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読書記録

Latest Update at 04th April, 2006 by KITORA


このページでは KITORA のかなりバイアスのかかった文章が書かれています。御承知おき下さい。

ダーク・タワー V −カーラの狼−/The Dark Tower V : Wolves of The Calla


スティーブン・キング/Stephen King 著(上:2006/03/31・中:2006/04/02・下:2006/04/03 読了)
☆☆☆☆
風間賢二 訳
新潮文庫
(上) ¥781- ¥820-(税込) ISBN4-10-219347-2
(中) ¥819- ¥860-(税込) ISBN4-10-219348-0
(下) ¥819- ¥860-(税込) ISBN4-10-219349-9

第 III 部から、ひたすらこの物語に(没頭というよりもむしろ)埋没してきました。
読み終わって一言……
ここで切るのか!
(久々にレイニー止めなる言葉が脳裏に浮かびました)

再び現れたビームに従って塔への旅を続けるガンスリンガー達。 しかしローランドは何故か敢えて道を外れて歩み始める。
いつしか、彼らの周りには不審な人影が……
そして、夢の中でエディとジェイクは再び NY へと舞い戻り、 そこであのジェイクがなぞなぞ本と機関車チャーリーの本を買い求めた古書店に、 エディがよく知る札付きのザラバー達が現れるところに遭遇した。
一方スザンナは夢の中で新たなる人格マイアへと転移し、腹には子を宿している事が明らかになる。
月経は正常に現れている事から、その子はかつてジェイクを助け出す際に遭遇した妖魔の種と知れる。
ローランドは真夜中に徘徊して小動物などをむさぼり食うスザンナ(実はマイア)を目撃しており、 その異常な様から事態を察するがエディとジェイクには伝えない。
そして、エディとジェイクから NY に於けるあの「薔薇」が咲く空き地は実は 古書店のオーナーであるカルヴィン・タワーの所有であり、それを奪おうとする輩がいる事を知る。 スザンナにはかつて父親が残した財産があるので、適切な時代にジャンプして戻る事が出来れば それらを使って空き地の権利をカルヴィン・タワーから正式に購入する事が出来ると皆は考えるのだが、 実際に異なる二つの時代で、且つ彼らが住んでいた世界に於ける NY へと 二度もの往復が可能であるのだろうか……
そんな議論の最中に割り込んできたのはキャラハンと名乗る神父であった。 彼はカーラという町に住んでおり、どうやら不思議な魔力を持つ水晶球を所有しているらしい。 ガンスリンガー達が不思議な夢を体験したのもその影響と納得するが、 キャラハンが持ち出してきたカーラの民が窮している難題は全くの別物であった。

カーラの町では何故か双子がよく生まれる。 そして二十数年おきに「雷鳴」と呼ばれる地域から狼どもがやってくるのだった。 その狼達は 5歳ぐらいから 12歳ぐらいまでの双子を狙い定め、双子のうちの一人をさらっていく。 そして、用済みになるや彼らを貨車に乗せて送り返してくるのだった。
送り返された双子の片割れはルーントと呼ばれる。それはそれまでの知能を全て失い、 そして異常な速度で成長をとげ、身長 7フィート(2メートル)もの巨人となってしまうのだった。 更に異常な新陳代謝のせいか、彼らは皆早逝するというのだ。
5人の子供に恵まれたティアンはそのうち二組が双子の父親で、 ひとたび狼どもがやってくれば二人の子を(ルーントとして)失う事が必須で、 この状況に耐えきれず立ち上がるつもりであった。 カーラの町で集会を催し、なんとか皆を説得して狼達に対抗して子供達を守りたいという ティアンであったが、全員の賛同は得られない。 狼達は抵抗するものには恐ろしい武器で殺戮や焼き討ちなどを行ってきた 過去の苦い経験が彼らにはあったのだ。 そこへ突如発言したキャラハン神父が狼達に対抗出来る者達が近々訪れると宣言したのであった。

そして彼らは出会い、ローランドは策をめぐらし、エディやジェイク・スザンナ、 そしてカーラの民達の気持ちを狼退治へと向かわせるのであった……


いやはや、思いっきり物語に引き込まれてしまいました。
友人に会えば思わず「ハイル」と声をかけそうだし、 感謝の際には「サンキャー」「サンキー・サイ」と言ってしまいそうです。
なのにこの続きが夏まで待たなくてはならないなんて……
いっそ Paperback でも購入すべきか…… (^_^;)


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