りんどう(海蔵寺)

 
 深まりゆく秋の海蔵寺境内には花のシーズンの終わりを告げるように、鮮やかな紫色の小さな花が見えます。 
 
 清少納言も”龍膽(りんだう)は・・・・・・こと花どものみな霜枯れたるに、いとはなやかなる色あいにてさし出でたる、いとをかし”と記しています(枕草子六十七)。

 海蔵寺はもと真言宗の寺跡に建立された臨済宗建長寺派に属する古刹で御本尊は薬師如来です境内はよく整備され十六ノ井底脱ノ井などみどころも充分です

 ・海蔵寺までのあし  JR鎌倉駅西口から徒歩25分

 ・花の見頃   10月下旬〜11月上旬、ただしその年の気候状況によって変わるので事前の照会をおすすめします。
       (照会先鎌倉観光協会TEL 0467−22−3350)

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 りんどう(竜胆)

 リンドウ科の多年草。山野に自生し古くから鑑賞。高さ30〜60p。葉はササに似る。秋、紫色鐘形の花を開き、朔果を結ぶ。
 
広くはリンドウ属ツルリンドウなどの総称で近似種が多い。根は赤褐色で苦み甚だしく、生薬の竜胆(りゅうたん)とし、煎じて健胃剤。 笹りんどう。  (広辞苑)
  
 

 花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」です