秋思詩
道真公が、太宰府で帝(醍醐天皇)を思う心情を「秋思祭(九月十日)」として詠った一年まえに、醍醐天皇が道真公に御衣を賜った所以と言われているのが、この「秋思」詩である。
秋思
菅原 道真
丞相度年幾楽思
今宵触物自然悲
声寒絡緯風吹処
落葉梧桐雨打時
君富春秋臣漸老
恩無涯岸報尚遅
不知此意何安慰
酌酒聴琴又詠詩
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