さだまさしのセイ!ヤング21  第2回(2001.10.8) 文化放送19:00〜21:00

運良く公開生放送に参加できましたので、放送されなかった部分もレポしますね。
おはがきを読まれた方、お名前の漢字がわからないのでひらがなで表記しました。

オープニング

♪夜明けが来る前に〜愛し合おう〜

CM

おはがき大紹介

♪「絵はがき坂」の曲にのせて

☆平塚市のふっちんさん
☆かしづきあきひろさん
☆神戸市の萩原悦子さん
☆神戸市の萩原悦子さん
☆富士市の成瀬かおりさん
☆ピンクうさぎさん
☆ポチのしっぽさん
☆岩槻市の雛人形さん

CM
文化放送ラジオショッピング


お笑い三流亭

♪出囃子
☆米子市の団子で菖蒲さん
☆練馬区のかりゅうれいこさん
☆富士市の成瀬かおりさん
☆静岡市の青木純子さん
☆足立区のゆうりんさん
☆所沢市の佐藤ゆみさん

CM

おはがき紹介

☆江東区の北原さやかさん
☆直方市の若旦那さん
☆高知市の甘いポルポローネさん
☆所沢市の佐藤ゆみさん
☆所沢市のさくまあやこさん

リクエスト

♪October〜リリーカサブランカ

CM

ほほえみポスト

☆江東区の三沢裕恵さん
☆足立区のゆうりんさん
☆赤い琥珀の指輪さん

はじめてのコーナー

来週新設・おはがき募集中!!

おはがき紹介

☆富士市の成瀬かおりさん

リクエスト

♪案山子

CM
ニュース&天気予報

大さだまさし研究会

10月の研究テーマは「朝食」
☆寺ちゃんの研究レポート「好きな味噌汁の具」
☆噂の運転士さん
☆足利市の鈴木恵子さん
☆狛江市のトムトムさん

お知らせ

さだまさしコンサートツアー「日本妖精伝」
佐田玲子インストアライブ

今月の歌

♪きみを忘れない〜タイムカプセル

CM

おはがき紹介

☆坂戸市の中川慶子さん
☆清川村の藤田千代子さん
☆富士市の成瀬かおりさん
☆所沢市の下澤節子さん
☆練馬区の三十路レンジャーさん
☆葛飾区の西川ともこさん
☆四日市の壇上義温さん
☆京都市のさかぐちみちこさん

CM

ラストレター

☆戸田市のかとうあきこさん

オープニング

♪夜明けが来る前に〜愛し合おう〜(フルコーラス)

さだ:先週から始まる予定だった「さだまさしのセイヤング21」先週はヤクルト戦と長島さんの引退試合の 2元中継で、この番組は我々やっていたんですけども、地方の人しか聴いていません。今週も頑張ってやって参りたいと思います。 文化放送をお聴きの皆さん、はじめまして、さだまさしです。
この番組は(黄菜:ここで寺ちゃんが26ネット局を一気に読み上げました。凄い!(@_@))えらい!(大拍手)寺ちゃん、ちゃんと言えた!たった6回のブレスで、 読みきってくれました。今日も、寺ちゃんと一緒にお届けをして参りたいと思います。最後の最後までごゆっくり お付き合いください、ませ!!

おはがき大紹介のコーナー

♪「絵はがき坂」の曲にのせて

☆平塚市のふっちんさん
「やったー!さだまさしのセイヤング復活!しかも生放送中です。うーん、やはり生放送中、略して「生中」はイイ!」

さだ:すごく喜んだおはがき、先週来ておりました。先週、読まなくて良かったと思います。

☆かしづきあきひろさん
「8月10日から、手帳には赤丸がついていました。「10月から月曜日は誘わないで」と宣言し、先にシャワーを浴び夕食と茶菓子、 それからお茶を手に自分の部屋へ。さぁ準備万端とラジオのスィッチをON!・・・略・・・ところが、ラジオ欄のトップには 「さだまさしのセイヤング」しかし、番組表はプロ野球。中止の場合は音楽と書いてある。 まっさんの番組が音楽番組でないことは周知の事実。
(さだ:なんでやねん。そんなことはない! (廣田:そんなことはない)そんなことはないよな。先週もかけましたよ、2時間で2曲も。)
さあ、まっさん、文化放送さん、納得のいく説明をしていただきましょう」

さだ:どういうことだったの?これ?もう最初から、セイヤングをやる気はなかったんだ。文化放送には。 そうだろ?なんとか言ったらどうなんだ?今、ディレクターが脇にいるんですけどね(笑) (ミキサー室の女性スタッフに向かって) あ、そんなことはない?セイヤングをやるつもりだった。ヤクルトの優勝がかかっていたのと、急遽、長島さんの引退もあったので、 やむなく・・・ああ、そうか!
寺ちゃん:ジェスチャーですか、これは(笑)
さだ:長いんです。デビュー前からのお付き合いですから。だいたいのまなざしで、フォローせいという。 何を言っとるんだと。私は、もうそれで理解できます。わかるだろう、と。
ほんとはやる予定だったんです。文化放送で聴いていらっしゃる方は、今週初めて聴いてくださっているんですけども、 26局は全部行ってます。文化放送以外で聴いてくださっている方は、みなさん、聞いていらっしゃる。ですから、 先週の続きでお届けしたいと思います。たまには、そういうことも味わってもいいんじゃないかな・・・略・・・今度は逆に 地方で流れたテープをもらって、東京の人は聴いているという、せつなさを味わっていただくのもいいかも知れない。


☆神戸市の萩原悦子さん
(黄菜:やったね!萩原さん!(^^)/)
さだ:「え〜っ!」と怒っているのは、萩原悦子さん

「セイ!ヤング21」が聴けないのは、関西だけなんですか?・・略・・関西だけというと仲間はずれにされた気分です。 なぜですか?」

さだ:なぜですか?って言われても。関西は自立していますから。(寺ちゃん:自立なんですね) 自立してるから、そうそう後から来た人間が飛び込む枠がないんです。お宅の知り合いのミニFM局に、あなた売りに行ってください。 (寺ちゃん:冷たーい(笑))

(黄菜:私の席から、「え〜っ」と大きく書かれた文字(ハガキの4分の1ぐらい)が、はっきり見えました。)

☆神戸市の萩原悦子さん(2通目)
「文化放送では、セイ!ヤングの観覧もできるそうですね。」

さだ:はい。今日は、はがきで応募して抽選で当たった方がおいでになったわけ?すごいですよ。 このはがきの数がね、43000通。(寺ちゃん:そんなですかぁ!びっくりしたなぁ(笑))その中から選ばれた人たちですから、もう こんなところにはがきを出さないで、宝くじを買ったほうがいいような人たち。(爆笑)

「大阪ではできないんですか!(さだ:すごく怒ってます、萩原悦子さん。ごめんね。)せめて セイヤングが放送される様子だけでも見てみたいです。・・略・・さださんのお力で、ぜひスタジオ観覧ができるようにして いただけないものでしょうか。月曜日では、東京まで行くこともできません。 (さだ:東京も応募制になっております)でも、この半年の間に1度ぐらいは、通りすがりの人に なってみたいです。」

さだ:今、通りすがれないんです。ご時勢もございます、お許しください。私どもは、スタジオを拝借して 番組を作らせていただいて流させていただくんで、地元の放送局さんの事情によるんですよ。「いいよ、いいよ」って公開して くださる放送局もありますけどね。大都会になりますとね。いったい誰が出入りしているか不安なんでね。なかなか公開していただけ ないこともありますんで、ひとつご容赦いただきたいと思います。

☆富士市の成瀬かおりさん
「中学校の運動会でお母さん達VS中3女子の綱引きをやりました。さて、どっちが勝ったでしょう? これがね、勝っちゃったのよね〜。圧勝、圧勝!・・略・・・応援していた男子いわく「すっげぇ、ばばぢから。 あの迫力には勝てるわけねぇよな。」悪かったわね、母は強くなきゃやってらんないのよ。

さだ:母は強いね。でも、最近どうなんだ?中高生の体力って落っこってないか?
廣田:お母さんはどう見ても、体重ありますからね。体重勝負でしょ。綱引きって。
さだ:やっぱり、そうだよな。太い、重い、強い、太いだよな。
廣田:悪いと言っているんじゃないですよ。
さだ:ああ?そう聞こえるんですけど。
廣田:聞こえちゃいけないんですよ。
(黄菜:私もそう聞こえたぞお!)

☆ピンクうさぎさん
「私、現在ダイエット中です。・・略・・見事やせたら、ご報告しますね」

さだ:私はね、一度でいいから「太っていると言われたい」というのが夢だった、若い頃は。4年9ヶ月前に、 タバコをやめました。一気にきましたね。一割増えましたね。僕は、それまで57キロが最高体重だったんですよ。一番重くて57キロ。 57キロだと、ちょっと膝が重かったんですよ。このままでは、半月板損傷するんじゃないかと。 (寺ちゃん:ちょっと待ってください。140キロぐらいあったらそうだと思うんですけど(笑))簡単に60をすっと超えましたね。 65になったら、もうこれは無理だと。65を越えるようだったら、またタバコ吸うぞ!って自分で決めた。そしたらね、決めるもんだね。 もう64から先は一歩もいかないね。
寺ちゃん:これ以上、食べちゃうとだめだっていう自制心が働く。
さだ:全然、自制心なんてありません。食べたいときに食べたいもの食べてます。飲みたいものを飲みたいときに飲んでます。 何が悪いねん!だって、うまいんんだもの。でも、そのときに言われたの。「まさし、タバコやめるのも根性いるけど、ダイエットは もっと根性いるぞ」って。やっぱり、ダイエットは根性いるみたい。ダイエットしている人、頑張ってくださいね。

さだ:こうやっておはがき大紹介を始めると、体内時計が働くせいですか。僕の体は、土曜日の午後11時14分33秒なんです。 この時間にふさわしくないことを口走ったらお許しいただきたい。

寺ちゃん:それは楽しみですね(笑)

☆川越市のポチのしっぽさん
「さださ〜ん、私、うれしいです。何年ぶりでしょうか。さだまさしのセイヤングってあて先を書いたのは・・・」

さだ:僕は、文字を声で表現するていうのにすごく天才的なんです。
寺ちゃん:今のしゃべり方っていうのは、この文字なんですね(笑)
さだ:もう喜んでね、どうしていいのかわからないって人、結構いますね。早く自分を取り戻して。半年で終わっちゃうから。 今までの調子で、2,3月様子を見ていたら、終わるからね。ことに「お笑い三流亭」なんかは、早く勝負しないと 真打になれないよ。

☆岩槻市の雛人形さん
「10月から、またラジオでさださんの声が聞こえる。嬉しい。と思いきや、なんと月曜の午後7時からというではありませんか。 私、サークルでミニテニスというスポーツをしているんです。」

さだ:ミニテニスって何?
寺ちゃん:コートが狭いんですかね?
さだ:知っている人います?わからない・・・ご存知の方は、さだまさしのセイヤング「なんでも答えます」の係まで。

「ぴったり同じ時間にぶつかっているんです。もちろん、しっかりテープを取っておくつもりです」

さだ:これはねー、生は生で聞く。これがコツですね。これは録音だなっていうのは、わかりますから。 さださんのスケジュールを見てれば。そういうときは、録音で聴く。生は何を言い出すかわからない恐怖感ありますからね。 録音っていうのは、口走ってもカットできますから。口走られないんですよ、私は。そのプレッシャーから、あいまいな表現に なる場合もあります。生放送は。

「癒し効果があるとかで、ロボット犬などが発売されています。・・・略・・・私、今までこの犬が、きっちり言うことを聞いて 動いたのを見たことがありません。言うことを聞かないで、叩かれているのを見たことがあります。癒しどころか、逆に イライラしてしまうような気がするんですが・・・」

さだ:わからないじゃないんだよ。子供が壊しちゃったでしょ、親が。あるいは、子供がないと、 可愛がるものがほしいよね。でも、ぬぐるみだとちょっと怖い、っていう世界があるでしょ。ぬいぐるみにずっと話しかけたり。 客観的な自分て必ずいますから。ちょっとこれ情けないと。相手が電動でも動いてくれれば、周りから見てても動いているものに 働きかけているんだから、許せるかなと。でも、あれはねぇ・・・辛いな。やっぱり、生きてないと。生き物を模倣するって、 よくわからない。まだぬいぐるみのほうが、いいような気がするしね。動かれちゃうと弱っちゃうな。

さだ:日常で観たこと、感じたこと。何でもかまいません。格別にすごい発見がなくてもいいんです。 人間っていうのは、今思ったことを誰かに話したいってときあります。そばに誰もいないときもあります。 明日言っても効果がないという話題。でも来週聴くと効果がある、そういうものははがきにしましょう。 私のほうで、読んで効果がありそうなものは読みますし、読んで効果がなくても読みます。
はがきなんて書きなれていないという方。大丈夫です。まず書いてみましょう。この番組は、ハガキだけで受け付け ています。FAXもメールも受け付けていません。なぜかというと、FAXやメールは、思いついたことをそのまま 書いてきやがるからです。はがきのスペースの中に書こうとすると、一度頭の中で考えますんで、その考える時間を大事に していただきたいと思います。

CM(ダスキン)
ラジオショッピング(羽毛肩あて)のCMを聴いて・・・いいなぁ、俺、肩凝りするからさ。俺、テレホンショッピングに 弱いんだよ(笑)ボビーがさぁ、いいショットするんだよなぁ」と、夜中のテレビショッピングの話(笑)

お笑い三流亭

さだ:(流れている出囃子を聴きながら)やっぱり、コーナーの音楽は作らなきゃだめだね。これだと 本格的すぎるもん。我々が目指しているお笑い三流亭は、こんな本格じゃないもん。これは、一流だもん。これだと、本職が出て きてしかるべきだから、ちょっと情けないものを僕は考えますよ。最悪、再来週発表します。もしうまくいったら、来週発表しますよ。 それだけの根性ありますから。

面白いハガキを書いて「真打」、ゆくゆくは「大名跡」を目指そうという「お笑い三流亭」 文化放送を お聴きの皆さんには、なんだかさっぱりわからないと思います。どのようなシステムかと申しますと、聞いているうちにはわかると 思います。とにかくはがきに、面白いこと、笑えることを書いていただきます。実話・創作なんでも結構です。
1回読まれれば、三流亭一門の入門許可ということで、見習いになります。見習いの立場で、さらに1回読まれると前座 を名乗ることができます。前座になりますと、高座名をもらえます。高座名は「三流亭○○」と、前座のときは自分で考えて ください。2回読まれたら、もう前座になるんだから。2回読まれたら、3回目からは自分の名前で書いてきていい。 住んでいる土地の名前とか名物などの特徴をおりこむと大変結構ですね。たとえば「しゃちほこ」とかね(笑) さらにもう1回読まれると、すぐ「二つ目」になります。つまり3回目に読まれるだけで、二つ目に昇進。 ここからが大変。二つ目になってから3回読まれると、みごと「真打」! 真打になりますと、三流亭の別の名前を 私が差し上げます。さらに、真打の中でもっとも回数を読まれた人が、この番組の最終回には、三流亭一柳という高座名を もらえることになっております。あまりひどいネタの場合は、破門もあります。


☆米子市の団子で菖蒲さん
「バレーボールの試合のあとで、君がいなければ勝てなかった、と敵チームから言われた私」

(黄菜:だんご三兄弟のイラスト入りのおはがきでした!知っている方だったので嬉しかったです!)

☆練馬区のかりゅうれいこさん
「眠っているようなミイラは美しいが、ミイラのような寝顔は美しくない」

☆富士市の成瀬かおりさん(2通目)
「大学生になって生まれて初めて名古屋を離れた甥は、自分の話している言葉がばりばりの名古屋弁であることに、 やっと気づいたらしい。少々気にしているようすである。帰省したある日の台所で、恐る恐る尋ねたひとこと。 「あの、もしかして「デラウェア」って名古屋弁?」

☆静岡市の青木純子さん
アメリカから30年ぶりに一時帰国した叔父。たどたどしかった日本語が、だいぶなめらかになりました。 叔母さん、叔父さんの妻はアメリカ人です。「おばさんのお年は何歳ですか?」「オー、メアリーハベンジョデス」「えー?」 便所→和式くみとり→臭い→しじゅう臭い→49才、納得までに何秒かかかりました。

(黄菜:わー、お元気ですかぁ!12月に、また会えるかな?)

☆足立区のゆうりんさん
「英語教室に通い始めた甥・4歳とその母親である私の姉との会話
「バナナって英語でなんて言うんだっけ?」「バナーナ!」「トマトは?」「トマート!」「りんごは?」「リーンゴ!」

さだ:今日は何名入門許可になったのかな。5人も!
寺ちゃん:さっそく見習いでしょ。
さだ:もう見習いです。次、この人たちが読まれたら前座ですから。
廣田:スピーディだ。
さだ:来週、前座になる可能性があるんだから。チャンスでしょ、今。
廣田:チャンスですね。
さだ:「お笑い」と書いてくれば入門できたのな、って普通のはがきがいっぱいあるんですから。
寺ちゃん&廣田:それもすごいなぁ。

☆所沢市の佐藤ゆみさん
「ある日テレビを見ていたおばあちゃんが、芸能界って苦労が多いんだね〜。若いのに、あんな白髪になっちゃって。 見ていると、スマップの香取慎吾さんがテレビに出ていましたのでこけました。」

さだ:これなんかも「お笑い」出してくれたら、意外に通ったかも知れませんが、この人は入門許可しません。 入門はね、1回読まれたら、みんな「見習い」です。ただし、前座からは厳しくしますからね。二つ目はさらに厳しいですよ。

CM(ダスキン)
谷村さんの声で「さだまさし 逆から読めば しさまださ」

さだ:ほんとに谷村さんっていう人は、よく理解できないんですけど。いまだに。いい人ですって言うのは、 よくわかってますよ。谷村さんって、ほんとにいい人だよね。『精霊流し』の売りだしが、8月26日長崎初売りっていうのが 決まったときに、ディレクターの渡辺が「さださん、誰か著名人で来てくれる心当たりの人いませんかね」って言うんだよね。 それで、俺、谷村さんに直接電話したんだよね。そしたら「お〜、まさし〜、なに〜?」「8月26日何してる?」 「おお〜、8月26日?だめだわ〜。なに〜?」「長崎なんだけど」「あ〜そうか〜。長崎、無理だな〜。だって、8月25日福岡で ライブだから、行けるわ」ほんとに来てくれましたからね。「何、するの?」「本売るんだけど」 「あ、俺、売り子?おお、わかった、わかった。割烹着着ていくわ」

おはがき紹介

☆江東区の北原さやかさん
さだ:セイヤングでは、わざわざ遠いところから、いろんなところ経由してやってきたはがきに、 ご苦労様の意味をこめて「いらっしゃい」という言葉と、呼び鈴の代わりにこの鈴を鳴らすことにしております。 疑問に思った方、このように周りの皆さんに伝えてあげてください。

「今年も夏長崎からに行ってきましたよ。・・・略・・・長崎空港のロビーで飛行機を待っていたときのこと。 出発時間のぎりぎりになっても搭乗口に現れない乗客がいるらしくて・・・略・・・9時25分発、名古屋行きをご利用の谷村様、 谷村新司様。至急搭乗口までおこしください。へ?谷村さんって、あの谷村さん?昨日、稲佐山で歌っていた谷村さん?と、 目が点になったんですが。そのアナウンスのさらに5分後、谷村さんがゆうゆうと現れました。・・略・・ 何回もアナウンスで呼ばれていたのにも関わらず、まったくあせらないところは、さすが大物って感じでした。」

さだ:谷村さんってのはあせらない人なんですね。でも、あせらない第1位は、渡辺俊幸さんでしょうね。 渡辺君は、焦れませんからね。
寺ちゃん:まったく?
さだ:でも、一度だけ焦ってましたよ。もうまもなく、東京駅に着くっていうときに、便所に走った。 見てました。「まに あわない」なんて言って(笑)
寺ちゃん:本来、すべてがゆったりしてなさっているんですね。
さだ:そうそうそう。来年のNHK大河は、渡辺俊幸さんが音楽ですからね。巨匠なんですけどね。なべちゃん、まさしって呼び 合っている仲ですから。まえ、僕のステージを一緒にやってくれていたのね。 『案山子』を歌っているときに、案山子ってコーラスが入るんです。最後の繰り返しを俺忘れちゃったのよ。歌うのを。 「さびしかないか〜」って渡辺君のコーラスだけが流れたのよ。会場に。「お金はあるか〜」だんだん消えていって 「今度いつかえる〜」って、最後はほんと消え入るような声になって。 コンサートが終わって一緒にごはんを食べているときにふっと思い出して、「なべちゃん、今日『案山子』ごめんねー」って 言ったら、なべちゃんが「そう、あれ〜、ぼく、かわいそう〜」渡辺君が大好きです。渡辺君を愛しています。

☆福岡県・直方市の若旦那さん
「まっさん、はじめまして。・・略・・長島監督や今年退任される監督にお疲れ様と、王監督に来期に向けて、 まっさんからエールを送ってもらえないでしょうか」

さだ:名物が去っていく時って、寂しいですよね。長島さんは、できるだけ早い時期に原さんにね、戦力が充実 している時期に原さんに譲ろうという、禅譲っていうんですか。そういう形で譲られたんだと思います。・・・略・・・ 王さんにはね、来年また日本一を奪回して。あ、日本一を奪回すると、ヤクルトが負けるのか。来年、ヤクルトが優勝するとは 限らないのか。連覇は難しいからな、今の野球は。ヤクルトファンの皆さん、ほんとにおめでとうございます。共に嬉しいですね。 巨人ファンの皆さん、来年は頑張ってください。

☆高知市の甘いポルポローネさん
「私は、病院に勤めています。先日、やすけさん、67才が言った。「私もね、9月18日で10年目になったんで、お祝いしたんですよ」 どういうことかと聞くと、10年前のこの日に医者に癌と言われ、手術のあとで「10年は大丈夫ですよ」と言われたそうです。 9月18日の朝、目が覚めたときに「お!生きてる!って思ってね、万歳しましたよ」と嬉しそうでした。」

廣田:治られたんじゃないですか?
さだ:もう治ったんじゃないかね。もう今や、癌というのは、制圧できる病気のひとつになってきましたんでね。 癌ということで、あまりショック受けないほうがいいですね。むしろ、病気と闘おうという意欲を失うことが一番怖いんでね。 インフォームドコンセント、ちゃんと病状を伝えるようにしているお医者さんも多いですよね。一緒に戦おうよということでね。 医学も進歩しておりますし、民間療法だって捨てたもんじゃないですからね。意外に良く効く温泉があったりね。 そういうことで、復活した私の知り合いもいますからね。決してあきらめないでいていただきたいと思いますよ。

☆所沢市の佐藤ゆみさん(2通目)
「私の夢は、まっさんのラジオで一番めハガキが読まれることと、まっさんのコンサートで最前列中央に座って 双眼鏡を持って、まっさんに「双眼鏡で見ないように」と注意されることです。」

さだ:もう、こういう人、多くってね(笑)前の番組をやっていたときも、こういうはがきが よく来たんですよ。「わーい、最前列が取れたぞー。双眼鏡、買いに行こう!」って(笑) 確かにね、最前列で5人とか8人そろって双眼鏡で見られると、お前らええ加減にせいよ、と言いたくなることも ありますから、一応一言は注意しますけどもね。もうお約束になってますからね。それでもまだウケるっていうのは 、ひとつのつかみの基本になってますんでね。いわゆる「つかみ」でしょうかね。初めておいでになったお客さんは、確実に 笑いますからね。そりゃそうです。最前列の双眼鏡、つかみの相方みたいなもんです。わざとボケに来ているとしか思えない ですからね(笑)

さだ:先週、久しぶりに番組を2時間やってみてびっくりしたのは、これまで私が体験したのは、セイヤングで1時間半だった んですね。2時間、この30分間というのは意外に長いです。はがきを予想よりもたくさん用意しておかないと間に合わないということ も、先週学びました。はがきを読む消化枚数と我々専門用語で呼んでおりますが(寺ちゃん:専門用語なんですか?(笑)) 消化枚数はかなり増えました。トイレに行くひまもないということもわかりました。今週からは、1時間に1回は曲もかけようと。 私もはがきジョッキーでありながら、曲もかけちゃおうと決意をいたしました。リクエストはがきが運良く来ていました。

☆所沢市のさくまあやこさん
「10月1日は、セイヤング21の新しい誕生日ですね」

さだ:まあ、誕生日と言いましょうか(笑)よくこういう話を聞きますね。「おまえは、ほんとは10月1日に 生まれたんだけど、届けが10月8日になったんだよ」って。わかりやすく言うと、そういうことなんでしょうか(笑) 文化放送をお聴きの皆さんには、今週が初めての放送ということになります。地方に生まれてよかったとガッツポーズのあなた、 一緒に喜んでいただきたいと思います。10月生まれの方にお届けいたしましょう。

リクエスト

♪October〜リリーカサブランカ

(黄菜:この曲をかけている間、まさしさんはトイレへ。先週、チキガリの曲をかけている間も、トイレに行かれたんですが、 曲が終わるまでに戻って来れなかったんですよね(A^^;)廣田さんもちょっと心配そうに、まさしさんが出て行ったたドアの方向を 見ていました。私も、ハラハラしていましたが、今週は余裕で間にあいました(笑))
CM(ダスキン)

ほほえみポスト

☆江東区の三沢裕恵さん
「今年も夏長崎からに行きました。さださんの、山の下でバスの誘導だけをしつづけているボランティアもいるんだよ。という 話を聞いて・・・」

さだ:そうなんですよ。ピストンバスを、下からどんどん山の上にあげていくんですけどね。 アルバイト君の中でもね、バスの担当になると段取りってものがあるじゃないですか。だから一度、飲みこんでしまうと、そこの 担当にならざるを得ないでね。もう4年続けてね、「夏長崎から」の担当のアルバイトでありながら、ずっと山のふもとでバスの 段取りだけしてる子もいるんだね。

「初めて参加した友人から、こんな便りをいただきました。・・略・・「バスを誘導し、降りる皆に挨拶をくれる若者に、 さださんが下でバスの世話をするボランティアの方たちに感謝されていましたよ、と声をかけてしまいました。 いやー、そう言ってくださると報われます。と、あくまでさわやかな答えでしたっけ。」それを読んで、こんな風に伝えてくれた人も いたんだなと嬉しくなり、また言葉でちゃんと伝えることも大事なんだなと思いました。」

さだ:あまり「親切、親切」って言葉ばかり言っているとね、なんか偽善を強いているような気もちに なることがあるけど。みんなの心のなかにあることが、自然に出てくるってことは悪いことじゃないと思うんでね。 僕は「善」を信じていきたいと思います。

☆足立区のゆうりんさん(2通目)
「4歳ぐらいの男の子が、お父さんと手をつないで歩いてきました。「ぼくね、きのう、とってもこわいゆめをみたんだよね。 わるいかいじゅうがでてきて、やられそうになったのね。でもね、パパがたすけてくれたの、パパありがとう〜」 夢の出来事にも素直に感謝できる子供って素敵ですね。男の子の笑顔、とても可愛かったです」

さだ:前の番組から続けて、採用された方の中から無作為に「一本刀土俵入り」をお送りするように いたしております。「一本刀土俵入り」とは何かともうしますと、届いてからのお楽しみ。前の番組でノベルティ商品として 作ったものでございますが、さほど値のはる商品ではなかったといえ、担当の吉住はいったい何本作ったんでしょうか。 まだ倉庫に残っておりますので、在庫がはけるまでは、この「一本刀土俵入り」をできるだけたくさんの方にお届けする所存で ございます。どしどし、おはがきお待ちしておりますですよ。

☆相模原市の赤い琥珀の指輪さん
「携帯電話やEメール、本当に便利になりましたね。今日、出先で携帯電話の電池がきれてしまって、あわてて公衆電話を 探しました。ふだん遣わなくなったせいかテレホンカードを持ち合わせていなくて、小銭を出しながら電話ボックスへ。 そして受話器を取ったその瞬間に、懐かしいその重さにふと思い出したんです。・・・略・・・いつでもどこでも話したいだけ 電話をすることが多くなってしまった今では、コインが切れるまで話そうなんて言うひとことがとても暖かく感じます。」

さだ:電話ボックスをポケットに入れて歩く時代がくるとは、思わなかったですね。小銭もいらない、 カードもいらないで電話をして。携帯電話がなかった頃、どうやって待ち合わせしたのかなと思うよな。今は、待ち合わせが 雑になったね。「じゃさ、あのへんで電話するわ」「おお、わかった。わかった。」で、圏外、の時の寂しさ(笑)あるよな。 人間が自堕落になっていくな。
廣田:正確は正確ですよね。近く行ってから、どこどこいるって。
さだ:だけど、みじめだよ。背中合わせで喋ってたら。・・略・・「おい」って どつかれるときの寂しさね(笑)
廣田:なんかかっこ悪いですよね。
さだ:ちょっと、かっこ悪いよね。携帯電話、いったいこれからどういうふうに成長していくんでしょうかね。

(黄菜:1時間枠の地域の方は、ここでおしまいなんですね(A^^;)

はじめてのコーナー

さだ:はじめてのおはがきを書いた人のためのコーナーを作ろうと思ったんです。やはりね〜、はがき職人、 今日もお気づきかと思うんですが、同じ人の名前を何度か読んでいますね。つまり、はがきを書くというのにはコツが必要で、 わかりやすくツボをトントンと書くことのできる人っていうのは、やっぱり採用率が高くなります。そうすると、はじめて、ヘタクソだけど書いてみたいけど、読まれないなってあきらめていく人も多いと思うの。だからね、はじめて 書いた人のためのお便りを読むコーナーを、来週から新設しますので。「はじめてのコーナー」という風に書いて、ヘタクソで かまいませんから。これがまた、初めての奴が、半年の間に腹がたつぐらいうまくなるんだよな。腹は立ちませんけどね(笑)

おはがき紹介

☆富士市の成瀬かおりさん(3通目)
「父は、近道を探しては道に迷うのが得意で・・・」

廣田:近くないやろ(笑)遠いやろ。
さだ:俺ねー、やっぱりねー。はがきって好きだなぁ。FAXでは、絶対こういう書き出しってないよね。 メールでも少ないと思うよ。俺、この1行はね、短編小説の1行目だと思うな。いい一行だね〜。 お父さんが彷彿としてくるもんなぁ。おれも勉強しようっと。
さだ:関西弁のカーナビがあるって本当なの?「今度の信号、右やで〜。もどらんかい、もどらんかい。コラー!もう知らんで〜。 3べんめやで〜。オラー。」こう、なってほしいよな(笑)

廣田:好きですよね?近道
寺ちゃん:近道好きなんですね?さださん
さだ:俺ね、道を引き返すっていうのが嫌いなんだよ。間違えたら、そこから復帰しようとするから、ドツボにはまることが二度三度、 ではきかない(笑)郡山の奥でゴルフ場に行ってね、ゴルフ場からホテルへ帰る道がわかんなくなっちゃった。しかも渋滞しててね。 幹線道路って渋滞するじゃない。わけわかんなくなっちゃったら、いるんだ。すごい勢いで細い道へ、キュッと走って いくスカイラインがいるんだよ。あれだ!間違いない。
寺ちゃん:間違いないっていうのは?
さだ:渋滞していたのを待ちかねたように、わき道へブーンと走っていく。わき道に入ったときの初速で、裏道を知っているか どうかは、通ならわかるんです。
寺ちゃん:ツウならね(笑)
さだ:裏道を知っている初速で、キューンとわき道へそれたわけ。バーッって付いて行った。俺のあとに2台。合計3台で。 宅間も俺のあとにいるし。
寺ちゃん:みんな仲間だ。
さだ:みんな仲間だよ。みんな、シュン、シュン、シュンって曲がって・・・スカイラインのあとにビッタリくっついて。 ・・・略・・・思いがけないところで、ものすごい勢いで曲がったんだ。俺ら、3台一緒にキュンキュンキュンって曲がったんだよ。 そしたら、わらぶき屋根の家の庭。にわとりが、クゥワークワクゥワークワ・・・(笑)・・・略・・・カーナビっていうのは 有難いよね。
廣田:それよりはね。
さだ:まあ、そういうこった。1通のはがきでこれだけ盛り上がるんだから、たいしたもんだ。何がたいしたもんだか、 わからないけどね。
(黄菜:あまりに大うけしたので、気を取り直そうとしたまさしさん、読もうと思っていたはがきが見つからなくてあせって いました(笑)この話、どこかのコンサートでも話されていましたよね。直接聞いたのは初めてだったんですが、 面白かったです。盛り上がりましたよ。)

リクエスト

♪案山子
宇治市の松永よしえさん、横須賀市のさとうくにこさん、中野区の中川たかしさん、八王子のふじねくみこさんのリクエスト

CM
ニュース&天気予報

大さだまさし研究会

こんばんは!「大さだまさし研究会」の大会長・特大のさだまさしです。幹事長を紹介しょう。文化放送アナウンサーの寺島尚正 君!
寺ちゃん:会長、大会長!ヤクルトの優勝おめでとうございます!!ヤクルトの優勝を祝しまして、乾杯の音頭をとらせていただきます。 カンパーイ!では、引き続きましてケーキへの入刀でございます。(さだ:なんでだよ)若松監督・古田選手よろしくお願いします。 お二人が共同で行います、初仕事でございます。カメラをお持ちの方、どうぞ前のほうへお寄りください準備も整ったようです。 それでは・・・
さだ:おい、おい、寺ちゃん、なんで若松監督と古田がケーキ入刀やらなきゃいけないんだよ。
寺ちゃん:なんか仲よさそうで、あやしいな、と思って。
さだ:あやしいんじゃないの。要するに、頭脳と手足だからね。わけわかんないこと言ってないで、コーナー 行きましょう。
寺ちゃん:あいな!大さだまさし研究会は、ひとつのテーマをいろいろな角度から研究して、自由な形ではがきに書いていただこうと いうコーナーなんですね。川柳でしょ、俳句、エッセイ、ショートショート、ポエムなんでも結構ですよ。今月の研究テーマは 「朝食」!(廣田:力強い朝食(笑))
さだ:はじめて寺島君と出会った方は、驚かれたと思います。決して珍しい生き物ではございません。ちゃんとした文化放送の アナウンサーです。普段は普通なんですが、このコーナーはこのキャラで勝負することになっております。寺ちゃん、体こわさない 程度に頑張っていただきたいと思います。

10月の研究テーマは「朝食」
☆寺ちゃんの研究レポート「好きな味噌汁の具」
寺ちゃん:福井県にあるお味噌のメーカーが1654人に調査をしましたよ。
さだ:なに、その半端数字は?
寺ちゃん:飽きちゃったんでしょうね(笑)

寺ちゃん:10位「たまねぎ」(さだ:甘みがあってね)9位「じゃがいも」 (さだ:私は好きですよ。 どろどろしてきましたね) 8位「しじみ」(さだ:これは肝臓にいいですよ)7位「あさり」 (さだ:あさりしてる)6位「なめこ」(さだ:これはぬるぬる としてるね。ぬるぬるものはいいですよ)5位「あぶらげ」 (さだ:こりゃおいしいね。私はベスト3に入ってますね) 4位「大根」(さだ:冬は大根がおいしいですからね。胃にいいジアスターゼが) 寺ちゃん:3位「ねぎ」(さだ:長ねぎはのどに いいですよ。ぬるぬるがいいんですよ)

さだ:昔ね、長野でセイヤングを放送したときにね、「すっぱい味噌汁事件」というのがありましたね。
寺ちゃん:それ、聞かせていただけますか。
さだ:みんなでセイヤング始まる前にね、おなか空いたねって言って、すっぱい味噌汁をね、放送作家の東海林くんが 飲んだんですけどね。その日は彼は、放送中ずっと便所におりましたね。それはもう「あはれ」だったですね。

寺ちゃん:2位「わかめ」(さだ:わかめはい〜い。ぬるぬるとしたのがいい)
さだ:インスタント味噌汁って、最近おいしいのはたくさん出ているんだよ。顆粒になっててさ、楽屋にいつも置いているんだよ。 わかめ汁っていうのがあったんだよね。わかめって乾くと、こんなちっちゃいんだよね、その日は、わかめが食べたかったんだよ。 顆粒の中にいっぱい入れて、紙コップの中にざっといれてお湯をジュツとかけて、コンピューターひらいて作業していて、食おうと 思ったら、わかめで盛り上がっているんだよ。あれは怖かったな、見ていて。あれは、たくさん入れないほうがいいですね、適度に。 ぬるぬるはいいけど、すっぱいのはだめ。

寺ちゃん:1位はなんだと思いますか?
さだ:そりゃ、「豆腐」でしょ。
寺ちゃん:なんでわかっちゃったかな〜。ヒント3つまで考えてたんだけど。
さだ:寺ちゃん、誰に聞いても「豆腐」っていうよ。
寺ちゃん:そうですかねぇ。
さださん:豆腐って言われると、腹立つなぁ。木綿か絹かで、味違いますよ、全然。豆腐っていうと、 どっち連想します?
寺ちゃん:私はつるつるのほう。(廣田:つるつるのほう)
さだ:みんな、絹のほうが好きなんだね。寒いところの人は、木綿が好きなんですって。いつまでも、 温度がさめにくいんだって。
寺ちゃん:やっぱり、いろいろ知っているなぁ、大会長!

寺ちゃん:ちなみに会長のベスト3は?
さだ:ベスト3は「豆腐」「ねぎ」「あぶらあげ」ですね。僕は九州ですから、こっちでは「あさつき」って いうんですかね。細ねぎがいいですね。


☆噂の運転士さん
(黄菜:わーい、噂の運転士さんだー!!)
「白いご飯と味噌汁、これが日本人の朝食だぁ!と常々言っている私。でも不思議なもので旅に出ると、ホテルの朝食バイキング となると、どうしてもパンを食べてしまうんですよ・・略・・さださん、寺ちゃん、廣田さんは、ホテルの朝食バイキングは ごはんとパンがあったら、どちらを選びますか?」


さだ:寺ちゃん、どっち?
寺ちゃん:私はごはんですねぇ。
さだ:廣やんはどっちでもいけるよね?
廣田:7:3ですね。(ごはんが7)
寺ちゃん:さださんは?
さだ:もう〜どんなことがあっても、ごはんですね。ときどき、ゴルフ場に行って「朝食なんかできます?」 「トーストと卵だったらできます」といわれたときの、あの暴れたくなる・・・ (寺ちゃん:おー目がすわった。お!にらみきかしたー!) 「おまえ、なに、こらー」と心の中でつぶやきながら「じゃあ、あの固焼きでお願いします」と言っている自分がさびしいですね。

☆足利市の鈴木恵子さん
(黄菜:おおー、さすがです!けいこさん!採用、おめでとう!(^^)/)
「お昼ごはんと晩ごはんで、絶対に食べられないものなーんだってなぞなぞがあります。ご存知ですか? はい、答えは、朝ごはんです。なーんだと思うことでしょうが、よく考えると奥が深いですよね。 (さだ:深くねぇ!って、そんなものは!)どんなに頑張っても、お昼ごはんや晩ごはんに代用 できない、ってことなんですね。だめな母親の私ですが、家族全員揃って朝ごはんを毎日きちんと食べるということをやっています」

さだ:いいことだねー。朝ごはん、食べたほうがいいですよ。朝ごはん食べてね、昼ごはんは雑にしてね、夕ご飯も軽くする。朝ごはんは しっかり食べたほうがいい。一日頑張んなきゃいけないわけですから。夕ご飯なんて、あと寝るだけでですからね。

☆狛江市のトムトムさん
「おにぎりをくわえ髪梳きいざ職場」

さだ:なんで朝の5分って、あんなに寝てたいんだろう?5分なんて、そんなに寝られないと思うよ。 でも、朝の5分って眠られるよね。あと5分って思うもんね。俺があと5分って言うときは、どうしても行かなきゃいけない仕事のときか 、コンサートの初日だな。コンサートの初日は、幕が開くまでもう5分頂戴って。あと5分が永遠に続くといいなと思う・・・

寺ちゃん:ということで、さだまさし研究会10月のテーマは「朝食」でお届けしているわけですけど、「朝食」とか「朝ごはん」を テーマに、とにかく形式は自由ですから、はがきに書いてですね。たとえば、新聞読みながら食べていたら奥さんに怒られたとか、 朝からすごいもの食べたとか。
さだ:朝からすごいものってどういうんだろうね。
寺ちゃん:ステーキが出たときにはびっくりしましたね。
さだ:すごいね、それ。でもまだ、食べられないものじゃないからね。
寺ちゃん:何かありますか?大会長は?
さだ:舟盛りの刺身っていう・・・。
寺ちゃん:それはいい・・・いやいやいや、どうかなぁ。
さだ:朝ごはんに、舟盛りの刺身っていうのはつらいぜ。

お知らせ

さだまさしコンサートツアー「日本妖精伝」
佐田玲子インストアライブ

今月の歌

♪きみを忘れない〜タイムカプセル

CM(ダスキン)
谷村さんの「しさまださ」

おはがき紹介

☆坂戸市の中川慶子さん
(黄菜:中川さん、観覧に来ておられました。読まれて良かったね!!)
「私、近畿日本ツーリストの回し者じゃないんですけどね。一日暇ができたら、バスツアーに出かけませんか?」

さだ:バスツアーって、なんか魅力だよねぇ。なんとなしにのんびりしそうじゃない? 25人乗りのマイクロバスに、25人乗って行ったことがあるのよ。「さだまさしとゆく京都湯豆腐ツアー」って言うの。 うちのスタッフとメンバー全員で。そういうの、一度はとバスで行きたいんだよね、東京を。番組で企画したりするといいかもな。 募集したらさ、40台ぐらいになったりして。なんだかよくわかんなかったりして。
寺ちゃん:甲子園の応援みたですね。
さだ:御殿場、河口湖、沼津、山梨、ぶどう狩、3980円。(すごい<さだ&寺ちゃん)
お父さん、運転しなくていいからね〜。飲めちゃうしね、バスの中で。絶好だよね。「お父さん、着いたよ。」 「あ〜、おまえら行ってこい。おまえら行って来い。ぶどういらないから、便所もってこい」


☆清川村の藤田千代子さん
「今日、無人販売のお店から小松菜を買いました。中に一本クローバーがまざっておりました。・・・略・・・ 私、この小さな幸せを感じていられるならば、まだまだ大丈夫。そんな気がいたしました。さんまの塩焼き、豚汁、小松菜のお浸し のテーブルに一緒に飾ります。四つ葉のクローバー」

さんま、さんま、さんま、苦いかしょっぽいか、青きみかんの酢をしたたらせ・・って、あれ何なんだろうな? かぼすなのかね、だいだいなのかね。それとも本当に青いみかんなのか。和歌山のほうでは、ほんとに青いみかんをすだちやかぼすの ように絞って食べる習慣があるって聞いたことがあるけどね。

☆富士市の成瀬かおりさん(4通目)
「突然、引っ越しました。引越しでなくなって困っているもの。どうでもいいけど10年ぶりに出てきたもの。・・・略・・・ 引越し屋のおじさんに聞いた「引越しでなくなるものベスト1」はテレビなどのリモコンが第1位だそうです」

さだ:なくしそうだもの〜。不思議だね。リモコンとめがねは探すときに無いね。座布団の下にあったり、 おでこの上にあったりね。

☆所沢市の下澤節子さん
(黄菜:うーん、やっぱり下澤さん、面白い!)
「あの頃は、ああだったね。・・・略・・・おばさんたちが集まると「あの頃」の話で盛り上がったあとのなんとも言えない ためいき。・・略・・同世代のさださんとしては、どうでしょうか。おじさん達も『あの頃』の話で盛り上がってしまうこと ありませんか?」

さだ:あの夏の日のことで盛り上がることはありますよね。廣田さん。
廣田:どの夏なんですか?
さだ:あの夏です。あの夏の日のことで盛り上がることはあります。とくにキャンプファイヤーを囲むあの日。 わけのわかんないことを言ってしまったりすることはあります。でも、あんまり「あの頃、あの頃・・・」って言ってると おじさん臭いしなぁ。・・・略・・・ぼくらの仲間なんかは、今日明日のことで精一杯ですからね。今度は、こうしようぜとか。 今度は、今度はで生きているほうが元気でいられるのかもわかりませんが。
あの頃が大切でないわけじゃありませんね。 自分の背骨だったりしますからね。あの頃といっぱい話すことのできるだけの蓄えを、若い人にはうんとして欲しいなと思いますね。 なんだか思い出すものが、あとで並べてみると、あ、こんなもの、こんなものって、自分の「あの頃」が、あまりにも切ないもの ばっかりだとね、ちょっと損したような気もちになりますからね。いっぱい素晴らしい体験をして、素晴らしい人と出会って、 素晴らしい経験をいっぱいしてくれて、いつか「あの頃」の中にさだまさしも入ってたりするといいなと思いますね。 「懐かしい歌手「さだまさし」、いた、いた、いた!」って(笑)まあまあ元気で頑張りましょう。


☆練馬区の三十路レンジャーさん
「まっさん、まっさん、まっさん、セイヤング復活おめでとうございます。めっちゃ嬉し〜い!」(さだ:めっちゃ、やめなさい。)

☆葛飾区の西川ともこ(旧姓:みつしまともこ)さん
「現在、私は入院中の身で・・・
さだ:あらら、それはいけないね。みつしまともこさんというのは、前のセイヤングで何回も読んだ常連さん の一人ですね。
「久しぶりの同窓会のような気もちで楽しみにしています。みんな元気かな。」

さだ:みんな元気だよ。残念ながら元気でない人もあるけれど。たくさんの人が元気でね、おんなじ笑顔を たくさん届けてくれています。

☆四日市の壇上義温さん
「いやー、またこの書き出し。まっさん、リスナーの皆さん、こんばんは!この書き出しで書けるなんて夢のようです。ところで まっさん、覚えていますか?私のおばあちゃんのこと」

さだ:正直申し上げて壇上義温のことはよーく覚えておりますが、おばあちゃんの話題は覚えておりません。 ・・略・・彼も嫁さんもらったんだねぇ。良かった、良かった。みんな、ほんとに頑張っているなぁ。

☆京都市のさかぐちみちこさん
さだ:この人もかつての常連さん。セイヤングじゃなかったかも知れない。大世界社だったかも知れない。

「まっさん、障害って何でしょうか?・・・略・・・生きていることは、みんな一緒で同じはずなのに。目に見える障害。 目に見えない障害。いったい普通って何だろう?人の心を傷つけて平気な人たちは、いったい何なんだろうか?」

さだ:「心の健康とはなんだろうか?」ってことで、彼女は蹉跌というのか、つまづきというのかな。自分と 向かい合っている。非常に重要な時期をすごしているようだなと感じたんです。今この世の中っていうのは、価値観が混沌として います。昔みたいに、善悪で簡単に、この人はいい人この人は悪い人って分けられるような時代じゃないでしょ。あまり突き詰めて 考えてると、自分自身を許せなくなるからね。俺だってね、善か悪かで自分を煮詰めて行ったら、自分なんか許せませんよ。 悪いとこばっかりだからね。汚い、嫌なところばかりが自分で感じるでしょう。いじめちゃだめよ、自分をね。気分を変えたら。 池波正太郎をお薦めしますよ。「剣客商売」や「鬼平犯下帳」なんかをお読みなったらいかがでしょうか。
繰り返し池波正太郎の作品に出てくる言葉はね、「良い人間がよいことをするとは限らない。悪い人間が悪事を働くとは限らない。良い人間がつい悪事を 働いたり、本当は悪い人間がふと善を施してしまったり、人間ていうのは不思議な生き物だっていうことが、鬼平や秋山こへいの 口調を借りて、繰り返し出てきます。生きるっていうことは、切なくて苦しくて悔しいけれど、どこか美しいところがあるという 人生肯定の中に立っている池波の本なんかお読みになってはいかがでしょう。

CM
(黄菜:CMの舌足らずな甘ったるい声に「しばいたろうか!」とイラつく、まさしさん(A^^;))

テロに対する報復戦争が、今日未明から始まったことにショックを受けている人も多いと思います。僕もショックを うけている一人です。永遠に続きそうな報復合戦。どこかで線を引くことはできないのかな。

ラストレター

☆戸田市のかとうあきこさん
「はじめてはがきを書かせていただきます。私は長崎県西彼杵郡大島町の出身です。私の生家は網元でした。お城のような 家に住んで育ちました。・・・略・・・しかし、太平洋戦争とか日清事変などで、使用人は兵隊に取られ、男手が少なくなりついに 倒産しました。おまけに二百十日の台風で石垣も崩れ、ついに倒産しました。人生ってさまざまですね。」

さだ:生きているっていうのは、不思議なことだなぁと思いますね。どんな形でも生きていけるようであり、 自分の中では、自分で自分の形を決めてしまう。こうでなければ嫌だとか、こうでないとカッコ悪いとか、こうでないとちょっと 辛いとか。自分に枷をつけてしまうことが多いでしょ。そうでないと、どんどん流されちゃって、どこまで流されて行くか わからないという不安もありますよね。
具体的に兵器が飛び交っている現状を目の当たりにすると、ものすごいショックを感じますよね。必ず民間人は犠牲にならないはずが ないわけで。これが、次のテロを生むのかも知れないと思うと、ほんとにどうしたらいいんだろうなぁと思いますね。 人の命なんていうのは、みんなこつこつこつこつ自分の小さな命を一所懸命生きているわけでしょ。 あの中で逃げ惑っている子供たちが、大人になったときどういう刷り込みを受けるんだろうか。この現況は何だって、おそわるんだろうか。 耳元でずっと囁かれる言葉を信じて育ってしまったときに、おそらく、ほんとに犯人かどうかまだわからないけれど、 オサマビン・ラディンという人もそういう育ち方をしてきたんではないか。じゃ、今のアメリカの子供たちは、どんな育ち方をするのか。 これが500年、1000年と続く禍根のもとにならないことを切実に祈るばかりです。それに、日本人はいったいどう関わりあおうというのか。
僕らが抱えているテーマは、大きいですね。ほんとに深いテーマだと思います。みんな考えましょう。一所懸命考えた答えをね、 はがきにでも書いてください。不安だ、と書いてくださってもかまいませんし、解決方法を考えて書いてくれたらもっと嬉しい。

実質的には、東京では今日はじめて生で聞いていただきました。来週は、大阪から生でお届けをする予定でおりますが。元気でね、 半年間、おつきあいいただこうと思います。はがきの上手な方ばかりを読むわけではありません。 どんどんはがきを書いてください。はがきコミュニケーション・ラジオ。来週もお互いに元気でお会いしたいと思います!




<余談>
公開生放送の募集は、文化放送のHPセイヤング21のコーナーで告知されていました。往復はがきでの申し込み。(はずれた場合、 返信はがきは戻ってこないそうです)6時30分、文化放送に集合。返信はがきに押されていた整理番号順に、スタジオ入りしました。 私は3番だったのですが、1,2番がいなくて、なんと実質上の1番になりました。まさしさんの真横という位置で、3Mも離れていな かったと思います。(はがきの絵柄が見えました)
寺ちゃんと廣田さんは、スタジオ脇の通路で二人で話をしていました。私の席は、その通路へのドアのすぐ横だったので、 よく見えました。寺ちゃんと目があったので、会釈をしたらにこっと笑いながら会釈を返してくれました。
吉住ディレクターが前説をしている間に(1回目のときはそんなのなかった)まさしさんが、静かにスタジオに入ってきました。 皆が静かにしていたので、吉住ディレクターはまさしさんが座ったのに気づかなかったんです。「もうすぐ、さださんが来られます から」(吉住さん)と言って振り向いたら、まさしさんが座っていたのでビックリしていました(笑)。 まさしさんは、全身黒っぽい服装で(1回目とおんなじ?)椅子にかかったジャケット(レザーではない)も黒っぽかったです。
「シューマイスタジオだ」と、まさしさん。観覧に来ていたある方(私もよく存じ上げている方なんです(^^))の差し入れが シューマイだったそうで、「さっき、みんなで食べたんだよ。だからもう、シューマイのにおいがプンプンしてる」それからその方に 「どうもありがとう」とお礼を言われていました。スタジオには、岩崎宏美さんからの大きな花が飾られていましたよ。 カサブランカが、ゴージャスでした。(1回目は、テイチク社長の飯田久彦さんからのお花が届いていました。)

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