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10/13 愛嬌があるけど憎らしいヤツ

夏の夜、必ず網戸に飛んできたコガネムシ!
小さな頃はかわいい!と思っていました

でも・・・ガーデニングに目覚めた今、
一番やっかいな虫!!という目で見るようになってしまったのです

バラにやって来るコガネムシの種類は多い・・・この写真の虫はコガネムシ
コガネムシによく似ているが全体的に細かい毛があるものは(花潜)ハナムグリ
名前のとおり花に潜り込んで花粉を食します。花粉媒介の役目を果たしているので益虫?
でも・・・バラにとっては害虫・・・(^^;
そしてバラの花に複数で群がっている小さなものはマメコガネ。イヤですね〜〜

♪コガネムシは金持ちだ〜♪
♪金倉建てて倉建てて〜♪

って歌をご存じですよね?!子どもの頃、よく口ずさんでいました
しかし・・・
この歌で表現されている「コガネムシ」とは、どうやらこの「コガネムシ」ではなさそうです
この歌を作詞した野口雨情の里の方ではゴキブリのことをコガネムシと
呼んでいたそうなのです・・・(^^ゞ
お金持ちの家にはふんだんに食糧がありゴキブリが住みついた・・・
それがお金持ちの証拠だったらしいのです
さらに建て付けがよく気密性が優れたのもお金持ちの家や倉だけで、
ゴキブリが好む環境なのです
すきま風ビュービューの庶民の家にはいなかったようですね

おっと、話がゴキブリの方に向いていっていますね・・・軌道修正です
さて、コガネムシのことをカナブンって呼んでいませんでしたか?
コガネムシとカナブンは別物です
コガネムシはご存じの通り葉っぱや花を荒らしますがカナブンはカブトムシや
クワガタムシと同様に木の樹液を食糧とします
だからカナブンは住宅地ではあまり見かけることはないでしょうね・・・
本当に呼び名ってテキトーですよね
またまた子どもの頃、ゴキブリのことをアブラムシって呼んでいました
テカテカ油っぽく光ってるのでアブラムシって言っていたのでしょうか?!
でも、ゴキブリに火を着けると火が着くって聞いたことがあるんです
やっぱり油虫なんでしょうか?
あーー、ごめんなさい   また軌道修正です
私がイヤなのはコガネムシの幼虫なのです
地虫って呼ばれてます
特に鉢植えの被害は多大です

子どもの頃は「カブトムシの幼虫じゃん♪山に行かなくてもいるじゃん♪」見つけては有頂天になっていました
でも育てたことがなかったのでつい最近まで
そうなのだと・・・(恥)

夏に成虫のコガネムシが土に潜り産卵して卵が孵ります
その幼虫は植物の根を食べて大きくなり土中で蛹になり越冬します
そしてまた成虫となり・・・・
それの餌食になった鉢植えの植物は不幸なことに枯れてしまうでしょう
地にもいますが鉢より被害はマシです
例えその被害に気づいたとしてもその時は既に根がほとんどない状態です
早急な対処が必要です!!
幼虫被害が出始めるのは9月の後半ころからです
その頃、少し変だな〜と思ったらまずコガネムシを疑ってください


ついでに、土中にいると言えば・・・
ネキリムシもやっかいです
成育中の苗が地際で折れたようになっていたらヤツの仕業です
被害に遭うまで気が付きません(^^ゞ
その近辺を浅く掻いてみると発見でします!もち捕殺!!!
これはカブラヤガなどの蛾の幼虫(総称)ですよ〜


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