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2002年4月30日  アブラムシがいつの間にかいなくなった・・・ 


葉っぱが分泌する甘露でベタベタになるくらいアブラムシが大繁殖しましたが
放っておくと、いつの間にかアブラムシがいなくなっています
それは・・・アブラムシの天敵がたくさんやって来るからです

ヒラタアブの幼虫・蛹
お馴染みのヒラタアブの幼虫です。卵から孵ったばかりの幼虫は数ミリです。
すごい食欲であっという間にアブラムシを平らげていきます。
アブラムシの体液を吸い尽くします。干からびたようなアブラムシの死骸ががたくさんあるときは
きっと、この幼虫が大活躍しているはずです。
左側の幼虫はゴツゴツした体つきをしてます・・・蛹になる日も近いようです。
ヒラタアブの蛹です。約1センチくらいに育つと、蛹になるようです。
アブラバチによるアブラムシのマミー
アブラムシのマミー(ミイラ)です。
小さなハチ(アブラバチ)に寄生されたアブラムシの体は色を変え、風船のように膨れ上がります。
ハチの種類によってマミーの色も変わるようです。
右側の黒いアブラムシのお尻には、穴があいています。
これは、アブラバチすでに成虫になってアブラムシの体内から抜け出た跡です。
テントウムシ

ナミテントウの幼虫

ヒメカメノコテントウの成虫
テントウムシもアブラムシをたくさん食べてくれます。
幼虫も脱皮を繰り返し、どんどん大きくなっていきます。

春先にアブラムシが出始めました。
アブラムシの繁殖力はすさまじく、あっという間にバラというバラに広がっていきました。
今年は、木酢液もEMストチュウも散布せず、様子をみることにしました。
蕾にはびっしりとアブラムシが張り付いていましたが、それがいつの間にかパッタリと姿を消すように
なったのです。
よく観察してみると、至る所にアブラムシの天敵の彼らを見つけることが出来ました。
アブラムシの繁殖力よりも彼らの食欲の方が上をいくようです。



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