Simple is the Best
読書記録
Latest Update at 17th January, 2007 by KITORA
このページでは KITORA のかなりバイアスのかかった文章が書かれています。御承知おき下さい。
ラグビー・ロマン - 岡仁詩とリベラル水脈
後藤正治 著
(2006/10/01 読了)
☆☆☆☆☆
岩波新書 ¥740- ¥777-(税込)
ISBN4-00-431037-7
書店でふと目にした次の瞬間には手にとっていました。でもって夜中に開いたらもう止まらない……
日本の大学ラグビーというか国内ラグビーをご存じの方で岡さんを知らない人も少ないかとは思いますが、
サブタイトルに上げられている岡 仁詩さんは同志社大学ラグビー部の名ヘッドコーチ。
この本はズバリ岡さんの歴史なのですが、同志社大学ラグビー部の歴史のみならず日本ラグビーの歴史書でもあります。
天王寺中学(現在の府立天王寺高校)でラグビーを始めた岡さんがその後同志社大学へすすみ、
家業を継いだ後に母校のコーチとして活躍するのですけど、そこに関わった人々や岡さん自身のキャラクタが秀逸。
私個人としては接する事はなかったのですけど、TV を通しても岡さんの人柄はいつも楽しませてくれて好きです。
1987年の第1回ワールドカップで好プレイからフランス代表がトライが奪ったシーンで、
実況のアナウンサーが興奮してトライを奪ったプレーヤーの名前を間違え
キャンベラベロ(Didier Camberabero)と連呼するや、
さらっと「ラジスケ(Patrice Lagisquet)ですなぁ。」と冷静に訂正したのはつとに有名ですが、
早稲田の監督でもあった日比野さんが当時興奮して「行け!今泉!」とやったのとは好対照でした。
薄くて読みやすい本ですが、読みどころ満載です。
(特に関西の)ラグビー好きな方には必読です。
[ ← Back ]
send e-mail to KITORA