はなおくらレポート

国体・コスモスの丘

兵庫県の県花 のじぎく

日時  : 

2006年10月4日( 水 )  晴れのち雨」

目的地: ユニバー記念競技場  コスモスの丘 
アリーナ (神戸市須磨区)
目的  : のじぎく兵庫国体を見学
コスモスの花を見る
アクセス:

神戸市営地下鉄「総合運動公園」下車すぐ

暑かった夏も過ぎ、ようやく秋の気配が感じられるようになったのでコスモスを見に出かけた。
総合運動公園の改札口を出ると、のじぎく兵庫国体のマスコット「はばたん」が迎えてくれた。コスモスの丘を目指して左手の方に歩いて行くと、並木道の向こうにユニバー記念競技場が見えた。途中の並木にもはばたん風船がたくさん飾られていたのがかわいかった。
兵庫県立農業高等学校の生徒たちが作った、黄色く塗った松ボックリで作った空飛ぶはばたんも雰囲気を盛り上げていた。
空飛ぶはばたん
今年は兵庫県で50年ぶり、第61回国民体育大会、(のじぎく兵庫国体)と、第6回障害者スポーツ大会(のじぎく兵庫大会)が開かれる。
スローガンはそれぞれ「“ありがとう”心から・ひょうごから」、「はばたこう ともに今から ひょうごから」。
会場のひとつで、開会式が行われたユニバー記念競技場へ向かった。メインスタンド上には炬火があかあかと燃え、各都道府県の色とりどりの旗が誇らしげにはためいていた。
燃え盛る炬火
競技場の後ろを歩いて行くと、間もなくこんもりとした丘にコスモスが咲いているのが見えてきた。
少し時期が早かったようで、まだ真っ盛りとはいえなかった。それでもけなげに咲いているピンクや白の花がユラユラ揺れるのを眺めていると、日常の忙しさを忘れホット心が和む。秋が近いことを感じさせてくれた。
一区画ごとに苗を植えたグループの名札がさしてあった。自分たちの植えた苗に咲いた花を見に来るのも楽しみなことだろう。
しばらく散歩しながら丘を下っていくと、冒険のくに。
遠足に来ているのだろうか、どこかの幼稚園の子供たちが、大はしゃぎしながらネットの梯子をのぼって長い滑り台を滑ったり、カラフルなジャングルジムやおとぎの国のような遊具で、青空の下楽しそうに元気いっぱい走り回っていた。わたしたちも元気を分けてもらったような気分になった。
冒険のくにの遊具
続いてアリーナへ向かった。
少年女子バスケットボールの準決勝が行われていた。今回の目的のひとつ、国体見学のために入場した。東京都と愛知県の試合は、程なく終わり3位が決定。
生のスポーツ観戦から遠ざかっていた私たちには女子高生とはいえ、スピード感があって面白かった。元気な声と共に若い体が弾けていた。コートと観覧席の距離が近いので選手たちの表情もよく見えて興味深かった。
地元で開催されている国体を身近に感じることができ、わたしたちも大満足して会場を後にした。
アリーナ
アリーナを出て、ゆっくり散策しながらスカイマークスタジアムの方へ。
グリーンスタジアムと呼ばれていた頃、オリックスブルーウエーブのイチロー選手が活躍した球場である。
三々五々歩く人たちと行き交いながら、周りの景色をカメラに収めつつ歩いているとお昼になった。
近くに新しい店もできている。お弁当持参もいいが、たまには外食も気分が変わっていいのでは。
歌壇に咲く花
食事のあとゆっくり休み、2時にレストランを出る。あいにく雨が降ってきたので、いつもよりかなり早いが帰宅することにした。
歩いて総合運動公園駅まで5分ほど。
コスモスは寂しかったので残念だったけれどのんびりとでき、チョッピリ若い頃を思い出した半日だった。
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