パンジーって「ままははスミレ」


娘が幼稚園からパンジーの本を借りてきました。
「かーちゃんが好きなお花の本よ♪」母想いな娘♪・・・親ばか?(笑)
ちょっと古めかしい写真入りの本でした!かえってそれが新鮮に思えたりして・・・
年代ものの(?)本らしく、ほとんどがブロッチの入った原色のパンジーでした(^^ゞ

その中にパンジーの名前の・・・とかいう記述がありました。
パンジーの名前の由来はフランス語の「pensee(瞑想)」からだそうです。
蕾が人間が瞑想しているような感じに思えて付けられたようです。
日本では別名を三色スミレとか人面相とか呼ばれていますよね。
どこの国だか忘れてしまいましたが、
「ままはは(継母)スミレ」と呼ぶところもあるそうです。
5枚の花弁の一番下の花弁が継母で、その上の2枚の花弁が実の子、そして一番上の1枚が継子だと言うのです。
継母は一番綺麗な洋服を身につけ、実子にも色の付いた美しい洋服を着せているのですが、継子だけは色の付いた服は着せてもらえない。
・・・ということのようです。
シンデレラを想像してしまいましたが、この名付けはかなり問題発言ですよね(^^ゞ


パンジーの花底には蜜があります。
その蜜を求めて小さな虫がやって来ます。
パンジーにとって小さな虫は、受粉を手伝ってくれる大事な助っ人です。
パンジーは花芯に近づいた虫を雄しべ、雌しべのある中に導くために2つのブラシを持っています。
(赤で囲った部分です)
毛は内側に向かって生えているので虫が頭を突っ込むと中へ中へと誘導される仕組みになっているのです♪

毎年パンジーは数え切れないくらい目にしていますがそこまで知りませんでした!

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2003年4月6日
BBSにお越しくださったゆきさんから、次のようなお話をうかがいました。

それで、あの、もう、話題になった後かもしれませんが、パンジーの名前のところで、「継母」というお話。
あれ、ドイツ語です。ドイツにいた時、友達が教えてくれたのを思い出して、ドイツ語の辞書を引っ張り出してみました。
Stiefmuetterchenでした。語尾にchenがついてるのが「継母」と違うところで、なにか、「ちぃさなもの、かわいらしいもの」というニュアンスがあります。
「継母ちゃん」・・・・変ですね。