さだまさしのセイ!ヤング21  第3回(2001.10.15) 文化放送19:00〜21:00

おはがきを読まれた方、お名前の漢字がわからないのでひらがなで表記しました。

オープニング

♪夜明けが来る前に〜愛し合おう〜

CM

おはがき大紹介

♪「絵はがき坂」の曲にのせて
☆苫小牧市のながいけいこさん
☆柏市の三保領介さん
☆松山市の玲子さん互いに独身頑張ろうねさん
☆平塚市のふっちんさん

CM
文化放送ラジオショッピング

お笑い三流亭

☆茨城県の富士カントリー出島クラブ独身寮・みやもとつよしさん
☆犬山市の能ある鷹は頭がでかいさん
☆郡山市のたむらともかずさん
☆埼玉の小春日和さん
☆あらたまわんだーさん
☆流山市ちゃかぽこさん
☆足利市の鈴木恵子さん

♪夢(岩崎宏美)

CM

♪???(チキンガーリックステーキ)

ほほえみポスト

☆江戸川区の車間距離たもつさん
☆文京区の大山圭子さん
☆世田谷区の寝たら最後さん

リクエスト ♪風待ち(佐田玲子)

おはがき紹介

☆高崎市のしもだみわさん

CM

はじめてのコーナー

☆北区のおおまちゆみこさん

☆あしびさん

おはがき紹介

☆松戸市の大久保ひとみさん
☆文京区の大山圭子さん
☆藤沢市の菊野英美さん

CM
文化放送ニュース&天気予報

大さだまさし研究会

10月の研究テーマは「朝食」

☆寺ちゃんの研究レポート
☆川口市の峯岸守さん
☆練馬区のかりゅうれいこさん
☆鴻巣市のおかみさおさん
☆ハムスターのおっかちゃんさん
☆松戸市の大久保ひとみさん
☆噂の運転士さん
11月の研究テーマ発表

今月の歌♪きみを忘れない〜タイムカプセル

お知らせ さだまさしコンサートツアー「日本妖精伝」

CM

はじめてのコーナー

☆ミルフィーユさん

おはがき紹介

☆清川村の藤田千代子さん
☆あっちゃんママさん
☆八王子市の林陽子さん
☆京都市の坂口道子さん
☆板橋区の飯島弘美さん
☆埼玉の山伏さん

CM

ラストレター

♪「セロ弾きのゴーシュ」の曲にのせて
☆三十路レンジャーさん
☆江東区の三沢裕恵さん

オープニング

さだ:こんばんは!さだまさしでございます!どうしてもこの曲がかかって話し出すと、土曜日の夜11時と いうイメージが私の中から消え去りませんでれども。今日は2001年10月15日月曜日の午後7時でございます。 私は、明日明後日、大阪フェスティバルホールでの公演を控えまして、ただいま大阪におります。大阪はいいお天気でした。 今日は、夕焼けがきれいやったねぇ。洗濯物が明日もよう乾くわ。(廣田:なんでやねん!) 東京のお天気はどうなんですか。東京で留守番のこの人に聞いてみましょう。寺ちゃーん!
寺ちゃん:会長ー!だいかいちょー!寺ちゃん、いい子に留守番してるよー。 おみやげにさぁ、たまごっち買ってきてくださいねー。ところでね、今日の東京のお天気なんですけどねぇ。
さだ:え〜本日は、ときには東京におります文化放送アナウンサーの寺島尚正君にも暖かい声をかけながら、 贅沢な2元中継で生放送でお届けをいたします。今日はですね、チキンガーリックステーキも顔を出してくれておりますし、 最後の最後までごゆっくりおつきあいください、ませ!

おはがき大紹介のコーナー

☆苫小牧市のながいけいこさん
「最近、私達の町内会に熊がでました。」

さだ:ものすごい話題ですよ、いきなり(笑)

「畑を荒らしたり玄関先を通ったり、学校の近くでもあり少し心配です。今年の北海道は、寒かったり雨の日も多かったりで どんぐりの実を見ることもできす、畑のものもよくなく、私達だけでなく動物達も大変なんだろうと思います。」

さだ:家のまわりにひぐまがいてね、「動物達も大変なんだろう」って感覚、おれは好きだな。
廣田:ノラでしょ?
さだ:当たり前じゃないか!ノラだよ!!ノラ熊だよ!
俺、嬉しいな。「動物たちも大変なんだろう」って、ひとことが嬉しいな。こないだね、薬師寺の住職様にお目にかかりまして ね。そのときにいろんなお話をさしていただいたんですけど、いいことをおっしゃるね。ぼんさんって言う人は、いいことを言うね。 「最近は、どうも人間だけ健康であろうとしすぎる。人間はね、自分のことだけ健康であればいいと思っているところがある。 地球っていうのは、みんなで生きているんだから、まわりの動物もみんな健康にしなきゃだめだ。」人間、自分のことばかり 考えちゃだめだね。でも、熊は怖い(笑)
今日は、チキンガーリックステーキの連中が来てくれておりまーす。


???(チキガリの曲)

廣田:すごいですねぇ。
さだ:便利だよ。この人たちいると、ジングルいらず。
チキンガーリックステーキは、アカペラコーラスグループです。活動の拠点は神戸です。メンバーは、男ばかり汚いのが6人です。 みんな、それぞれ職業があります。働いているので、遠方には土日しか行けません(笑)今日は、仕事終わってから来たので 大丈夫です。平日でもね。今日は、暇な限り遊んで行ってもらいましょう。今日は、朝日放送のスタジオをお借りしているん ですけどね、なんかヤですね。(廣田:なんでヤなんですか?)風景がねぇ、なんかねぇ〜。。

チキガリ:ラジオのため、散髪してきたんですけど。
さだ:ああ、いいねぇ、ほんとだ。
廣田:見えないちゅうの(笑)


☆柏市の三保領介さん
「ずっと昔から変わらないのが、セイヤングは皆さんのはがきで成り立っています、というフレーズです。いちばんお世話に なっているのは郵便局ですが・・・誰もが知っている「テ」のマークですね。実は、このマークになるには、ちょっとした 回り道があったんですよ。国で郵便局を作って事業を始める、「さてどんなマークがいいか」っていうときに出たのが、実は「T]のマークだった んです。手紙の「T」、1887の2月8日に「T」のマークに決めた。ところが、決めた直後に・・・なんと、世界共通の料金不足の マークだった。これはいけないって言うんで、2月19日に一本上に足したと。これが最決定された。なんとも安直な訂正でございます。 これにて一件落着と。」

さだ:我々、お世話になっております。そのおかげて、こうしてもう遠路はるばるね、来てくださっている方 多いんですよね。たとえば、このはがきなんかね、「おいおい、どうしたんだ、このはがきは」 って、全部で5枚ほどあったんですけどね。


☆松山市の玲子さん互いに独身頑張ろうねさん
「はじめまして、まさしさん。ラジオにはがきを出すのも初めてで、年賀状でなく普通のはがきというのもあまりないから 、ドキドキしながら書かせていただいています」

さだ:番組を聴いているけれども、はがきを書いたことがないというリスナーを「サイレント」って言う 言い方をしますよね。静かなるリスナー・・・そういう人たちが、どんどんはがきを書くことで 「私はいま、これを言いたかったんだ」って、自分と向き合ういいチャンスになりますから、はがきを書いてみましょうね。

「母になんでもいいからはがき無い?と言ったら出てきたのが、このはがきです。」

さだ:きったないはがき(笑)
廣田:黄ばんでいる、というか、赤ばんでいる。
さだ:ものすっごいはがき。71年のはがきですね。7円になってます。
廣田:ものすごく前ですね。
さだ:ものすごく前。だって、俺19だもん。デビュー前だもん。

さだ:この人のはがきでね、何枚も書いてくれたんですけど、これは嬉しいなってはがき、ありましたよ。 今年2001年の「夏長崎から」
チキンガーリックステーキも来てくれましたね。あれは、平日だったんじゃないですか?休みとってきた? そういう人多いんですよ。日本中から・・・有難いことです。

廣田:出演者ではいなかったですけどね(笑)
さだ:出演者で休みを取ってきた人って、はじめてですね。嬉しいですね(笑)

「実は、昨年までチャリティコンサートのこと知らなくて・・・1年前の記憶をたどり、確か広島の原爆の日だったはずと思い、 それだけの情報で、なんと長崎まで行きました。JR長崎駅で、コンサートに行くには入場券がいると知り・・・ しょげかえっている私を見て(駅前のローソンの女性が)「一人?どこから?ん〜、じゃ一枚だけ余裕あるから」て譲って くだすったんです。長崎駅前のローソンの女性の店員さん、ありがとうございました。また行くからね。 会えたらお礼言いいますからね」

さだ:そんときに言え!(笑)ま、いい話ですな。遠くから来た人に対して、長崎の人がどんなふうに迎えてくれているか、 わかる気がして嬉しいですね。


☆平塚市のふっちんさん
「殿、殿!裏切りです。謀反でございます!・・・リーグは違えど、一昨年昨年と我が阪神タイガーズ同様、最下位だった盟友・大阪 近鉄が裏切りました!パ・リーグ優勝です(涙)・・・もはや、これまで。裏切られたこの恨み、はらさでおくべきか。 ヤクルトスワローズ、あとは頼む!ガクッ!」

さだ:近鉄優勝を予測した人はいなかったろう。普通の評論家でね、常識ある評論家であれば、近鉄優勝っていうのは博打ですよ。 (廣田:大穴ですよ)俺が春先に、今年のヤクルトは優勝の芽があるよ、って言ったら、中日ファンと巨人ファンに鼻先で笑われたから。 フン、フフン、フン、フフフンって。俺は野球評論家じゃないから、言えるんでね。野球評論家は、大阪近鉄とはなかなか言えない でしょう。その点、梨田はえらいね。無しだとかいいながら、有りだったからね(笑)


さだ:日常見たこと、感じたこと、なんでもかまわないんですよ。おはがきに書いてお送りください。 あてさきはこちら、寺ちゃん!
寺ちゃん:郵便番号・・・・・「さだまさしのセイ!ヤング21」待ってましたぁん!
さだ:寺ちゃん、えらいね!(笑)ときどき、呼びかけるからね(笑)だめだ、勝手に便所行ったり、めし食ってたりしたら。 わかったね!(笑)その代わり、たまごっち買っていってやるから。どこに売ってんだよ、そのまえによ。 いまだにたまごっち、育ててる奴がいたら連れてこいよ。どんなになっちゃったかなぁ。たまごっち、ずっと育てていたら。

CM(ダスキン)
文化放送ラジオショッピング
チキガリによるジングル

お笑い三流亭

さだ:今日もね、ずいぶんたくさん来てますんでね。順番に読んでいきますよ。 見習いだったら、こんなんでもいいかと。みんながはがき書きやすくなるようなヤツから、読んで まいりますよ。

☆茨城県の富士カントリー出島クラブ独身寮・みやもとつよしさん
だじゃれシリーズ:「筑波山でもちをつくばあさん」


☆犬山市の能ある鷹は頭がでかいさん

さだ:ラジオネームだけで、見習い許可。中身はつまんない(笑)

「ねーねー、A君見なかった?」「見なかったよ」「おかしいな、どこかで見損なったかなぁ?」
さだ:ね。だから、読まないほうがよかったんだよ。でも、入門許可(笑)


☆郡山市のたむらともかずさん
「ぼくの親友の平田君、柔道やってて頭丸坊主なのに、やたらトリートメントに詳しい」


☆埼玉の小春日和さん
「お母さん、今日はスパゲティにしてね」「ん?何スパゲティ?」「ほらほら、スパゲティ・ボラギノール」


☆あらたまわんだーさん
「子供がカキ氷を頼んだ。「しぐれくださーい!」」


☆流山市ちゃかぽこさん
「アメリカ大統領選挙、ゴア氏VSブッシュ氏。開票が始まり、二人の評数は僅差状態が続いているなか、朝の 梶原しげるさんの番組の中で、水谷かなアナがこう言いました。ブッシュ、ゴア両氏の票差の幅は、ちぢんだたまです。」


☆足利市の鈴木恵子さん
「お母さん、今日ね、世界で2番目に高い山の名前、教わったんだよ。シーリーって言うんだよ。」夫が「お、お、 K2じゃねぇか」


♪夢(岩崎宏美)
CM
♪???(チキンガーリックステーキ)


ほほえみポスト

☆江戸川区の車間距離たもつさん
「大学時代、東急田園都市線たまプラーザ駅でラッシュどきのお客さんを押すアルバイトをしていたときのこと・・・ 朝、主任に「板倉主任、おはようございます」と挨拶をすると、返事を返してくれないんです。そのうえ、不機嫌そうなんです。 ・・・ある日、主任の名札をふと見るとこう書いてありました。「主任・坂倉」」

さだ:あ、これ「三流亭」の係りだったの?(笑)入門許可!(笑)


☆文京区の大山圭子さん
「ある日、私が電車に乗って座っておりますと、年配の男性が私のまえに立ったんです。・・・・私の斜め前に座っておりました 中学生ぐらいのお嬢さんが「どうぞ座ってください」と立ち上がろうとしたら、その男性は照れたのか年寄り扱いされたのが 悔しかったのかちょっと声を荒げて「いいよ、座っていろよ」・・・私は、その女の子の善意がとても嬉しかったので、 にこにこして「そういう気持ちは大事だよ」と目で一所懸命メッセージを送りました。 言葉にだして、そう言ってあげればよかったかなと思いました。」

さだ:そりゃ、言葉に出して言ってあげたほうがよかったね。「あんた間違っていない。いいことだよ」って。いいことって いうか、あたりまえのことなんだけどね。
廣田:あたりまえのこと難しいんです。なかなかね。
さだ:あたりまえのことが、今、ほんとにできなくなりましたね。公共心という言い方をするとね、いかにも、型に人間を はめこむようでいやらしいけども。これを偽善だとか言わずに、多少、演技性って必要じゃん。人が見てる。 ここで自分が何をするか、ってことでもって、ぐずぐずになっていくこともあったりさ。ここでちょっと見栄をはって 「大丈夫だよ」(笑)なんてことが、人を勇気付けたりすることあるからねぇ。見栄が無くなって来たのかねぇ。 いい意味での見栄がね・。


☆世田谷区の寝たら最後さん
さだ:懐かしい名前が、ときどき出てきますね。嬉しいですね。
「瑞泉寺」と書かれた梅の花の描いてある土鈴が、ふたつ机の上にあります。ひとつははっきりとした梅で、もうひとつは 同じ色を使っているけれど、少しぼやけています。実はこれらの土鈴、時をたがえて老夫婦が作ったものなのです。 (さだ:瑞泉寺ってどこのお寺さんなんですかね?)・・・3年後再び訪れますと、おじいちゃんが おりました。・・・亡くなる3時間まえまで、土鈴に絵を描き続けていた。そのとき、おばあさんから習っておじいさんが描いた土鈴 がこれですよと、おじいさんが譲ってくれたのがはっきりと描かれたほうの鈴です。夫婦のこの土鈴は、これからもテーブルの上で 仲良く飾られているでしょう。」

さだ:おばあちゃんがいなくなって、おじいちゃんが教わって、それをいまだに描き続けている。瑞泉寺の 山門で。なかなか、こういう夫婦のバトン渡しってのはできないもんですけどもね。いろんな、ほほえみを届けてくだすって ありがとう。


リクエスト

♪風待ち(佐田玲子)
昭島市の北村たけしさん、大久保ひとみさん、ほかのリクエスト。


さだ:いま、チキンガーリックステーキの連中とね、このスタジオでとわいわいやっているんだけど、 メンバーの渡辺君、敦っていうんですけどね、昔セイヤングを聴いていたって。懐かしい?やっぱり?
敦:ものすごい懐かしい。チリンチリンの音聴いた瞬間、あは〜、まだある〜って。もう、嬉しいです。
さだ:そうだよな。まだある〜、って思うもんな。


おはがき紹介

☆高崎市のしもだみわさん
「私、サイレントリスナーを脱したい「しもだ」という者です。先日、キー局最初のセイヤングは甲斐さんで・・・ ・・・とにかくびっくりしました。私、まっさんのセイヤングしか知らないので、本来は音楽番組なんだー。 え?え?え?どうしよう?という世界。もしかして、21世紀だから、まっさんも・・・と、思ったほうが間違ってた。 まっさんは15年前の「すっぱい味噌汁」のことを今でも楽しく語っているし・・・・たとえ、半年で終わっても 楽しいひとときを皆さんとすごしたいと思います」

さだ:楽しんでくれている人もいますからね。ひとつ、頑張ってやりましょう。


CM(ダスキン)
谷村さんの声で「しさまださ」
チキガリによるジングル


はじめてのコーナー

☆北区のおおまちゆみこさん
「はじめまして、さださん。余りの面白さに、興奮してペンを取りました。・・・こんなに面白い放送は、ほんの ちょっとでも聞き逃せません!!実は、息子小学校2年生、7歳をお風呂に入れなくてはいけない時間だったのですが、 、ラジオが聴きたくて一人でお風呂に入ってもらいました。やっぱり、録音ではなく生放送で聴きたいから、 これからも毎週月曜日は、息子一人でお風呂に入ることになるでしょう。」

さだ:こういう風に、この番組を母が聴きたかったことから、自立心が芽生えていく。
廣田:子供、災難ですよ(笑)
さだ:災難かな?はがきを読んでいて、「はじめまして」のはがきで一番多かったのは主婦の方ですね。 ちょうど、家事どきでしょう?7時9時。生で聴きたいけれども、実際忙しいと。非常に困っておられる方も 多かったですね。


☆あしびさん
「順調にボケが進んでる主婦です。今日は、博識なさださんにお尋ねしたいことがあり、勇気をふりしぼって ペンをつかみました。東京に好きな名前の坂があります。その名を見るたびに切なくこがれるものを感じます。 ・・・『妻恋坂』という名前の坂の由来。(さだ:いい坂の名前ですねー、ねー、寺ちゃん。) さださん、教えてください。

さだ:し、知るかい!(笑)知りませんねぇ。妻恋坂がどこにあるかも知りませんけどね。ご存知の方あったら、 教えてくださいよ。


おはがき紹介

☆松戸市の大久保ひとみさん
「私、今、台湾に来ています。台湾は看板がとても多く、全部漢字なので、読めそうで読めなかったり、読めなさそうで 読めたりして不思議な気分です。50CCのバイクは、日本では一人乗りに決まっていますが、台湾では二人乗りOKだそうです。 中には、子供も一緒に乗せて4人乗っているのを見ました。台北では、バイクは2人に1台はあるそうです。バイクがとても多くて 怖いです。人々がとても元気で、活力にあふれている気がします。故宮博物院は素晴らしく、一日中いても見られないものが たくさんありました。」

さだ:台湾に行って、一番驚いたのはやっぱり交通事情。ことにね、バイク。乗員の制限がないんだってね。 ほんとの話なんだよ。聞いてびっくりしたのは、親子7人で乗ったって。
寺ちゃん:ほんとかなぁ(笑)
さだ:いやいや、ほんと。ガイドさんが言うんだよ。お父さんが運転してんだって・・・お母さん、妊娠して いるから7人だって。よくできた話だなぁ。たぶん、ガイドさんのネタだと思うんだけどね(笑)
故宮博物院は、俺も感激した。めったに字って出さないんですよ。文字って紙に書いてあるから、焼けるでしょ。 めったに展示しないのね。・・・人間の腕ってすごいね。絵も素晴らしいけど、文字、あの文字を見たときにね、 ほんとに真面目に子供の頃から書道やっときゃ、よかったなって思ったね。4年生のとき、4級まで行ったんだけどね。



☆文京区の大山圭子さん
「寺ちゃんが、さだまさしのセイヤング21のパートナーであることが、10月8日の放送ではっきりしてほんとに嬉しいです。・・・ なぜか、まっさんと組むとかなりハイテンションになりますね。「行く世紀来る世紀」のときの「ぼくと歌」のナレーションは 最高でしたね。今回も脳天から出しているような寺ちゃんの声で、この番組が生きていると感じましたよ。 それは、まっさんへの愛情の現われでしょうか」

さだ:寺ちゃんは、僕と組んで何が嬉しいってね、出張が一番嬉しいんですよ。出張・・・旅先で食べるご飯。酒の美味しさね。 それなのに、この番組初めての地方からの生だし。にも関わらず、一人東京でお留守番。(寺ちゃん:行きたかったなぁ。)


☆藤沢市の菊野英美さん
「10月1日は、ネット局で放送あったそうですね。どうしても諦め切れなくて、土曜日にやっている東海ラジオを聞くことに 挑戦してみたんです。かつて私は関西に住んでいた頃、さだまさしのセイヤングを文化放送で聴いていたから、前日から ダイヤルを東海ラジオに慣らしていたんです。」

さだ:不思議ですけどね、ダイヤルって慣らしておくとね、その局を受信できることがあるんですよ。 前のセイヤングをやっていたときにね、「なんでうちのラジオは、文化放送が入らないんだろう」って、いろいろ試した人があって ね。電線、家の中を張ってる電気の線ですよ。電話線とかね、アンテナをくっつけると若干受信状態がよくなる。これ、 民間療法ですよ(笑)(寺ちゃん:ちょっと待ってください(笑))迷信のひとつですからね(笑)苦労して聴いてくださる方がある。 さだまさしのこの時間は22局ネットでお届けをしております。今まで聴けなかった方にも 聴いていただいているっていうのは、大変幸せなことですけどね。

「はっきり聞こえたのは、最初と最後だけ。・・・録音してあとで聴くつもりだったのに、聞こえたり聞こえなかったりが 激しいので、つい聞き入ってしまって家事が滞ってしまい、すると7歳の娘は私の代わりにお皿を拭いてくれて、残りは主人が やってくれました。家族を巻き込んでしまいました。ごめんなさい。

寺ちゃん:いい家族ですねぇ。
さだ:いい家族。こういう形で、子供の自立を助けていく。
廣田:災難やねぇ、これも(笑)


CM(ダスキン)
ニュース&天気予報
チキガリによるジングル


大さだまさし研究会

さだ:こんばんは!「大さだまさし大研究会」の大会長、超特大の大さだまさしでーす!言ってて、ばかばかしくなっちゃった(笑) それでは、ここで大幹事長を紹介しよう。東京におります文化放送アナウンサーの寺島尚正君でーす。
寺ちゃん:会チョー!大会チョー!一人の留守番は淋しいよおー。だから、犬を買ってくれっていったじゃない の。犬がだめなら、アイボを買って〜!アイボが駄目なら、ま、ま、ま、まさし、君がほし〜い〜!

10月の研究テーマは「朝食」

☆寺ちゃんの研究レポート「」
寺ちゃん:食糧庁と全国農業協同組合連合会で作ります「朝ごはん実行委員会」っていうのがあるんですけど。
さだ:そんなのあんの?(笑)
寺ちゃん:私も、はじめてこれ調べてびっくりしましたね。「朝ごはん実行委員会」によるアンケートで。
さだ:朝行為っていうのかな(笑)
寺ちゃん:妙なはしょり方ですね、今のは(笑)アンケートによりますと、週4日以上、朝ごはんをきちん食べる生徒は、 週3日以下の生徒に比べて、学習意欲が高く自主的に勉強していることがわかったんですね。
さだ:それもあてになんないね。ただの食いしん坊ってやつも、結構いるからね。ただメシ食っている奴、 いるからね。腹減るからって。
寺ちゃん:ま、腹が減ってはいくさはできない。(さだ:その通りだ!) この調査はですね、首都圏と関西圏に住む中学3年生の男女171人についてファクシミリで行ったものなんです。 調査の結果の分析によりますと、週4日以上朝食を取る生徒は、まず驚いちゃいけませんよ!「宿題をきちんとやる」 (さだ:えらいね)「自分からで勉強をする」(さだ:かぅぁー!) 驚く無かれ!「教科書以外でも調べる」(さだ:そんなえらい子がいるんだね、まだ)など。 週3日以下の生徒に比べて、割り合いが大きかった。だからといって、3日以下がそうじゃないってことじゃないんですけどね。 (さだ:そうだね)でも、これは怖いですよ。 週3日以下の生徒は、午前中の授業で「ねむい」「集中できない」「頭がぼんやりする」こういったことを 自覚する場合が多かったというデータ出ているんですね。
さだ:やっぱり、朝ごはんは大事なんだね。
寺ちゃん:そうですね。朝ごはんはちゃんと食べようね、まさし(笑)


☆川口氏の峯岸守さん
「日本人の朝食には、ひとつの特徴がある。それは「かきまぜる」という行為だ。納豆、生卵、味噌汁など。かき混ぜることで、 彼らも目をさますんだ。おい、起きたかぁ。これから美味しく、お前達たべるからな」

さだ:かき混ぜることで、自分も目さめるんだな。きっと。
寺ちゃん:確かにかき混ぜますね。大会長もかき混ぜますわね。納豆は。
さだ:納豆はまかしておいてください。・・・北海道の人は、あれに砂糖入れるね。においが消えるらしいね。 まったりとして、おいしいらしいけど。
寺ちゃん:大会長は、召し上がったことありますか?
さだ:もう、食べる気もしませんね(笑)
寺ちゃん:会長は、生卵はどうですか?
さだ:海外に行ったら、かならず食べたくなりますね。海外では、食べられないでしょう。なかなか地卵、 売ってませんからね。
寺ちゃん:かき混ぜますか?ちゃんと。
さだ:かき混ぜますよ。あなたは?
寺ちゃん:私も、もちろんかき混ぜますね。あんまりかき混ぜすぎると、泡が出てきますね。
さだ:そんなにかき混ぜなくたっていい。ケーキ作るんじゃないんだから(笑)


☆練馬区のかりゅうれいこさん
「子供の頃には全然わからなかったけれど、この年になって気づいた真実がある。なんだ!お母さんだって、ほんとは眠いんだ!」


☆鴻巣市のおかみさおさん
「突然ですが、作った次の日のカレーって美味しいですよねぇ。きっと、どこのご家庭もそうだと思うんですが、私、カレーを 作るとき、多めに作って次の日の朝食もカレーを食べることにしているんです。」

さだ:カレーっていうのは、日本人好きだよね。
寺ちゃん:好きですよねぇ。
さだ:日本人がこんなにカレー好きだってこと、世界の人は知ってんのかなぁ。カレーの消費量って、もしかしたらインドよりも 多いんじゃないかな。
寺ちゃん:インドより多いですかねぇ?(笑)
さだ:もっともインドじゃ、全部カレーだからなぁ(笑)
寺ちゃん:大会長もカレーはお好き?
さだ:僕はね、辛いカレーが好きですね。ただね、唐辛子っぽいのは、歌うたったりするとのどにひっついたりすると、すごく シンドイんですよ。どっちかというと、スパイスのきいたカレーが好きですね。
寺ちゃん:小さい頃は、前の日作りました。朝食べる。時間が無いから、温める時間もないって言うんで、あったかいご飯の上に 冷たいカレー。(さだ:これがまたウマイんだ)ちょっとツブツブ感があってねぇ。(さだ:いいね、懐かしいね) 昔は電子レンジなかったから.温められなかったんですよ、なかなかね。
さだ:温めようとするとね、下だけ温まるんだよ。そいでね、バカッって(笑)噴出すんだよ、バカッって。あれは怖かったね。
寺ちゃん:カレーが怒ったのかと思いましたもんね。
さだ:で、知らん振りして、そのまま便所に行って戻ってくると、下だけこげてんだよ。淋しい思いしましたけどね。
寺ちゃん:会長は、カレーを食べるときに、福神漬けだとかラッキョウだとか。どういったものがお好きですか?
さだ:私はねー、無くても大丈夫です。カレーだけで大丈夫ですね。ご飯があったほうがいいですね。
寺ちゃん:ご飯はあったほうがいいですね(笑)
さだ:いや、意外にナンがうまいんですよ、ナン。あれはいい!窯で焼いたナン。


☆ハムスターのおっかちゃんさん
「朝にいただくカレーって、美味しいもんですね。単に香辛料がまろやかに変化するだけのことなんですけど。・・・ 朝にいただくカレー、友人はホットサンドにするそうです。」

☆松戸市の大久保ひとみさん
「先週の放送で、朝ごはんはご飯とパンとどちらが好きかって話題になっておりました、私にして言わせていただきますれば、 この質問は間違いです。なぜかというと、おかゆがないから!おかゆは病人向きを思っているかも知れませんが、そうでは ありません!・・・さださん、廣田さん、おかゆお好きですか。とろーりとしたおかゆと、さらさらとしたのとどちらが お好きですか?」

さだ:私の父親がおかゆが好きですね。私の父親は、べちゃべちゃとしたおかゆが出てくると怒りますね。病人じゃないんだから 、もうちょっとごはんの手前ぐらいのが食いたい、おれはって。」


寺ちゃん:「さだまさし研究会」10月のテーマは、「朝食」ですよ。カレーじゃありませんから。朝食のときに、必ず聞く音楽が あるとか。朝食の前にはウォーキング、ジョギング、散歩など必ずやることがある。海外旅行でのホテルでの朝食、学生時代下宿の おばちゃんが作ってくれた朝ごはん。こんなことでも、嬉しいですね
さだ:こういうのも来てんだよ。(笑)俳句まで来ているんだよ。新婚の噂の運転士さん

☆噂の運転士さん
「愛妻の笑顔もおかずに朝ごはん」

寺ちゃん:ぐぅわ〜!(笑)
さだ:こういうのを「ゴチソウサマ」って言うんですかぁ?(笑)

寺ちゃん:早くも来月のテーマも発表させていただきます。
さだ:11月といえば、霜月。霜にちなんで11月テーマは!
寺ちゃん:「ドライブ」! 楽しいドライブの思い出。辛かった車酔い。免許取って、最初のドライブ。 ヒッチハイクの経験。
さだ:人の車について行った思い出。よそんちの庭へ入って行った時の恥ずかしさ。知らない車は、近道だと 思って付いていかないようにしよう!



今月の歌

さだ:おはがきの中に、手に入れることのできなかった「きみを忘れない ハミングバージョン」を聞かせていただけませんか?と いうおはがきも来ておりましたが、簡単には聞かせません(笑)今度の聴取率調査の前の週に発表します。「来週は、これをかけます」 と言ったらば、きっと聴取率調査なのね、とご理解賜りますれば大変幸甚に存じます。
今度いつ?聴取率調査の日っていうのは?ちなみに、一番近いのは?え?今、今日やってんの?えー、今日は、かけません(笑) 予告しないと、こういうのは効果がないからです。なんで今日、聴取率調査なのに何も特別なことしないかというと、文化放送は 別にいいんです。聴取率関係なく、この番組をやっています。つまり、これはもうボランティアです。ボランティアで、セイヤングを やっています。いや、そんなことはありません。大丈夫です。セイヤングの聴取率は、かなりいいですからね。 ご安心ください。声優率が気になるところですねぇ。

♪きみを忘れない〜タイムカプセル


お知らせさだまさしコンサートツアー「日本妖精伝」

CM(ダスキン)
チキガリによるジングル


さだ:チキンガーリックステーキが「夏・長崎から」に来てくれたことでもって、この番組にもはがきがたくさん来ていました。 「あの連中は何もんや?」というはがきもあったし、「気に入ったんでCDが欲しいんだけど、なかなか手に入らない」って言う んだけど、どうしたらいいの?
チキガリ:全国はですね、大手のレコード店・・・大きなところにあると思いますが、もし無ければ、1枚からの注文で 対応していただけると思いますが。
さだ:お店によってはね、1枚だと大変だからなかなか注文してくれないお店もあるわけだ。
チキガリ:そういう場合は、さだ企画のほうにお電話を。
さだ:ああ、さだ企画のほうにね。ほな、うちかい!?(笑)まあまあ、しゃーない。んな、もう、しゃおう。 チキガリが、それぞれ別に仕事を持っていて、それでも音楽が好きでこうして活躍をしてくれる。僕らも楽しみでありますんで、 これからも活躍していただきたいと思います。


はじめてのコーナー

☆ミルフィーユさん
「91年から92年ごろのセイヤングを聴いてたんです。10年ほど前のセイヤングで、どこだったでしょうか。田舎村という村が あって、さだまさしさん達がその田舎村でついコンサートまで開いてしまったという話題を一番強く覚えています。」

さだ:これ、あれなんですよ。青森県南津軽郡田舎館村。この番組でね、清瀬とどこだったけな?武蔵村山かどっかでね、 うちが田舎だって論争に入ってね。うちはこんなに田舎だって、論争になってね。どっちが田舎だとか、田舎自慢になってきてね。 もう自慢してるのよ。そしたらね「君らの田舎自慢はまだまだひよっこだ」っていうはがきがきて、この差出人の住所を読め、 ったら青森県南津軽郡田舎館村。感動して・・・書いてきてくれた男の子「くどう君」を呼びかけ人にして、コンサートに俺、 出かけちゃった。盛り上がった。栃の海の出身地だった。いやー、懐かしいこと思い出したよ。いろんなことあったなぁ。 セイヤングがきっかけでいろんなことをやったよ。


おはがき紹介

☆清川村の藤田千代子さん
「2年前の今頃、憧れの国宝松本城へ行った。中の階段や床が隅から隅まで黒光りして、とっても綺麗だった。ぬか袋かなんかで 毎日こするんだろうか。お掃除する人大変だろうなぁと思って上っていくと、私みつけちゃいました。最上段近くの階段の奥に あったんですの。黄色いダスキン。きれいな秘密ってこれだったのね。」

さだ:ああ、そうだったのね(笑)やはりね、いろんなところでダスキン。お城も使っているダスキンが この番組も提供しております。


☆茨城県のあっちゃんママさん
「うちの近くのスーパーのレジ担当のバイトの高校生の話です。「いらっしゃいませ〜〜」レジに品物をピッと通して 「198え〜ん」またピッと通して「250え〜ん」いやはや、想像できないぐらい長い長い。・・・最後に 「ありがとう〜ございました〜〜」なんだか楽しみで、その子がいるとそこのレジに並んでしまう」

さだ:寺ちゃん、神田の藪、行ったことある?(笑)
寺ちゃん:あ!あっはっはは(笑)ありますよ〜(笑)
さだ:神田の藪行って、注文するとさ、嬉しくなんない?自分がさ、江戸っ子になったような気がするんだよ。 「せいろ〜、4めい〜、3ばん〜さん〜〜〜」「かま〜ぼこ〜〜、ふた〜つ〜」ってのがね、いいんだな、あれが。
寺ちゃん:どうして、ああいう言い方なんですかねぇ?
さだ:昔から、きっとああいうやりかただったんでしょうよ。なかなか風情があって、よろしゅうございますねぇ。 「やき〜のり〜」は笑っちゃいますけどねぇ。
寺ちゃん:違うものかと思いますねぇ。


☆八王子市の林陽子さん
「さださん、名誉村民でいらっしゃる谷汲村の近況、故郷からの友人の便りで知りました。」

さだ:そう、私、名誉村民なんです。谷汲村の。なんで知ったかというと、谷汲村のイメージソングを作ってくれって 依頼されてね、で、作っちゃった。行きもせずに(笑)そしたらね、行って作ったみたいに、その村のまんまだってって 言うんで喜んじゃってね。遊びに来てくれっていうんで、遊びに行ったら名誉村民になっちゃった。感謝状なんか もらっちゃって。

「岐阜県の大野町と谷汲村を結ぶ名鉄・谷汲線が9月30日限りで赤字路線のため廃止されました。・・・名刹華厳寺や横蔵寺 への参拝、谷汲踊りの見物も車で、ということになるんでしょうか。もう何年もお参りに行っておりません。久々に帰郷し、 柿と門前の栗や椎茸で秋を味わいたいと思っております。」

さだ:風の谷からの詩のまんまでしょうか。いや、間違いなく変わっておりませんでしょう。 天然記念物のギフチョウ(注:蝶)のね、生息地ということで、大変名高いんですけどね。蛍もたくさん飛びますし、いいところですよ。 ほんとにいいところですね。横蔵寺のばあちゃんなんかね、元気でいてくれると思います。ここは、インターネットでも一所懸命頑張ってね、ハイテク村の ひとつです。アクセスしていただけるといいですね。「ながや君」っていう若いのが、一所懸命頑張ってやっておりますんでね。 僕も変なところにね、故郷ができたみたいで嬉しい限りですけどね。そこへ行く足が失われる、鉄路が失われるというのは、 淋しいですね。鉄路というものは、大量輸送にとっては大切な動脈ですからね。これで大量輸送ができなくなると思うと、淋しい ですねぇ。ま、いま、大垣から車で40分もかからないで谷汲までいきますしね。その分、道路が整備されたということだと考えたいと 思います。


☆京都市のさかぐちみちこさん
「最近やたらと連休が増え、もう少しすれば土曜日は完全に休みになってしまうでしょうね。でも、小さい頃、こんな気持ちに なりました。土曜の午後お昼に家に帰ると、なんかすごく得した気分になったんです。半日の自由時間が嬉しかったんですねぇ。 週の真ん中あたりで、ぽっと国民の休日なんかあるとラッキー。これがたまたま日曜とつながると嬉しかったぁ。最近は変に気が 利いて週休2日に最初からなっている環境。これってほんとにいいことかなぁ。」

さだ:振り替え休日っていうのを法律にしたのは、田中角栄内閣の頃なんですよ。僕は、田中角栄っていう人が、いかに学校が 嫌いだったかすごく理解できて(笑)日曜日と祝犀日が重なると、すごく損した気分になっていたのね。これを振り替え休日、翌日を 休みにしようということを法律にしちゃった田中角栄という人の、働きすぎだなんていうことになって、体を大事にしようなんて 言い始めてね、休みを取れ、休みを取れなんて。リゾート法案なんて通っちゃってね。バタバタバタ、今、潰れてますけどね。 第3セクターになったものの。あの頃から日本は、経済不況の道をもうすでに歩き始めていたような気がするなぁ。
俺ね、働かないっていうのは、決していいことではないと思うの。俺が働きすぎてるから、いうわけじゃない。でもね、 働くっていうことはね、やっぱりとってもね、有難いことだと思っているんですよ。働かしていただけるっていうのは。休まして いただける喜びっていうのはね、働いた人間にしかわかんないような気がしてねぇ。一所懸命頑張っている奴はさぁ、休み取るのが もう恥ずかしいんだよ。ここで、俺だけサボってどうかなぁなんて。でもさ、無理矢理取ったときに「頑張ろう。俺、この分、半年 頑張ろう」とかね、思うんだよな。その喜びをね、無駄な休みが増えてねぇか。いいのかな。子供達特にね、こんなに 休みがあっていいのかね。
寺ちゃん:最近は、当たり前のように休みますからね。
さだ:夏休みだって、なげえぞ。あれ、半分にしてさ、春休み、夏休み、秋休み、冬休みって均等にするぐらいでいいんじゃねぇか ねぇ。もう今は、冷暖房完備でしょう。学校だって。夏が暑くて頭入らなんからさぁ、夏休みにしたのに。信州あたりじゃさ、 田植え休業とか、稲刈り休業なんてあった名残が今でもあります。諏訪ではね、寒中休業。冬の一番寒いとき、2月のあたまに 1週間ぐらい休みがあります。ですから、夏休みが短いんだよ。夏休み短いってことは、どういうことかと言うと、 悪くなんないすよ(笑)こども。うん、周りの目も光っているしね。僕は、働かなさ過ぎるような気がするなぁ。働きたいんだけど、 仕事が無いっていうわけじゃないんです。仕事はあるんです、今でも。ただ、そういう仕事は嫌だとか、その賃金ではいやだとか いうんで、失業率が変わらないんですね。仕事がまったくないわけじゃないんです、今でも。このへんの矛盾をね、日本人は もうちょっと、、、だからまだまだ危機感ってないのかねぇ。本当の不況って言う危機感はないんだろうなぁ。 いや、一部にはあるんだよ。本当に苦しんでいる弱者にはね。一番厳しいんです。ところが多くのねぇ、まんなかへんの中流って 思っている人達に、危機感がないんでしょうね。ま、ま、日本のことをね、僕らがこんなところでウダウダ言っていても、ぼやいている だけのような気がしますけどね(笑)


☆板橋区の飯島弘美さん
「私の家のまえに東急ストアっていうスーパーがあってねぇ、その食品売り場で「奥様、今夜のお献立はお決まりですかぁ」なんて 声が流れていて、その声がどお〜しても寺ちゃんの声に聞こえるんです。そんなはずはないと思っても、寺ちゃんの声だと思えるん ですよ。」

さだ:寺ちゃん、アルバイトしてないね?
寺ちゃん:仕事でやりました。それ、私です(笑)季節、季節おさえてますよ。うなぎとかね。 鍋とかですね。
さだ:ほんとなの?(笑)「奥様、今夜のお献立はお決まりですか?」って、どんな感じでやったの?(笑)
寺ちゃん:「奥様、今夜のおかずは鍋にしませんかぁ?」こういうかんじですかねぇ(笑) でも、あの文化放送の業務として。
さだ:ああ、業務でやったの(笑)
寺ちゃん:だから、文化放送のほかのアナウンサーも喋っているはずです。 閉店なんかは、丹羽たかこさんだと思いますよ。
さだ:にわたかこさん、閉店のアナウンスやってんの(笑)
寺ちゃん:テープなんですね。各お店、テープで流しているところが多いんです。たまにケロっているときが あるんですよ(笑) 私のこの高いのがさらに高くなっているでんすね。「オクサン、キョウハウナギ、ドヨウウナギノヒ」(笑)
さだ:いいねぇ、それ(笑)いやー、寺ちゃん、やっぱり君は不可欠だわ。この番組に(笑) 飯島さん、実はあの声の主は寺ちゃんでした(笑)

(黄菜:寺ちゃんのケロっている声(笑)、文字で表現できなくて残念です〜)


☆埼玉の山伏さん
「物騒な世の中であります。もし、ティーンエイジャーとおぼしき人がたばこを吸っていたらどうしますか?」

さだ:私は、車で見かけても注意しますね。おらぁ、おらぁ、おまえ未成年だろう!なに、こらぁ! なんだこらぁ!車に乗っているときですけどね(笑)

「私は、弱い人間なので迷わず無視するんです。現在、私は二頭の犬と暮らしていますが、このうちの一頭アンヘルが、 とってもさまざまな困ったものを拾ってくるんです。先日、散歩の途中での出来事。あきらかに十代にしか見えない若い女の子3人が 土手でタバコを吸っていました。私は見て見ぬふりをしようとその場から離れようとしたとき、アンヘルがダッシュで女の子の中に 突っ込んでいったではありませんか。・・・彼女達は「食べたら死んじゃう〜」と大騒ぎ。急いで私は犬を呼んで、口の中を調べて 見るとタバコの箱をしっかりくわえているではありませんか。見て見ぬふりどこか、そのものを手渡されてしまった私。しぶしぶ 大人ぶって「食べて死ぬって知っているんだったら、吸わないの!・・・」と説教をたれて帰ってきました。 大人ってなんでしょうか。私は、犬以下の情けない大人であります。」

さだ:「犬以下」と言われりゃ、私もそうですよ。今はね、注意すれると刺されるとかね。物騒な世の中になっちゃいましたんでねぇ。 大人もスクラム組まなきゃ駄目だな。ガキ度もがスクラム組んでいるだから。大人もスクラム組むしかないって言うことですよね。 正しいときに「そうだ、そうだ、そうだ!」って、まわりで昔は大人が集まってきたもんだけど、最近は大人の結束力が弱くなって きた。
寺ちゃん:見て見ぬふりですからねぇ。


CM(ダスキン)

ラストレター

☆三十路レンジャーさん
「現在、実家・水戸に83歳になる祖母がいるんですが、・・・「負けるな、頑張れ!」と書かれた手作りのお守り。普段多くを 語らない祖母からの突然の贈り物に嬉しくて泣けてしまいました。」


☆江東区の三沢裕恵さん
「去年の9月に病で亡くなったおじは、父のまたとない囲碁のお相手でした。・・・夕方になると仕事にかこつけて、父の会社の 事務所にやってきては、ビールを飲みながら碁をうつのが長年のふたりの日課になっていました。・・・亡くなって暫く経つと、 父はパソコン相手に碁を打つようになりました。・・・略・・・ソフトやハードを買い換えても、あきたらないことを 父はおそらくわかっているのでしょう。先日1周忌、父はそんな物足りなさをおじの墓前に報告したのかも知れませんね。 でも、そんなことはおくびにも出さず、父は今日もパソコンに向かって薄暗い事務所でひとり碁を打っています。」

さだ:「碁敵」ということばがありますが、碁敵という言葉は、決して本当にかたきという意味ではなくて、碁を通じてあって 邯鄲相照らすというか、お互いの気持ちを一番わかってくれる、言葉を発しないでも伝わる相手。そんな相手のことを、きっと 「碁敵」と言ったんでしょうね。
今、ぼくらは同じゲームするにしても、急ぎすぎるというのかな。バーチャルという言葉が流行っていますし、実際にゲームをやると 面白いんですよ、これがね。たまらなくよくできていると思うし、映像はほんとに素晴らしい。やりかたも複雑ですけども、はまれば はまるほどね、難しいし面白いし。これはこれでね、若い人達が夢中になる気持ちもとってもわかる。よくわかる。そうでなくても 大人たちだって夢中になるほど面白いものがある中でね、囲碁や将棋という昔ながらのもの、きちんと受け止めて一所懸命 やっている人達も多いと思います。これはこれでやればなんとも泰然としていてね、なかなかいいという話を聞くとね。 たくさん人達がいずれ大人になったら、こういう世界に帰ってくるのかな。 お父さんの気持ちなんか伝わってくるような気がしましたですね。

「さだまさしセイヤング21」は、はがきコミュニケーションラジオです。申し訳ありませんが、はがきでのみ受け付けております。 FAXやメールは受けつけておりません。さだまさしのセイヤングの日だけは、受け付けておりません。 「さだまさしのセイヤング」は、はがきだけでお寄せください。
今週は、大阪から生放送お届けいたしました。来週はたぶん録音になるのかな。チキンガーリックステーキ、今日は ほんとうにありがとう。廣田康永、寺島尚正君とお届けいたしました。

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