タマスダレ(自然公園の花と樹)
     玉すだれ 晩夏ののき=軒のたそがれに     石塚友二     

  タマスダレ(玉簾)はアルゼンチン、ウルグァイのラプラタ川

流域の原産で日本にはヨーロッパからインドを経て明治初年に

渡来しました。

 玉簾とは玉を飾り付けたすだれの意味ですが、この花の濃緑

色の細い葉をすだれ、花を白玉に見立て名づけられたようです

 属名の「ゼフィランテス」はギリシャ神話の西風の神ゼフィロ

スと、花という意味のアントスを組み合わせたもので、ここか

ら「風の便りを運ぶ」という趣旨の花言葉が生まれたといわれ

ます。 
	 


ヒガンバナ科 ゼフィランテス属
花言葉 便りがある
案内図はこちら 花の見ごろ 9月上旬〜10月上旬
関連サイト金沢自然公園
次   へ
トップページへ