クレオパトラとローマの将軍


 
 クレオパトラはカエサル(シーザー)
の愛人となりその援助を受けて王位
を回復。のちアントニウスと結婚し、
その死を聞いて毒蛇に胸を噛ませて
死んだと伝えられます。
 ローマ人からは「ナイルの魔女」と
罵られましたが、その最後の潔い死
(享年39歳)は評価されました。
 シェークスピアの[アントニーとク
レオパトラ」やバーナード・ショウの
「シーザーとクレオパトラ」などその
生涯は多くの文学や絵画の題材とな
り、フランスの哲学者パスカルは遺
稿集「パンセ」に"クレオパトラの鼻
がもう少し低かったら世界の歴史は
変わっていたであろう"と残しまし
た。
 

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レニ画「クレオパトラの自殺」
(フィレンツェ、ビッティ美術館蔵)