コーヒーの部屋

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コーヒー専門店のマスターとして、生涯「現役」を目指したいと思っています。
私が思う、マスターの「現役」とは
 
 『年齢に関係なく、変化を好み、変化に挑戦し続ける人』  です。

それでは、マスターの変化とは

     @考えを変える
     Aやり方を変える
     B味を変える
     Cメニューを変える
     D接客サービスを変える
     E価格を変える
     F何よりも、私自身の行動を変える事です。

マスターとして生涯「現役」でいるための一つの指標として、このコーヒーの部屋を作りました。

私が考える『よいコーヒー豆』とは                                           2006.4.16

  @欠点豆が取り除かれている事
  A適正な焙煎がされている事
  Bそして新鮮な豆である事

@については、マスター(私)が必ずハンドピックにより欠点豆を取り除いています。
  (山下コーヒーからの焙煎されたコーヒー豆は基本的にハンドピックされ焙煎されていますので数は非常に少ない。)
  私が特に気を付けているのは「貝殻豆(クラックに沿って割れて分離)」と「割れ豆」が主体です。
  異常に「黒っぽい」あるいは「白っぽい」豆も取り除きます。

Aについては、山下コーヒーの焙煎は安心です。
B焙煎して2〜3週間経過した豆はお店から撤収しています。

                                                       


コーヒー豆の焙煎には「直火式」と「熱風式」があるのをご存知ですか?        2006.5.16

  
ドリップのメーカーに「カリタ」と「メリタ」があるのは皆さんご存知と思います。
  「カ」と「メ」の違いだけだとお思いの方もあるのでは。現在お使いのドリップはどちらのメーカーですか?
  「カリタ」と「メリタ」のドリップを較べてみてください。「カリタ」は3穴で「メリタ」は1穴です。

  「カリタ」は「直火式」用、「メリタ」は「熱風式」用なのです。
   3穴と1穴の違いは、蒸らしの時間の差となります。
  「直火式」は「熱風式」よりも高温で焙煎しますので、短時間のドリップで充分美味しく抽出できるので3穴にな
   っています。「熱風式」は充分に蒸らす必要があるので1穴です。

  ドリップの方法も違ってきます。
  「カリタ」の場合は、最初は湯柱の太さ7ミリ程度で全体を蒸らして、後半は3ミリ程度で仕上げます。
  「メリタ」の場合は最初は3ミリ程度で全体を蒸らします。全体が蒸れるまで1滴も出さないのがコツです。
  全体が蒸れてから、7ミリ程度で仕上げます。

  この方法を実践するだげでも、今までよりも美味しいコーヒーが抽出できると思います。
  どうぞお試し下さい。