■ バッタなどの仲間について ■ 

■ バッタの仲間
バッタの仲間は主に草食性で、よく発達した後ろ足でピョンピョン飛び跳ねます。
世界には約5000種、日本には約40種生息しています。
ショウリョウバッタを除いて、それぞれからだの形に大きな違いはないが、後ろ翅の模様に特長のあるものが多いのです。
どの種類も幼虫は成虫とよく似ていて、不完全変態(※1)をします。

※1 : 不完全変態
     卵→幼虫→成虫と変化し、蛹の期間がない。


■ カマキリの仲間
カマキリは幼虫・成虫とも肉食性で、鎌のような形をした前足で他の昆虫を捕らえて食べます。
世界には約1800種・日本には約10種類生息しています。
■ カマキリの卵
卵は、スポンジのような卵のうの中にかためて産み付けられています。
卵のうは、メスが産卵のとき(秋)に尾の先から出す粘液で出来ており、初めは柔らかいが、だんだん硬くなっていきます。卵のうには、空気が含まれているので、冬の冷たい外気や乾燥、衝撃から卵を守る役割も果たします。

草木の枝 樹木の幹 壁・塀
オオカマキリ ×
カマキリ ×
ハラビロカマキリ ×
コカマキリ ×
〇=よく見つけることができる場所
△=見つけることがある場所
×=ほとんど見つけられない場所


■ カマキリのオスとメスの違い

からだ 尾の先
オス 小さく、全体的に細身 面長 丸い
メス 大きく、がっしりしている ふっくらしている 尖っている




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