シャクヤクの 種 類(出典及び画像:朝日百科・植物の世界ほか)
 

 
 原 種は主に中国、シベリア、ヨーロッパに分布していますが、日本でも次の三種類の原種がみられます。

 
 
ヤマシャクヤク
 日本の山地に自生。花
 は白く、直径5センチ
 くらいで山野草として
 珍重されています。














 





 
ベニバナシャクヤク
 日本と中国、シベリア
 に分布し、桃色の花を
 つける。小葉は卵形ま
 たは楕円形で、裏に粗
 い細毛が生える。














 

 
イトバシャクヤク
 葉が細かく裂け、裂片
 は線形。趣味で各地に
 栽培されています。








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 園芸種は桃山時代に鑑賞用として広く栽培され始め、江戸時代に一挙に品種が増え、その後も品種育成は盛んになり、現在数百種の園芸種があるといわれます。

  

ムタピリス・プレナ
オランダシャクヤクの 一品種。花弁はピンク 色で、中央部では雄し べが弁化する。





オリエンタル・ゴールド
きわめて珍しいボタン とシャクヤクの交雑種。 ボタンの〔金晃〕の花 粉をシャクヤクの〔花 香殿〕にかけ、195 8年に作出された。八 重の黄色品種で、冬に 地上の茎がすべて枯れ るシャクヤクと異なり、 その一部が木化して残 る。

白 犬
純白色の八重咲品種。 中輪で花首が強く、草 丈は中くらい。







千 秋
外側の花弁は赤紫色で 一重。淡黄色の雄しべ が弁化する。小輪で、 草丈は低い。







雲 外
酔紅色の単弁品種。大 輪だが、草丈は低い。








紅手毬
小輪の重弁花。赤紫色 だが、花弁の先端は淡 くぼける。草丈は中く らい。






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