EF17-40mm F4 L USM

 ■EF17-40mm F4 L USM   フィルター径:77mm   質量    :475g   撮影距離範囲:0.28m〜∞   最大撮影倍率:0.24倍   対角線画角 :104°〜57°30'   レンズ構成 :9群12枚   価格    :\120,000   

EF17-40mm F4 L USM
F22、1/30、ISO100、露出-0.3

このレンズはEOS10Dに合わせて発表され、Lレンズならではの画質とLレンズとしては求めやすい価格から、このカメラの標準ズームレンズとさえ言われています。10Dにつけると1.6倍換算の27.2-64mmとなり、やや広角寄りのズームレンズとして使いやすい焦点距離になります。

先に発売された倍近い価格のレンズ、EF16-35mm F2.8 L USM と比較しても、画角とF値以外劣る部分は少なく、むしろ解像度、周辺光量は上回っているとの評価もあります。F値についてはISO感度を自由に変えることができ、しかもノイズが少ないというデジタル一眼の特性を活かすことで、補うこともできますし。

管理人ジン一気はこのレンズの発売と共に10Dを手に入れました。10Dに装着した時のバランスとLレンズの画質、かっちょよさから、最も稼働率の高いレンズとなっています。ちなみに、付属の花形フードを取り付けると迫力倍増。向けられた人は思わず身構えること必至です。

■作例解説■
早朝、中央アルプス木曽駒ヶ岳の稜線から撮った、南アルプスの山並みと迫力ある雲の写真です。朝焼けと夜空、それぞれが僅かに残っている一瞬をとらえたお気に入りの写真です。ただし、何も考えずにF22なんぞにしてしまったため、アンシャープマスクをかけてもボヤッと感は否めません。