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読書記録

Latest Update at 16th June, 2009 by KITORA


このページでは KITORA のかなりバイアスのかかった文章が書かれています。御承知おき下さい。

宿澤広朗 勝つことのみが善である 全戦全勝の哲学


永田洋光 著 (2009/06/16 読了)
☆☆☆☆
文春文庫 ¥638- ¥670-(税込)
ISBN978-0-16-775395-2

2006年06月17日に突然この世を去った宿沢氏。
ラグビーフットボール元日本代表、元日本代表監督。
早稲田大学ラグビーフットボール部元監督。
肩書きを上げるだけでも大変なのですが、
銀行員としても伝説のディーラーであり、役員まで昇進。
近い将来の頭取候補とまで言われていた逸材でした。

この本ではラグビー日本代表がビッグ8と呼ばれる IRB の国々に対して、
ただ一度だけ勝利した際の監督であった宿沢氏に関して、
そのスコットランド代表に勝利した伝説の一戦前後や、
ワールドカップでの唯一の勝利であるジンバブエ戦など、
ラグビー日本代表監督としての宿沢氏の当時の様子もよく知る事が出来ますし、
銀行員としてロンドンに赴任した時代の話にまで遡り、
亡くなるまでの足跡をつぶさに記した一冊と言えます。


スコットランド戦の勝利やワールドカップ予選から本戦の戦いは、
私自身が当時大学院在籍時で、よく見ていただけに思い出深いです。
再び代表監督になってくれないかなぁなどと思っていた私にとって、
2006年の訃報は本当に衝撃でした。
本当に日本のラグビー界にとって大きな損失であったと思い知らされる一冊でした。

個人的には本書に私の友人が2箇所出てきて驚かされました。
冷静に考えれば出身校と会社が宿沢氏と同じなので、出てきても当然だったのですが、
やはり宿沢氏は私にとって雲の上の存在であっただけに予想していなかったのだと思います。


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