami Channelを開局させようと思った。で、元旦・正月といえば、年賀状とかですし、やはり干支が肝心。となれば、やはり寅にちなんだ『solitude』をヤルしかないでしょう、ということで、『solitude』をリメイクすることにした。

 曲として盛り上がりが作りたい…

 この曲、テンポは比較的ミディアムぐらいだけど、ポップスでもないし、バラードでもないし、ちょっと難しいポジションの曲でした。で、曲調ものんべんたらりとした感じで、メリハリも無かったので、これは何とかして曲の盛り上がりを作りたいなぁというのは、昔から思っていました。

 で、2004年に『Hetakusong 3』の中で、リメイクしていますが、このときは本当に忠実に『Allegory』のバージョンのままでした。で、1つ気になっていたのは、間奏明けのサビのドラム(http://www.ne.jp/asahi/kom/official/solitude.asx)が、なぜか2小節ごとにフィルが入っていて、聞いていて耳障りなほどだったところ。これをどうにか取り除きたいと考えた中で、2番サビ〜間奏のギターソロへはいい感じで盛り上がってくるので、このサビの部分でブレイク風な感じでできないかなぁということで、それを手を加えていく方向で仕上げていきました。

 打ち込み部分はすべてソフトシンセ

【ドラム】

 ドラムは、『ezdrummer』を使いました。とにかく、生っぽい感じにしたかったので、あえてシンプルなドラムセットでやりました。少し、SONAR側でEQとコンプをかけてます。昨年末に、BFD2を購入したので、今後はそちらも活躍しそうです。


ドラムシンセ・ezdrummer

【ベース・ピアノ】

 ベースは、SONAR 8.5に標準搭載のソフトシンセ『TTS-1』の『Fingered Bs.』。『B.M.V.』などでは、この『TTS-1』の『Picked Bs.』にSONAR側でアンプシミュレータをかましたりしましたが、今回はフィンガーベースなので、アンプ・シミュレータはかけずに、SONAR側でEQとコンプを少しかける程度にしました。

 あと、同じ『TTS-1』では、『Piano 1』の音色で、Aメロのピアノも鳴らしています。こちらは、EQもコンプもなし。なので、ミックスのときは、『TTS-1』をそれぞれ1トラックずつのために2台起動させてます。


ソフトシンセ・TTS-1

【打ち込みギター】

 今まで使おう使おうと思いながらもなかなか使えずにいたのが、この『Virtual Guitarist 2』ですね。今回は、特にリメイクした間奏終わりのサビからエンディングまで、アルペジオが入っています。というのも、ちょうどブレイク風にしたものの、他の音が無くなってしまったので、それを補うために使いました。コードを入力するだけで、生演奏をしているかのようなフレーズを演奏してくれるので、非常に便利です。これまで、Vista環境では使用できないと思っていましたが、意外に一か八かでインストールしてみたら使えたので、少々驚きでした。

 具体的なフレーズとしては、『Steel Strg Picking』の『Arpeggio』を使用し、SONAR側で軽くリバーブをかけています。


ギターシンセ・Virtual Guitarist 2

 オーディオのミックス

【ギター】

 ギターは、過去のBoyakiなどでも紹介しているとおり、バッキングギターは左右に振って、リードギターはセンターに置いてます。これが、SSW(Singer Song Writer)の頃は苦戦していましたが、Surroundのエフェクトを使って簡単にできるようになりました。あとは、少しEQをいじってますが、今回は音が揃っていたので、コンプはかけませんでした。


Sonitus:fx Surround

【ボーカル&コーラス】

 ボーカルは、基本センターで、コーラスはバッキングギター同様に左右に振っています。なので、コーラスでは無論Surroundのエフェクターを使っていますが、実はボーカルでも使っています。ただ、ボーカルの場合は、元音がステレオ録音されている関係で、どうしても左右微妙にずれているので、それを揃えてキチンとしたセンターにするためにかけています。あとは、EQをかけた上でコンプで音を揃えています(コーラスはコンプはなし)。ちなみに、私の場合は、EQ⇒コンプ⇒Surroundでやってます。


Sonitus:fx Compressor

【マスター】

 私の場合、それぞれのオーディオファイル ⇒ パートのBus ⇒ マスターという管理をしています。なので、マスターはいわゆる2Mix手前の処理です。通常は、コンプを薄くかける程度で抑えて、あとはアルバムなどの場合に曲数揃えて、全曲同じマルチバンド・コンプなどをかけますが、今回はこの今日だけということなので、マスターでかけていきます。

 これまでは、Sonitusのマルチコンプを使っていましたが、せっかくSONAR 8.5 Producerなので、『LP-64 Multiband』をかけます。これで、全体の音域バランスを含めた音圧を稼ぎます。


マルチバンド・コンプレッサー:LP-64 Multiband

 そして、さらに『Boost11』で音域を稼ぎます。あんまり無茶をすると、音が割れますし、ここまでのMixで、あるきちんとミックスをしてきていないと、ある音域・あるパートだけ音が割れたりなんてこともしますので、やはり始めから音を揃えておくことは重要なようです。


ピークリミッター:Boost11

 そこで、最近使っているのが、アナライザーです。正直、どうなれば良いのかまだ十分に理解していませんが、一般の市販の曲の波形なども見ながら、ミックスの参考にしています。


Cakewalk Analyst

 とりあえず、こんな感じでしょうか。

 完成品がこちら

 PVといっても動画がないので、ちょっとカラオケ風に歌詞を字幕で入れて作ってみました。本当は、ビデオカメラを使いながらPV作ればよいのでしょうが、一様私の本業は動画編集ではなくて音楽制作ですし…。

 個人的には、間奏明けのサビのブレイクは、思いのほかうまくいったように思います。本来は、ギターなんかでも別撮りをするべきなのでしょうが、運良く、この曲のバッキング・ギターは、パワーコードで弾いていたので、小刻みにカットしていけば、それなりの感じでまとまりました。