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No.03-c
Trip to Siretoko

第1章「Biraoの朝」の巻き





食後はカフェオレにしたよ♪
2011.9.9(fri)〜11(sun)
「知床ドライブ旅行」3日目(9/11)

前日、チェックインした時に夕食の時間やらお風呂の予約方法など、ひと通りの説明を受けたけど、翌日の朝食についての説明はなかった。多分、夕食前の忙しい時間に私達がペンションに到着したから省略されたのかも…?そんなこんなで朝食の時間がわからなかった我々。部屋にある「施設ご利用案内」の紙に7時30分と記載されていたので、それに間に合うように起床。着替えて顔を洗って準備を済ます。
昨日の夕食は「用意できました〜」という”お知らせコール”があったから、朝食もそうなのかと思い、準備が済んだらTVを見ながらマッタリ。…って、あれ?もう7時半過ぎたけど、お知らせコール無いよ?不安に思い部屋を出て1階の様子をこっそり偵察。すると、他の部屋の人達は既に席について食べ始まるところ!(大汗)慌てて下へ降りていく私達。すぐに気がついて良かったよ〜。
っというワケで、我が家も朝食バイキングスタート!出遅れた分、卵焼きがなくなっていて取り損ねたけど(笑)、それでも充分な量のバイキング。味付けはとっても家庭的で、どれもホッとする感じのモノばかり。あ、違った…、私がお皿に取ってきた”ししとう”を除いては、だった。(;´Д`)いやぁ、あれは大当たり。いや、ハズレか?とにかく辛かった!(苦笑)
そして、今日も朝からお腹いっぱい♪しっかりデザートまで食べて、さぁ、食後のお楽しみはホットミルクだ〜!となるはずだった…けど、残念ながらホットミルクは無かったョ。以前泊まった時(去年7月)、翌日の朝に頂いた1杯のホットミルクがとても美味しかったから、今回も楽しみにしていたんだけど、用意されていたのは冷たい牛乳だった。美味しい牛乳であることは間違いないんだろうけど、食後に飲むとなると冷たいミルクは自分としてはパス。そんなワケで、食後は美味しい牛乳をたっぷり入れたカフェオレを頂きました♪

食後、部屋に戻り、私はゆっくりと身支度&帰り支度。1号はザブ〜ンと朝のひとっ風呂。今日は軽く観光をしつつ、ひたすら札幌へ向けて走る予定だよ。弟子屈の天気はうっすら曇っている感じだけど、TVの天気予報では「札幌は雨」となっていた。途中から雨じゃないといいんだけど…。
9:00。ペンション「Birao」のママさんに「今度またワンちゃんと来て下さいね」と言われながら、チェックアウト。お世話になりました〜。

ペンションを出て、まず向かった先は「カントリーキッチン・チュップ」。ここ、川湯温泉にあるレストランなんだけど自家製パンも売っていて、なかなかの評判らしいのだ。去年、弟子屈に来た時も気にはなってたんだけど、店のOPEN時間より早くにペンションを出発してしまったから、その時は買いたくても買えなかった。だから今回は店が開く9時を狙ってからのチェックアウト。で、そのままお店へ直行。
開店直後のお店に入る。ワクワク♪何パンを買おうかなぁ〜。って、あれ!?(汗)どこにもパンが無い!まさか早過ぎた?(汗)開店と同時には焼きあがって無いとか!?恐る恐る「あの〜ぅ、パンは?」と質問。すると、「今、持ってきますね〜」と言いながら店の人が奥へ消えていった。で、焼きあがったばかりのパン(10種類くらい)がイイ匂いと共にやってきたョ♪うほ〜。どれもこれも美味しそう!お昼ご飯用に2つずつ購入。

札幌へ帰るルートは、昨夜ペンションの部屋で寝る前に夫婦会議を開き、決めておいた。行きは道東道で来たから、帰りは別のコース(北上してから戻るコース)にしたョ。丸瀬布から旭川紋別自動車道に乗り、比布JCTから道央道を走って帰る予定にしたのだ。ペンションを出てから丸瀬布までは、まだ旅行気分を楽しみたいのでプチ観光をしつつ、走りたい道を走って帰ることにした。
ということで、まず美幌峠へ。去年、私が「行ってみた〜い!」と希望を出して寄った場所なんだけど、その時は、んまぁ〜霧で真っ白!全く何ひとつ見えなかったんだよね。(苦笑)ここの道の駅『ぐるっとパノラマ美幌峠』という名前。本来ならばその名前の通り大パノラマが見えるはずだった。だから本当に残念だったのだ。今回はリベンジ!さぁ〜、見えるか?大パノラマ!
峠に差し掛かり、車はぐんぐん登って行く。心配していた霧も出ていない!これは期待できそう〜と思いつつ進んで行くと、目に飛び込んできたのは広大な景色。スゴイ!登るにつれ視界が開けて、その凄さが増していく!そして、展望スペースのある道の駅に到着。やったー!霧が出ていないから景色が見える、見える♪
ここの景色、本当に素晴らしい!何がどう素晴らしいのかっていうと、まずその規模。ぐる〜っと見渡す限り景色を楽しめるのだ。前だけじゃない!右を見ても左を見ても視界が開けてる!ついでに背後も!目の前には青く大きな屈斜路湖。大空を飛ぶパラグライダーもいるよ。ここの景色が他と大きく異なるのは、木があまり生えていなくて、辺り一面が熊笹の草原になっていること。他ではあまり見られない景観なのだ。スッキリしていて美しい〜。これは絶景!
大パノラマを満喫した後は、道の駅のお土産屋さんへ。ひと通りプラプラと見学。熊笹茶を勧められるがままに試飲したりするものの、飲むだけ飲んで笑顔で買わずにスルー。アハハ。(苦笑)ホント私達ってお土産を買ったり記念品を買ったりって事が無いなぁ。ここでも何も買わずに終了〜っとなるかと思いきや!何とこの道の駅で、珍しく出会いがッ!全く、道東の特産品でも美幌峠の記念品でもないけど、一目惚れしたカエルの置物。「これ!これ、買う!」とすぐに購入。出会いってこんなもの♪(笑)ま、これも一応「我が家的な記念品」ということで。お買い上げ〜。(笑)

美幌峠をあとにして、のどかな道をひたすらドライブ。時々、足元に置いた紙袋の中から、ふわ〜っと美味しそうなパンの香りが漂う。くぅ〜!我慢できないョ。(笑)という事で、お昼時になり天気も晴れてきたので、田舎道、山の途中の何もない駐車スペースで、車を降りてお昼ごパン♪どれどれ、チュップのパンを食べてみましょう。で、一口食べて笑顔がこぼれる。美味しいよ〜ぅ。かなり私好みの味!あぁ〜幸せ。

第2章「見えたよ!絶景!」の巻き


焼き立てパンの匂いがする♪



熊笹が一面に広がる景色


風に乗って気持ち良さそう〜!


第3章「無事」の巻き



もうすぐ札幌の出口だ!









羅臼岳をバックにパチリ!
その後は丸瀬布で何故かトマトを買って(家に帰って食べたらスゴク美味しかった!笑)、紋別自動車道へ。ここからはひたすら高速道路。とにかく走り続けて、途中から道央道へ。ここまで来たらもう旅行も終わり間近。そして、やはり札幌方面は雨だった↓↓途中から降ったり止んだり…。
夕方、サスケを預けているペットホテルに電話をして、お迎えの予定時間を伝え、そのままお迎えへ。私達の存在に気が付かないうちは店主さんにベッタリだったくせに、お迎えに来たことに気付いた途端、嬉しさのあまりワケわからなくなって雄叫びをあげるサスケ。私が支払を済ませている間に、1号が大興奮のサスケさんを車に詰め込み、帰宅。(笑)こうして2泊3日、道東・知床のドライブ旅行は無事に終了したのでした。


ずっと楽しみにしていた知床ドライブ!一面真っ白の知床も大感動だったけど、一面緑色の爽やかな知床もやっぱり良かった!豊かな自然と野生の生き物たち…。ここは日本か?と思うような場所だったよ。
北海道をドライブしていると、いつも思うけど、何から何までスケールが大きい。どこまでも何キロも続く「真っ直ぐな道」とか、どれだけ走ってもず〜っと「森の中」とか、見渡しても人工物が「一切ない景色」とか、見たこともないような「満点の星空」とか…。
そんな北海道の中でも知床半島は、また格別な場所だった。その大自然の規模と言ったら、本当に半端ナイ!知床一湖へ向かう木道から見た景色は、まさに今、自分は大自然の真っ只中にいる!といった感じで、「人間って本当に小さな生き物なんだな〜」と改めて感じたよ。そんな中、綺麗に整備され、電気柵で守られ、歩きやすくなっている木道をぞろぞろと歩く人々…。(自分達も含む)この光景が私には不自然すぎて、どうも受け入れ難かったのも事実かな。だって『安全な大自然』なんて存在しないはずだから。
…とはいえ、熊と人間の鉢合わせによる人身事故などが起こったら、それは双方どちらにとっても不幸なことだし(熊は殺されてしまう)、木道があるおかげで、周辺の草花をはじめとする様々な自然が守られている、とも考えられる。(以前は、道を外れた観光客による植物の踏み荒しなどもあったらしい)高架木道については賛否両論あるみたいだけど、忘れちゃいけないのは「自然は人間だけのものじゃない!」ってこと。今回、木道があったからこそ、時間が少ない中でも気軽に立ち寄れたのは確か。利用させて貰うと同時に、自然と人間のかかわりについて、少し考えさせられた2号なのでした。

はぁ〜。あっという間の2泊3日、夢の知床ドライブ旅行。終わってしまった〜。宿も、トドワラも、知床半島もどれもとっても素晴らしく、良い思い出ができたョ♪走行距離、1240キロ。この超距離ドライブに備え、出発の数日前にディーラーさんへ車を点検に出したんだけど、点検に出した後から何故かクラッチに違和感(異音)が生じるようになって、実はちょっと不安だったんだよね。安心安全のための点検で不安になるってどういうこっちゃ!?って感じだけど、まぁ、とにかく無事に帰って来られたので何より、何より。(笑)

最後に。連日たくさん運転してくれた1号、ありがとね!そして、ホテルでお泊りのお留守番をしてくれてたサスケ、ありがとう〜。おかげで、気ままにノンビリ思う存分、助手席からキョロキョロと景色やら鹿を眺め楽しむことができました♪またいつか行けるといいね。

※写真はコチラから!