はなおくらレポート

諏訪山付近でお花見

日時 : 2011年4月11日 (月)晴れのち曇り 
目的地: 奥平野浄水場から諏訪山周辺
目的 : はなおくら」の本拠地周辺の散策
お花見
アクセス: 神戸市営地下鉄「大倉山」駅・「県庁前」駅
今年は冬が長かったので、桜も遅くまで楽しめそうだ。
ホームグラウンドに近い文化ホールの前で待ち合わせて、東に歩き出した。5分ほどすると宇治川に。
さかのぼって行くと川沿いは、ちょうど満開の桜並木。両岸には昔から親しまれてきたという感じの、枝先が川面に届きそうな大きな桜の木がたくさん並んでいる。
こんな所にも見事な桜のトンネルがあるのだと、思いがけない景色に嬉しくなって写真を撮りながらゆっくり歩いて行く。通るだけでも春を満喫できた。

奥平野浄水場にて

広い道に出たところで東に少し行くと、奥平野浄水場の入口に出た。ここでも満開の桜に迎えられて坂道を上っていくと大きな白いタンクが2基あった。その他には浄水場と分かるものは何もない。
敷地内にあるレトロな建物が「水の科学博物館」だ。前日まで「さくら祭り」が行われ、春休みの親子連れ等で賑わっていたのだろう。
この日(月曜日)は残念ながら休館日だったので、館内の見学はできなかったが、美しい外観はゆっくり見ることができた。

水の科学博物館  博物館のステンドグラス
パンフレットによると、「水の科学博物館」
*「神戸市建築文化賞 建築再生賞」受賞(H2)
*「1996年BERUCA賞」ベストリフォーム・ビルディング部門 受賞(H8) 
*「登録有形文化財」に登録(H10)
*「神戸市景観形成重要建築物」として指定(H12)

舞桜を見る

11時過ぎ頃、昼には少し早いが桜の下でお弁当を開く。風が強かったので花びらが散って美しかった。
昼食後は、なんといっても「兵庫県一美しい」といわれている「舞桜」を見に行く。
博物館前の雪柳やれんぎょう、欅の木を見ながら東に進むと、ひときわ大きな木で見事な花を咲かせた舞桜があった。
崖下に植えられているので、下から見ると更に美しいそうだが、休館日なので、下から見ることができなかった。

諏訪山公園

12時頃、ここを後にして、諏訪山公園を目指す。
途中に「花と緑のまち推進センター」があった。入るとすぐに、お手本のように木や花が植えられた小さなお庭があり、奥には花の飾り方の見本のような寄せ植えがあった。植物について育て方やいろいろな疑問に答えてくれたりもするところのよう。しばらくここでくつろいでから再び歩き出す。
かなり急な坂道を登ると諏訪山公園に出る。賑やかな声とともに広場が見えてきた。若い人たちが、バーベキュ−を楽しんでいた。ここから市街地が一望できる。もっと登ると、ヴィーナスブリッジに出るのだが今日はここまでとして、下りることにした。


 桜の種類  : ソメイヨシノ
 
樹齢    : 約60年
 
高さ     : 9.5メートル
 
枝張り    :東西 18.1メートル
         
南北 18.2メートル
 
根の周り  : 3.12メートル

 ヴィーナスブリッジ・・・1874年にフランス人ヤンセンらの天体観測隊が諏訪山
 公園内の展望台で金星(ヴィーナス)の観測を行ったことに由来する。

13時30分、疲れたので喫茶店で1時間ほどお茶を。急に降り出した雨と風に戸惑いながら、相楽園を横目に地下鉄「県庁前」駅へ急いだ。
紫色の線は 歩いた道
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