鍋 冠 上 人


 日親上人(1408〜88 )は日蓮宗の教えを説き義教の行状を心配して反省を求めようとしますが、義教は怒って日親上人を牢に入れ頭の上に熱した鍋をかぶせるなどの拷問をくわえました。
 上人は屈することなく自説をとおしたので、人々は鍋冠上人とよんで褒めたえました。

 赦されて牢を出た上人は京都に本法寺を開いて多くの人々に教えを広めました。
 

日親上人徳行図(大阪・一乗寺蔵)

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