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8/29  シオカラトンボ

シオカラトンボ
シオカラトンボ・・・懐かしい響きですね・・・
このシオカラトンボ、「塩をふいたような色」をしていることから付いた名前だそうです。
ふふふ・・・舐めても決して塩辛くはないようですよ!
実はこのシオカラトンボはオス特有の色なんです。
それも大人になったオスだけ・・・。
ムギワラトンボ
ムギワラトンボとは・・
これも名前のとおり「麦わら」色をしているからムギワラトンボなの。
シオカラトンボのメスなんです。
そして大人になる前の雄もムギワラ色をしているそうです。

「トンボのめがねは水色めがね・・・♪」・・・シオカラトンボのことでしょうね。
トルコ石のように美しく大きな目をしていますよね。
子どもの頃からトンボを捕まえるときはトンボの目の前で指をクルクル回して捕れ!って言われていました。
ふふふ・・・トンボが目をまわす?!これもまんざらウソではなさそうですよ。
トンボの頭いっぱいの目は視覚世界の虫の証拠のようです。昆虫学者によるとトンボは昆虫界随一の視力を持っており頭脳の80%を見るものの分析にあてているといいます。
どうやら360度の視野をもつようです。
構造上、目の上部は紫外線を感じ取る機能が集中しているらしくそのあたりで指をクルクル回すと目の下部で細かい情報を読みとろうと頭を斜めにして読みとりに熱中している様子が伺えます。
トンボの気をそちらの方にひきつけておいて・・・・・羽をつかむんですよね!!

トンボって英語では「ドラゴンフライ」って言うんですって・・・
ドラゴン=「竜」
トンボの幼虫ヤゴは蚊の幼虫(ボウフラ)などの水中小動物を食べると言われていますがときには魚の稚魚までも食べてしまうくらいどう猛なのです。それが名前の由来なのでしょうか?
それとも神話のドラゴンは「恐ろしい眼を」していたと伝えられています。ここからなのでしょうか?
はたまた、ギリシャ語で眼を意味する「ドラスコ」から来た名前なのでしょうか?どれにしてもドラゴンフライはピッタリですね。
でもフランス語では「ドゥモワゼル」、オランダ語では「ユッフェル」と呼ばれていて両方とも「ちっちゃなお嬢さん」という意味なのだそうです。
イタリアでは矢を意味する「サエッタ」、ドイツ語では水の精「ヴァッセルニンフ」と呼ばれているのです。
どの国でもなるほどと頷ける呼び名ばかりです。


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