ノウゼンカズラ(自然公園の花と樹)

   日盛の風あふれゐる のうぜんの花  
                                                石原舟月 
    
 夏の強い日差しをものともせず、高木や壁にしがみついてはい上

がるノウゼンカズラは真夏の太陽のもとで元気に育ち、赤みの強

いオレンジの花を開きます。

 ノウゼンカズラの原産地は中国大陸ですが、日本には平安時代前

期の9世紀にすでに渡来しており、乃宇世宇ノウショウと呼ばれ観賞用だけで

なく薬用にも用いられました。

 漢字では凌霄花と書きますが凌霄の音読み“リョウショウ”が

ノウセウ→ノウゼンと変わったようです。カズラはつる草のこと。 


ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属 花言葉 名声 栄光
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花の見ごろ 7月中旬〜 8月中旬
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