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読書記録
Latest Update at 11th November, 2009 by KITORA
このページでは KITORA のかなりバイアスのかかった文章が書かれています。御承知おき下さい。
レクイエム 私立探偵・桐山真紀子
二階堂黎人・千澤のり子 共著(宗形キメラ名義)
(2009/11/11 読了)
☆☆★
講談社ノベルス ¥1,100- ¥1,155-(税込)
ISBN978-4-06-182688-5
二階堂黎人氏と千澤のり子さんによる合作のシリーズ第二作です。
前作(一作目の“ルームシェア”)では合作のペンネームとして宗形キメラ名義でしたが、
本作では素直に二人の合作と記されています。
桐山真紀子の元を訪れてきたのは警備会社社長の吉田。
ボディガード業では吉田の元で働く桐山だが、今回わざわざ吉田が訪ねてきたのは、
解雇を言い渡されるのかとふんでいた……
桐山の予想とは異なり、吉田の真意は私立探偵としての桐山への依頼であった。
それも一年前に起きた幼稚園バス爆破事件に関してであった……
幼稚園の卒園旅行として公園を訪れていた帰り、園児達がバスに乗り込んだ直後にバスが爆破された。
運転手、園児、保育士計26名の命が奪われた大惨事。
生存者は乗り遅れた園児と保育士の2名だけであった……
犯人として逮捕され裁判中の被告人・相沢光則があろう事か裁判で犯行を否認しているのだった。
吉田は桐山に真相究明を依頼するのだった。
実は吉田が過去に二度にわたって命を救われた親友の孫娘が被害者の一人なのだった。
警察や目撃者、被害者遺族に対して調査を開始した桐山だが、
目新しい新証言は得られない……
やはりミステリと言うよりはハードボイルド色の方が強いこのシリーズです。
ミステリとしては伏線が明白なので謎解きの妙は無く、主人公のキャラクタと物語のテーマでもつ感じ。
前作よりも主人公の心情の揺れを強く感じられた気がします。
ひょっとするとこの辺は千澤さんの書かれているパートなのかも知れませんが、
このあたりが評価の分かれ目かも知れません。
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