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読書記録

Latest Update at 22nd July, 2006 by KITORA


このページでは KITORA のかなりバイアスのかかった文章が書かれています。御承知おき下さい。

オシムの言葉


木村元彦 著(2006/07/18 読了)
☆☆☆☆☆
集英社インターナショナル ¥1,600- ¥1,680-(税込)
ISBN4-7976-7108-4

御存知サッカー日本代表次期監督候補(これを書いている時点では J1 前ジェフ千葉監督)のイヴィツァ・オシムに関して、 これまでの半生をドキュメンタリー的にたどったノンフィクション。
私は J1 の熱心なファンとは言えませんし、せいぜい全試合の結果を WEB でウォッチするくらいですが、 それでも試合後の記者会見で見せるオシム語録と言われるウィットに富んだコメントの数々については伝え聞いておりました。
流行に乗るようで書店でこの一冊を見た際には悩んだのですが、やはりオシムの魅力には勝てず、つい購入してしまいました。

サッカーファンならずともオシム(と彼の家族)の半生には胸を打たれるものがあります。
内戦の結果、美しかった故郷の町サラエボがすっかり変わり果ててしまった事や、 その結果ユーゴの代表監督の座を去った事も全てが今の彼を支えている部分になっているようです。
それにしても決して記者好きとは言えない幾多ものスター選手がオシムの為ならインタビューを厭わない事や、 チャンピオンズリーグを制した時のミランの10番のユニフォームが、 オシムの次男の元に今ある事など監督としての器と彼の人柄を示すエピソードにも感銘を受けました。
素直に私もオシムに魅了されたと言えるでしょう。
買って良かったというか決して後悔させない一冊です。


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