空間
階段・手摺![]() 空間が長く伸びる対角線上にあり、視覚的に邪魔にならずに空間の連続性を持った階段にしています。 ![]() 高齢者住宅において手摺の握りやすさ、握ることが難しくても手をのせて移動することを考慮して楕円形の手摺にしています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 中井仁実建築研究所 手摺は白いスチールフレームで目立ちにくくし、本革を巻いています。トップライトのみに採光を頼る空間の中に、階段と本革手摺の軽快なラインが浮かび上がります。スチールと本革だからこそできる握りやすい手摺の形状を考えています。 ![]() ![]() ![]() 中井仁実建築研究所 ロ・スフォンド 中心に太い柱を設けず、螺旋状のささら板のみで構造的にもたせた、鉄と木の螺旋階段。「異素材のぶつかる所には何か工夫を」という中井氏の日頃の指導より、ささら板が床に接する所は真鍮を使用しています。階段は工場で一体製作し、屋根の丸い開口よりクレーンで搬入。真上のトップライトはその開口を利用したものです。 ![]() ![]() ![]() ![]() 中井仁実建築研究所 ロ・スフォンド 「視線を奥へ誘導し、上って行きたくなる階段」という中井氏の指示から、手摺の強調によって誘導させようと太いH鋼で製作。比べて、つなぎは存在感を消すためワイヤーを使用し、真鍮の滑車でテンションをかけています。 |