はなおくらレポート

奥須磨公園(妙法寺)

日時  : 

2011年11月30日 ( 水 )  晴れ

目的地: 奥須磨公園
目的  : 秋の公園を散策する
アクセス:

神戸市営地下鉄西神線「妙法寺駅」

神戸に住んでいるのにあまり聞き慣れないが「奥須磨公園」の紅葉が美しいと聞いて、郊外の広〜い公園に出かけた。
10:00

地下鉄妙法寺駅を出発、南の方に歩き出した。地元らしき人に道を尋ねると丁寧に教えて下さり、その通りに歩く。

整備された広い坂道を上って行くと団地や学校があるが、通る車は少なく、人にもあまり出会わなかった。啓明学院の前を通ってしばらく歩くと、奥須磨公園の背の高い木々が見えてきた。ここまでおおよそ30分。ちょっと暗い森の中にあるという感じの池があった。日が暮れると怖そうな気がしたが、奥に入って行くと美しい紅葉が見えてきた。
この公園には、横尾団地などを作る時に出来た大小7つのため池があるようだ。釣りのできる池、トンボやかえるを養殖している池など、自然に近いようなよく手入れされた地域の公園だ。
かわせみ
池のそばで三脚を着けたカメラを担いで走ってくるアマチュアカメラマンの人たちに出会い、何事かと聞いてみるとすぐそこに“かわせみ”が飛んできて止まったので撮るのだという。教えられた方を見ると枯れ枝の先に止まっている。実物を見るのは初めてで、あの青い美しい姿に魅了された。私たちもど素人ながらカメラを向ける。何枚か撮っているとチッという鳴き声と共に飛んでいってしまった。なかなかそんなに近くには来ないそうで幸運だったようだ。
ちょうど紅葉の時季で緑の草の上に落ち葉がジュウタンを敷き詰めたようだった。楽しみながらウォーキングコースに沿って広い園内を歩く。“ラクウショウ”(スギ科の植物)の赤みがかった黄色の高木も美しかった。
12:00

中央口前にある山小屋風のレストランで食事をする。フランスで修行したと言うオーナーシェフのランチを楽しみながら一休み。

13:00

公園に戻って魚釣りのできる小松池では、思い思いにフナ釣りを楽しんでいる人たちがいた。
岸辺では、つがいのカモが毛づくろいをしていた。桟橋ではこの時季になってもトンボが見られた。
少し離れた水際では“アオサギ”がたたずんでいた。人が近づいても逃げもしないで餌をねらっているようだった。
すぐ近くの多井畑厄神へ向かう途中サザンカのエリアがあった。花も、散っているはなびらも赤く染まって美しい。

アオサギ
13:40
多井畑厄神に着いた。「日本最古の厄除けの霊地」と書かれた看板が見えた。びっくりするような長い石段がそびえていた。上りきってホッとする間もなく残りの石段を登ると大イチョウが真黄色に色づき、根元には黄色の布団のように落ち葉が敷き詰められていた。お詣りを済ませて、階段を下りると、息を呑むような鮮やかな赤に染まったモミジがあった。葉の大きさは少し小ぶりなような気がした。
多井畑厄神の大もみじ
多井畑厄神の大いちょう
14:30

もとの公園の遊具広場で一休みし、ホタルの小川や大池を見ながら最初に入った東口に戻る。ちょうど公園を一回りしたので帰路に着いた。
 

赤や黄色に変わった木々に囲まれて落ち葉を踏みながら歩き気持の良い1日だった。

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