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9/11 凄いスピードで飛来する虫
ホシホウジャク |
この時期に大きな奇妙な虫がホバーリングしながら花の蜜を吸っています。 それははスズメガの仲間です。 とても大きく存在感たっぷりのこの容姿・・・。 それに飛ぶのがものすごく速いのです。 何度もカメラを向けましたがあまりのスピードに写真が撮れません(^^; |
オオスカシバ |
「オオスカシバ」は羽は透き通っています。(透かし羽) これでも羽化したばかりの時は羽にはりん粉が付いています。 しかしすぐに羽をふるわせて落としてしまいます。 このオオスカシバは弱っていたのでしょうか、ベランダに干していた洗濯物にとまっていました。近づいても微動だにせず私が執拗につついているとやっと飛び去っていきました。 |
やっと写真が撮れました!オオスカシバです。 おや・・・上の写真と見比べてください。 尻尾があるのとないのとがありますね。ちぎれてしまったわけではなさそうです。 どうしてでしょうか?オスとメス?分かりません・・・ |
** スズメガの生活 ** |
スズメガの幼虫は大型のイモムシ(毛のない幼虫)です。彼らの特長はほとんどのものがお尻に突起を持っていること。 同じイモムシでもアゲハなどの幼虫には突起はありません。 スズメガの幼虫は好みの木の葉っぱを食べて大きくなります。この体ですから食べる量も半端ではないんですよ。 そして糞も豪快です・・・(^^ゞ 彼らは身を守る手段として葉っぱと同じ色を持つモノが多いらしくパッと見では見つけにくいです。糞ではじめて彼らの存在を知ることも少なくありません。 秋になると冬ごもりの準備です。彼らは蛹になります。 アゲハの蛹のように地上で蛹になるのではなくほとんどのものは土中で蛹になります。 スズメガの蛹を見たことがありますか? 赤茶色の少々固い殻で覆われたゴロンとしたカプセル状のものです。 コレを蛹だと知らない頃はサツマイモに似ていたのでこれこそ「イモムシ」だと思っていました。 どこに口があるんだろう?何を食べるんだろう?どうやって動くのだろう?? 蛹の下の方がかすかに動くので生き物だとは分かりましたが一体全体何者なのか・・・? あはは・・・今、考えるとおかしいですね♪ 無事越冬できたスズメガは春になると蛹から成虫に羽化します。 そして幼虫のエサとなる木に卵を一つずつ産み付けるのです。 |
** スズメガの幼虫いろいろ ** | |
セスジスズメの幼虫 | |
黒地に赤の水玉・・・毒々しい色合い! これは警戒色ですね 敵に襲われないようにわざと毒々しく 見せているんでしょう・・・ |
これはまた、地味ですね〜 今度は体色の代わりに赤の水玉が 目玉の模様になりました これは擬眼といって目玉で敵を 威嚇するのです まれにこういった色合いの幼虫もいるそうです 画像提供:Toto&Bebeさん |
セスジスズメの成虫です 地味な蛾になりました・・・ ストライプがお洒落な感じですね〜 |
え?ずっとシモフリスズメだと思っていたけど・・・なんだろ・・・? 「コエビガラスズメ」の幼虫に似ていると・・・(一寸野虫さんより) |
これはすごい蛍光色です うす紫と白の斜めのラインが効いています♪ これにはどういう意味があるのでしょうか・・・ スズメガの特長であるお尻の小さな突起がチャームポイントですね(^0^) 画像提供:Toto&Bebeさん |
これがシモフリスズメの幼虫(に間違いないだろうと・・アカホシテントウさんより) | |
8pくらいの幼虫です どんな感触か気になり触ってみました 結構、弾力があり固い体でした 幼虫くんがお食事中に私が触ると 上半身を写真のように仰け反らせ、 お願いポーズをします 命乞いでしょうか?(笑) |
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3日後 | |
脱皮したのでしょうか??色が変わっただけなんでしょうか?? こんな子になっていました・・・・ 木から降りようとしていたところを見つけて再び木の上に戻しました するとやっぱり木の下へ降りようとしています 蛹になるために降りてきたのでしょうか?!1時間後見に行くと姿がありませんでした |
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