はなおくらレポート

池田市を観光する

日時 : 2010年11月6日(土)晴れ
目的地 : 池田市周辺
目的  : 池田市散策
アクセス: 阪急池田駅
阪急電鉄開業100周年記念」のパンフレットを見つけ、普段あまり訪れる事のない池田市に行く。10時16分阪急池田駅を降りる。その日は「IKEDA文化DAY」と言うことで「文化探訪ラリー(スタンプラリー)」があると告げられた。予定していたポイントと重なる所が多いと知り、ついつい乗ってしまった。「イラストマップ」を手に15箇所回り、シールを貼ってもらいながら1日振り回されることになった。
駅前広場では、「いけだラーメンフェスタ」が賑やかに始まっていた。
池田市と言えば、大阪のベッドタウンで、落語「池田の猪買い」で親しみがあり、インスタントラーメンの発祥地であり、サカエマチ商店街は2003年NHK「てるてる家族」の舞台となった商店街だそうだ。
駅周辺で3箇所チェック、すぐにサカエマチ1番街2番街商店街へ。
懐かしい昭和の香りの町並み。あちらこちらにベンチがあり、この街のマスコット的なウォンバットの置物が飾られていた。
サカエマチ12番街商店街 ウォンバットの置物
途中「引札屋」(栄町町屋再生集合施設)に寄る。手作り品等が並んでいた。商店街を出ると大きな道に出た。
旧街道から五月山公園まで

旧街道で、両側に段差のない歩道があった。ここでは骨董市が開かれていて、食器や雑貨を見ながら進んでいくと池田市出身のビリケンさんが鎮座。足の裏をなでてお願いし、「落語みゅうじあむ(市立上方落語資料展示館)」へ。平成19年4月開館の新しいもで桂三枝さんが名誉館長で毎月一度落語会が開かれるそうだ。残念ながら午後からの開放だったので入ることはできなかった。斜め前の新しい建物は、「呉服座」という芝居小屋。

落語みゅーじあむ 骨董市
この町一押しの酒蔵「呉春」の趣き深い建物を横目に五月山公園へ。中には、日本一小さい「五月山動物園」があり入場料は無料。
ひつじや、ウォンバット、ワラビー等オーストラリアのかわいい動物がいた。
池田市の山手を歩く

「池田市都市緑化植物園 緑のセンター」ここでは、大きなコチョウランが美しい温室のみ見学。坂道を登ったり下ったり、そろそろ疲れもたまってきたが、池田城跡公園へ。小さな天守閣があり登ると、公園全景や遠くの景色を堪能することができた。日本庭園が整備されちょうど菊花展も開かれており菊の良い香りが漂っていた。この建物には、椅子式のリフトがついており、バリアフリーになっていた。

池田城跡公園入り口
次は、「逸翁美術館」。
阪急東宝グループの創始者の、小林一三氏の旧邸で、当初美術館としていた「雅俗山荘」を、会館50周年を期に、彼の雅号「逸翁」から「逸翁美術館」として新しく建設された。当日は「中国陶磁の美」が開かれ、美しい食器などのコレクションに見入ってしまった。
近くの小林一三記念館は、往時の資産家の生活の一端を垣間見る事ができ個人のお屋敷とは思えない規模の邸宅に圧倒された。どちらも、イラストマップを見せると無料で入場できた。
記念館には 邸宅レストラン「雅俗山荘」というフランス料理店があるのだが、予約でないと入れない。
小林一三記念館
2時近くになりやっと町に戻り、もとの街道のラーメン屋「美味処嘉づ家」での食事。町の人によると、「インスタントラーメンのまち」ということで、ラーメン屋が多いそうだ。
食事もそこそこに、残りの3箇所ほどを回り、「インスタントラーメン発明記念館」には締め切りまで後10分位しかなく、走ってシールをもらっただけで引き返し、記念品のインスタントラーメンとくじ引きの粗品を手に入れた。
インスタントラーメン発明者
安藤百福像
スタンプ集めに追われた長い1日だった。
引札屋 呉服座 落語みゅうじあむ
「いけだ観光ガイドマップ」より
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