.KOM@ 5th Anniversary Part.2 -楽曲編@- |
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(2005.03掲載) |
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今年、活動5周年を迎える.KOM@について、満5周年を迎える11月まで、 |
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■今回は、5周年企画ということで、「曲」について、いろいろと聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。 |
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よろしく |
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■さて、.KOM@の曲と言えば、バラエティに富んでいますが、こういう音楽を目指しているという目標のようなものはあるんですか? |
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目標という感じでは、掲げているものは無いんだけど、『Allegory』の頃から『準ロック』という表現は使っているよね。 |
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■『準ロック』とはどういうことですか? |
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『準ロック』とは、50%はロックを貫きながら、残りの50%はポップスやブルースなど、さまざまな音楽を取り入れていくということ。つまり、「ロック」でありたいけど、「ロック」の枠にとらわれたくないという意思を表した言葉なんだ。 |
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■具体的に、その『準ロック』を味わうことの出来る曲は何がありますか? |
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具体的に聞かれると難しいけど、昔の曲で言えば、『long』なんてそうだよね。あれは、ロックでもありながらポップスでもある。『ぼく★あきら』なんてのも、結構不思議な曲だし、『Maybe』もそう。最近は、ロック色が強くなってきた感じはするけど、その一方で、『GUTARA』のようなチャレンジングなアレンジもするし、まもなく発売されるる『Hetakusong 4』ではラップなんかにも挑戦しているし。僕らは、あんまり音楽性に捕らわれたくないんだ。そのときの雰囲気で作っていきたい。もちろん、得意不得意とか好き嫌いもあるけど…。 |
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■現時点では、.KOM@としてリリースされた楽曲は『Hetakusong 3』までで41曲発表されていますが、原点となる曲は何ですか? |
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僕らの音楽の原点は、『DOGUMA』に収録されている『そんな君で…』。知っている人も多いと思うけど、この曲は、松本氏が中学生の頃に作った曲で、当時、爆風スランプの影響を受けていたこともあって、『旅人よ』にそっくりな曲になったんだ。で、この曲を元に、1998年に『梅ジュース』という曲を作った。それが、僕達の音楽の原点だね。 |
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■そこからどのように、現在のようなバラエティに富んだラインナップに広がっていったのですか? |
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それは、僕達が年を追うごとに、いろいろなアーティストの楽曲を聴いて、いろいろと影響を受けてきたということだろうね。例えばB'z。松本氏もKe-KunもB'zの音楽が好きだということで、B'zの影響は今でも大きく残っている。アイデアを頂いたこともあったし。最近ではAEROSMITHとか海外のアーティストの影響も多々受けているから、一時は『Shadow』や『Stealman』のような日本的ではないナンバーも生まれてきた。まぁ、そのあたりが僕達の音楽の面白いところでもあるんだけどね。 |
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■これらの作曲に関しては、すべて松本氏が1人で行っているのですか? |
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メロディーに関しては、すべて松本氏が作ったと言ってもいいだろうね。ただ、曲の展開やコード進行などに関しては、最近はレコーディングをしながら、松本氏とKe-Kunが話し合って決めることが多いな。 |
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■それはギターなどに関してもですか? |
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そうだね。昔のように、レコーディングが別作業の頃は、そんなことすら出来なかったけど、最近はレコーディングをやりながら、ギターの音やフレーズを確認しあったり、ベース・ドラムなどのオケの音やフレーズを確認したり、ほとんど2人で相談しながら曲を組み立てているというのが、現在のスタイルだね。 |
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■それでは、これから.KOM@初期から作品を追いながら、楽曲の1つ1つを見ていきたいと思いますが、まず『梅ジュース』が.KOM@のデビュー作となるわけですが、その作曲はどのようにされたのですか? |
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『梅ジュース』は、普通に松本氏が「こんな感じでどう?」って相談しながら作っていたと思うよ。もちろん、松本氏がそのとき元にしていたのは『そんな君で…』なんだけどね。だから、この2曲はコード展開がほとんど一緒なんだよね。 |
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■実は『梅ジュース』と、『DOGUMA』収録の『梅』とは違うとお聞きしましたが… |
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この事実を知らない人が多いけど、実はそうなんだよね。『梅ジュース』はある程度曲が完成した時点で、松本氏が楽譜を書き上げて、Ke-Kunがそれをインスト曲として仕上げようとしたんだけど、その時のインスト曲『梅ジュース』は、現在の『梅』とは全く違うんだ。それに今では『梅』の特徴でもある独特の前奏も、当時の『梅ジュース』には無かったんだ。 |
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■そして、その後『long』を作られるわけですが、この時はどのように?。 |
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確か、この頃は、松本氏がB'zにはまり始めた頃で、ちょっとポップスっぽい曲になったんだ。でも、この曲は今もそうなんだけど、ポジション的に落ち着いていないよね。「DOGUMA」の中の曲としては珍しいんだけど、ポップスにも落ち着けず、ロックにも落ち着けず、中途半端な感じだよね。 |
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■そうですか?、私個人としては「HS-3」に収録された「long」はいいと思いますけど… |
| う〜ん、賛否両論だろうね。特に、「DOGUMA」の「long」を知っている人にとっては。 |
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■「DOGUMA」リリース前に作られた曲としては、もう1曲『春の風に…』がありますが? |
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あれは、僕達にとっては初めてのラブソング、というかバラードだったんだよね。でも、あの曲って、曲そのものは「DOGUMA」の前なんだけど、実際にアレンジとか曲として出来上がったのは、「DOGUMA」の時なんだ。まぁバラードだし、歌詞と同時に曲やアレンジが大事なんだけど、『1番Aメロの途中まではピアノだけの伴奏でスタートして、途中でドラム・ベースが入って、サビで盛り上がっていく』というスタイルは、な〜んとなく自然に出てきた。それがいつの間にか.KOM@のバラードの定番となって、『ぼくは…』のように進化していったんだけど。 |
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■そして、それらの3曲を作りあげた上で、初のアルバム「DOGUMA」の制作に取りかかる訳ですが、このアルバムで曲作りでポイントにしていたことなどはありますか? |
恥ずかしい話なんだけど、その頃はまだ何も思っていなかったんだよね。曲作りに関しても、あの当時は、松本氏が作曲してKe-Kunがアレンジしてという区別がハッキリしていたから、もちろん多少の相談はしたけど、ほとんど各自の判断でやっていた記憶があるよ。それに、時間もなかったし…。 ■「DOGUMA」は実にバラエティーに富んだ楽曲が揃っていると思うのですが? う〜ん、僕達としては、すごくバラエティーに富んだという印象は無いんだよね。「DOGUMA」以前に作った4曲のうち、「梅」・「そんな君で…」をベースに、「Takitakito」が生まれ、それをよりハードにする形で「やってらんね〜」が出来た。一方で、「long」をベースに、「救世主メシア」や「Last Adventure」が生まれた。「イケタキ」なんかは、定番のコードで作った曲だし。あえて言うなら、「偽」のリズムはちょっと新しいかったかもしれないね。 |
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■「DOGUMA」ではレコーディング方法ということも考えられるのでしょうが、完全に「ロック」なのではなく、やや「ポップス」よりの仕上がりをしているのはどうしてですか? |
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はっきり言えば、「DOGUMA」の頃は、「自分たちがどういう音楽をやりたいのか?」というのがはっきり言って見えていなかった。松本氏もエレキ・ギターを購入したばかりの頃だったし、Ke-Kunもそんなにロック思考ではなかった。だから、ロックっぽい曲もあれば、ポップスっぽい曲もやった。強いて言うなれば、B'zとアプローチは同じだよね。 ただし、僕らの音楽の原点があのアルバムにあるというのは間違いない。それは、「Hetakusong」でリバイバルして明らかになった。決してあの頃の楽曲が、最近の楽曲に対して劣っていることはない。逆に、あの頃の方が斬新すぎて、今が苦しいけどね。 |
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■そんな「DOGUMA」なんですが、思い出の曲などはありますか? |
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時間的に切羽詰まった状態で作ったアルバムだから、思い出も何も無いって感じだけど、曲のできあがり云々を考えれば、やはり「救世主メシア」じゃないかな?。 |
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■今でも、あの曲は「エンディングにふさわしい曲」と評価が高いですよね? |
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そうだね。松本氏が「エンディングのために作った曲」と言う程だから。僕らとしては、「long」の進化型という認識をしているけど、あの曲で「DOGUMA」の格式が一段とあがった。どっちかというと、「救世主メシア」が無いと、『単なるお笑いソングか?』って感じなんだけど、その前の「やってらんね〜」から一転して、渋いミディアムナンバーということで、『カッコイイ〜!』って思うもんな。 |
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■他にはありますか? |
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あと上げるとすれば、「やってらんね〜」かな。あの曲は、なんといってもあのリフだよね。今聞いても、「よくあんなリフが出来たな〜」って思うよ。でも、あれがあったからこそ、「MICE」・「隣のおばちゃん」と続いていったんだろうね。 |
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■さて、余談になるかもしれませんが「DOGUMA」といえば隠された曲があったんですよね? |
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あぁ、「きらり」のことね。知っている人もいるかもしれないけど、2003年11月にリリースした4th Sg.「MICE」のM-2として収録されている「きらり」は、実はこの「DOGUMA」のレコーディングの最中に出来た曲なんだよ。当時は、『十字架天使(Cross Angel)』というタイトルで、初めは収録する予定ではあったんだけど、既に13曲にもなっていたから、「さすがに14曲だと多いんじゃない?」ということで、デモテープの段階で終わってしまっていたんだ。それを、3年後に掘り出して、アレンジしたのが、あの「きらり」として収録されたという訳。 |
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■さて、今回は「DOGUMA」までということで、次回は「Allegory」と「SuperOne」・「勿忘草」について聞いていきたいと思います。今回はどうもありがとうございました。 |