Concept

    大山猫ちゃん(筆者)、日記という物、小学校の絵日記以来書いた事はなかったのですが、齢を重ねて、50も過ぎる頃、其れ迄、時自分で書いた逍遥記を読み返すと、此れが実に記憶力の減退を感じて来て居る大山猫ちゃんにとって、記憶の縁、其れに、過去の楽しかった事や己の細やかな事件など、過去の自分の経験を追体験出来て、懐かしくも回想、胸に起こる気持ちは、今は年老いて、動物園の檻の中でずっと過去に走り回って眺めた草原を夢見る様な眼差しのライオンの如く、若かりし頃の自分に立ち返った様な、今は未だ齢50一寸過ぎ、でも、70歳、80歳に比べれば若者、年老いて体の自由もままならない時に、未だ活発だった頃の日々を読み返すの一興と日記を始めた次第、元来日記とは極私的な記録、思わず心の奥底まで書いてしまうは必定、此れでは、将来見返した時に、ガマの油のガマちゃん状態、脂汗を流して赤面、思わず日記を焚書に、其れに、更に人目に触れよう物なら、此れはもう穴が幾つあっても入りきらない、で、自分を極客観的に、心の動きは他人に話せる範囲内、更に、書く時に書く自分と日記の中の自分の間に客観性を保つ為に、逍遥記同様、自分を含めて擬人化する、喜怒哀楽の中の怒と哀は、その時々で耐えて流して、抜いてしまう、但し、喜劇と悲劇は裏腹、自分の悲劇でも、語ると喜劇になりそうな出来事は、当然、読む時には過去の擬人化された自分、読む時には他人の不幸は蜜の味、で、書く、其れを矩として書き始めた日記、此れが1年前の物を読んでも、自分で書いていて何ですが、思った以上に、笑いながら思い出して回想出来るし、面白い、で、この日記今も続いて居る次第と、真面目な事を書き始めたのですが、実は、大山猫ちゃんの趣味は多岐にわたり、世の猫属の習性に違わず、ブームがあり、ある時に主流となる物があるのですが、其の趣味とは、和室12帖の漆山から北に入植、大山猫亭と称し、24帖の多目的ダイニングが手に入り、それを契機に、音楽再生装置(音楽缶詰開封装置)の改良にのめり込み、この魔界、際限はなく、とどまる所を知らず、改良に改良(改悪のこともあるのですが)、今はこれが主流となって、早10数年、その間、体力増強の為と称して、ゴルフは始めるは、焼けぼっくりに火がついて、鉄道模型も復活、遂には、ダイニングルームでdiorama作成、以前住んでいた漆山は、広大な湿地帯を控えており、写真の被写体には事欠かず、LEICAを中心とする中古カメラと戯れていたのですが、今は、昔の戦利品を飾って眺めるだけで、大山猫亭の庭園(猫の感覚では、猫の額より広い庭は庭園と称する訳で)の管理を庭師さんに頼まず、これも趣味の一つ、手入れの記録も、ライツやライカのレンズだけ使ってデジタルカメラで写す始末で、その上、お仕事と称して、海外に行っては、その国の料理の本を手に入れて、一部屋の多目的ダイニングとしたのも、異国の料理の再現、それを食する空間として確保した次第で、本当に、何時、お仕事をなさるのと言いたくなる様な北の生活、まあ其の備忘録と言う訳で。Home Pageにしておくと、自分のiPadやiPhoneで何時でも、何処でも読んで楽しめるし、色々と確認も出来るで、如此なった次第。

 

2022年元旦、テレビがSONYのXRJ-65A90Jへ、サラウンドはホームシアターシステムHT-A9を導入、映像はLEICAで撮影の映像をApple TV経由で

 

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