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子どもの絵をアニメーションにする手順
1.絵をデジカメで撮るかスキャナーでスキャンして、その写真を縮小します。GIFアニメにするには、長辺が200ピクセル以下になる程度がちょうどいいです。
2.デジカメの写真は jpg で保存されていますが、それを gif に変換します。写真ソフト(Office付属の Picture Manager など)で呼び出し、自動調整などで背景をなるべく白っぽくしてから、「名前をつけて保存」でファイルの種類に gif を選択します。最初からパソコンで描いた絵も gif ファイルに変換します。
3. gif ファイルは色数が限られているため、変換した絵は色調がだいぶ変化してしまっているはずです。ペイントソフト(Office付属のペイントなど)で調整します。背景になる部分は丁寧に単色になるように修正します。
4.基本となる gif 画像から、動く部分を変えた画像を必要な枚数分つくります。画像は同じ大きさで、動く部分以外は同じ位置に固定しておかなければなりません。位置がずれないように背景に色を付けた枠をつくり、それをコピーして、動く部分だけ描き換えればいいわけです。大きな画面で並べて作業するとやりやすくなります。保存するときに1枚ずつ枠で切り取って別名で保存します。最初は簡単に2枚の繰り返しで表現できる動き(手の動きだけでバイバイとか)で試してみるのがいいでしょう。
5.枚数分のgif画像ができたら、アニメ作成ソフトの Giam(フリーソフト)でアニメにします。この Giam はたいへん優れたソフトで、背景を透明にしたり、各画像ごとの表示時間を細かく調整したり、いろんなことができます。使い方を説明したサイトがいくつかありますので、そちらを参照してください。
6.右の絵は子どもが1年生くらいの時に描いた絵ですが、この場合は最初からパソコンのペイントソフトで描いています。1の絵が原画でハムスターが水を飲んでいるときなので、この絵から、水入れの水面とアヒルを動かし、身体と尻尾も動かした2を作ります。1と2が0.5秒間隔で交互に表示されるようにしたのがアニメです。
作品例
R.Uちゃん画 ラッコ