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2004年9月26日  ハキリバチの職人技 


秋になると、彼らの姿が目立つようになります。
ミツバチのようなハチが、バラに向かって飛んできます。
実はミツバチではなく・・・

その名もズバリ 「バラハキリバチ」
バラの葉っぱを器用に丸く切り取り、持ち去っていきます。
しかもその仕事のスピーディなこと・・・


それでは、仕事ぶりをご覧ください。
ご覧ください・・・といっても、連続写真はこの2枚ですね(^^ゞ
実は、あまりの素早さにピントを合わす時間さえくれないのです。(腕が悪いだけか・・・汗)
では、また違った葉を切る連続写真をどうぞ・・・↓
ハハ・・・汗
これまた2枚しかありません。(しかも二枚目はピントが甘いですね)
いやー、本当に早いんですよ、仕事が。


ブーーンと結構大きな音をたてて、意中のバラのところへ飛んできます。

あ、このハチってお気に入りのバラがあるようです。
ちなみに我が家では、「アイスバーグ(シュネービッチェン)」が大のお気に入りみたいです。
したがって、新しい品種のバラかいな?!というくらいバラの樹の風貌が変ってしまいます(笑)


【このバラは、ER「パットオースティン」】


さて、ハキリバチの仕事ぶりというのは、何度も言うように大変スピーディーです。
おっ、飛んできたな!と思ったら、葉を抱きかかえ、
あっという間にクルンと齧りとって去っていくわけです。
下から3枚目のアップの写真を見ていただくとわかると思いますが
顎で葉を円に齧り切り、切った先から足で器用に筒状に丸めるんですね。
齧りとる葉がまだ葉にくっついているときには、葉にカラダを乗せているのですが
葉から切り取った葉片が離れるとカラダごと落下しそうなんです。
しかし、落下する!と下に落ちかけた瞬間、羽ばたいて・・もう姿がないんですよね。

一目散に巣に帰るのです。

残念ながら、巣がどこにあるか今だ不明です。
近くにあるといいなぁと思っているのですが・・・
いつか、彼らの巣を見つけることができるのでしょうか?