4th Maxi Single ”MICE” |
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(2003.12掲載) |
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11月26日にリリースされたNew Single「MICE」についてトーク形式で解説しています。 |
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◆それでは、11/26にリリースされました2003年としては第2弾、通算では4枚目となるシングル『MICE』について、いろいろと聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。 |
よろしく。 ◆さて、今回の4th Singleですが、前作の『Virus』から約4ヶ月半を空けてのリリースですが…。 本当は、10月中にはリリースしたかったんだけど、メンバーの都合上、レコーディングが押してしまって、このリリース日になりました。まぁ、普通のアーティストを考えれば、4ヶ月半という間は短い方じゃないですか? ◆今回の4th Singleのリリースについては、いつ頃決定していたのですか? リリースそのものは、1年前には予定されていたよ。予定をしていたんだけど、前作の『Virus』があそこまで遅くなったからね。収録曲は、途中で変更することになったけど。 |
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◆今作と前作『Virus』と制作上、異なる点はありましたか? |
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基本的には『Virus』と一緒じゃないかな?。ギター・レコーディングを事前に松本氏とKe-Kunがやった後、スタジオに行ってボーカル・レコーディングを行うという流れは、ようやく確立されてきたって感じかな。唯一、異なる点といえば、『MICE』でギターの音を、実際プロが行うように、スタジオでアンプで鳴らして、それをマイクで録るという方法でレコーディングした点だね。 |
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◆アンプで録ってどうでしたか? |
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やっぱり音が全然違うね。今回は、ちょっとTreble(高音)が強かったんだけど、それでもMiddle(中音)がしっかりしていて、今までにはない迫力のあるギター・サウンドになったね。 |
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◆元々、『MICE』はアンプ録りという考えはあったのですか? |
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「『MICE』は絶対にアンプ録り」という考えはなかったんだ。ただ、『エフェクターから直接音を拾う方法だと、音がちょっと物足りないなぁ〜』という話はしていて、『ちょっと、アンプ録りでやってみようよ』ということになって、『どうせなら、「MICE」をやってみよう』ってなんただけ。 |
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◆それが、やってみて良かったと? |
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そう。ただ、アンプ録りを味わってしまった今、今までのレコーディング方法じゃ何か物足りない気がするんだよね。とはいっても、ギター・レコーディングもスタジオでやり始めたら、お金がかかるわけで…。妥協しました。 |
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◆また、『MICE』では初めてループ素材が使用されていますね? |
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そうですね。これは、Ke-Kunのアレンジによるもの。始めは、そのままの予定だったんだけど、Ke-Kunが試しにループ素材を挿入したら、ノリが良くなったんだ。始めは、曲全体にループ素材を乗せていたんだど、ただそれだど原曲から離れるからということで、イントロとエンディングだけしようすることにしました。これも、Ke-KunのPC環境が良くなったからですね。 |
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◆ほかに、新しいことはありましたか? |
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あとはだいたい一緒じゃないかな?。 |
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◆では、それぞれの曲についていろいろ聞いていきたいと思います。まず、先程から話題に上がっているM-1の『MICE』ですが、この曲は何を隠そう、あの名盤『Allegory』を代表する名曲ですよね。どうして、今、この曲をリバイバルすることになったのですか? |
別に『この4th Singleで』という考えは無かったんです。ただ、元々『Allegory』を制作した時点で、あの『MICE』のできあがりには疑問だったんです。当時は技術的にも機材的にも未熟だったから、僕たちが目指したレベルにまで持っていくことができなかった。だから、『Allegory』が完成した直後から、「いつか、『MICE』をやり直そう」ということは話していたんだ。で、ボーカリストとしてshingoが来て、レコーディングも本格的にできるようになって、「そろそろ『MICE』やろうか?」という流れで…。 |
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◆今回の『MICE』は、『Allegory』に収録されているものと比べると格段にハイ・レベルなギター・サウンドに仕上がっていますよね? |
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そうですね。この曲は、『.KOM@ロックの代名詞』と呼ばれる通り、僕たちのロック・スピリッツ、松本氏のギターの最先端でもあるんです。だから、妥協したくなかったんです。実は、この曲は、『Allegory』リリース直後から幾度となくデモ・テープ段階まで制作されて、それと共にバッキングやギター・ソロも進化してきた。その進化の結果、生まれたのが今回のパターン。それだけに、この2年間の努力が詰め込まれているといってもいいでしょうね。 |
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◆つまり、今後も『MICE』は進化するということですか? |
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進化するでしょうね。だから、今回はあくまで『MICE 2003』です。来年になれば来年の、5年後になれば5年後の『MICE』の形になるでしょう。ただ、その『MICE』は.KOM@の最先端であるから、それが1つの方向性になるでしょう。 |
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◆続いて、M-2の『きらり』ですが、この曲はどういう経緯で? |
この曲は、実は1st Album『DOGUMA』を制作する時にデモ・テープ段階まで作った曲だったんです。それを、一から作り直したものですね。 ◆つまり、お蔵入りだった曲ということですか? お蔵入りだったね。まぁ、なんでお蔵入りになったかっていうと、曲もパッとしなかったし、『DOGUMA』には相応しくないかなぁ〜という考えがあったから。 |
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◆でも、どうしてその曲が今になってリバイバルをすることに? |
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う〜ん、ホントは深い意味は無いんだ。ただ、『そういえば、お蔵入りの曲があったよね』って話になって、『じゃあ、今なりにやってみようよ』ってことで、ギター・レコをしたら結構いい感じだったから、『じゃあ、CDに収録しよう』という流れで。だから、深い意味は無いです。 |
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◆やはり、『DOGUMA』の頃の曲なので、古い感じがしますが、でもどこか新しさもありますよね。 |
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そうなんだよね。僕たちが事前にデモ・テープを聞いたら、『古いなぁ〜』って感じがしてたんだけど、実際、ギター・バッキングとかアレンジをしていくにつれて、結構新しさが出てきて、いい感じになったんだよね。やはり、そこが『音楽は進化する』という証であるよね。 |
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◆リスナーの方の中からは『歌詞がいい』という声もありますが… |
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僕たちって、あんまり歌詞に重きを置いてないんだよ。それは、『DOGUMA』を聞けば分かること。歌詞がどうこうという音楽よりも、サウンド重視の音楽をやっていきたいというポリシーがあるからね。まぁ、『歌詞がいい』と言われて、嫌ではないですけど(笑) |
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◆そして、M-3の『その砌に』ですが、タイトルがなかなか読めないリスナーの方もいるかと思いますが、その点を説明していただけますか。 |
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この「砌」という字は、「みぎり」と読みます。なので、タイトルは『そのみぎりに』と読みます。『砌』というのは、『ちょうどその事が行われる時』とか、『物事の境界』という意味があるんです。この曲は、聞いて分かるように、ハッピー・バースデイ・ソングで、その誕生日がn歳とn+1歳の境目、つまり『砌』ということで、このタイトルがついたんです。 |
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◆とても意味が深い曲のようですが、この曲ができたキッカケというのは? |
この曲は、元々、今年の春頃に松本氏が彼の知人の誕生日に送った曲として、彼が作った曲なんだ。だから、作詞には、松本氏と彼の知人の両方の知り合いである間屋口さんという方が参加しているんです。で、結構いい感じの曲だから、ちょっとレコーディングしてみようか?って話になって。 ◆ということは、リリースのために作ったという曲ではないんですね? そうですね。この曲に関しては、あくまで松本氏が別件で制作した曲を、収録することになったというだけです。 |
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◆最近、ロック路線を突き進んでいる中で、このような割とスローな曲というのは、反動でできてくるものなのでしょうか? |
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決して反動という訳ではないです。僕たちは、『MICE』や『Virus』のように激しいロックな曲もいいけど、今回の『その砌に』のようなスローな曲も好きですし。ただ、それが最近、ロックな曲の比率が高くなってきたというだけで。まぁ、スローな曲というのは、難しいですからね。 |
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◆作り手としてはスローの曲の方が難しいのですか? |
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難しいというか、アーティストとしての音楽の完成度や技術というのは、スローな曲ほど見えてくるんですよ。ロックでテンポの速い曲というのは、ちょっとあやふやになっても、ノリさえよければ乗り越えられる。でも、スローなバラードっぽい曲になると、ちょっとしたミスでも目立つし、曲の雰囲気というものが大切になってくる。それは、ギターにも、ボーカルにも、バッキング・オケにも当てはまることだね。 |
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◆そして、M-4の『Modoki-1』ですが、これは初のギター・インスト曲ですね。 |
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そうですね。実は、ギター・インスト曲というのは今までも何曲か作られているんですけど、だいたいは、ギター・インスト曲を元に、普通の楽曲が作られていくという流れが多いんです。そのいい例が、前作の『Virus』で…。今回の曲も、とりあえずはインストとしていますが、今後、アレンジし直して、歌詞がついた普通の楽曲になる可能性はあるでしょうね。 |
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◆今回の作品は、お蔵入りの曲も含めれば、リバイバルされた曲が2曲もありました。前作「Virus」でも「梅」がリバイバルされたりと、最近、リバイバルが多い訳ですが、これにはどういう背景があるのですか? |
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僕たちにとって、リバイバルするということは、改めて自分たちの楽曲を見つめ直す良い機会でもあるんですよね。もちろん、新曲を作って、新しいことにチャレンジすることも大切なんだけど、リバイバルをして今なりのアレンジをしていくというのも結構難しいんだ。 それと、「DOGUMA」とか「Allegory」ってやっぱり音が悪かったし、出来なかったことが沢山あった。でも、結構いい曲が多くて…。だから、リスナーの人に、『オレたちがやりたかったのは、こうなんだ!!』っていうのも示したいし。 |
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◆となると、今後もリバイバル作品がCDに収録されることはあるのですか? |
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それは、無いとは言えないでしょう。今回の『MICE』だって、来年『MICE 2004』でリリースする可能性だってあるわけだし(笑)。 |
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◆最後に、今作『MICE』をまとめて一言お願いします。 |
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今回の4th Single 『MICE』は、ハードロックからポップス、スローナンバーまで、.KOM@サウンドの幅の広さを味わうことの出来る1枚。『勿忘草』・『Virus』とハードさが全面に出ていたから、バラエティに富んだ作品になったというのは久しぶり。でも、このサウンドの幅の広さが.KOM@の1つの武器でもあるんだ。それを、リスナーの人には感じて欲しいね。 |
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◆今回は、どうもありがとうございました。 |
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どうも。 |