フランスギク(自然公園の花と樹)

 白菊のひとつかたむく豊かさよ    山口 草堂
 
 フランスギクはヨーロッパから西アジアの原産で、日本には江

戸時代、観賞用として持ち込まれましたが、繁殖力が強いため各

地で見られるようになりました。

 フランスギクの名はフランスの原野に野生が多いことによるも

のですが、フランスギク属は約20種がユーラシアとアメリカに

分布しています。

 おなじキク科で同じように春に白い花をつけるマーガレットに

よく似ていますがフランスギクの葉がヘラ状で縁に鋸歯(ギザギ

ザ)があるに対し、マーガレットの葉はモクシュンギクと呼ばれ

るように羽根のように裂ける葉が春菊に似ています。

 








 キク科 フランスギク属
花言葉(黄)忍耐、寛容
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花の見ごろ 5月上旬〜6月上旬
関連サイト 金沢自然公園
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