ペンションを出て、まず向かった先は「カントリーキッチン・チュップ」。ここ、川湯温泉にあるレストランなんだけど自家製パンも売っていて、なかなかの評判らしいのだ。去年、弟子屈に来た時も気にはなってたんだけど、店のOPEN時間より早くにペンションを出発してしまったから、その時は買いたくても買えなかった。だから今回は店が開く9時を狙ってからのチェックアウト。で、そのままお店へ直行。
開店直後のお店に入る。ワクワク♪何パンを買おうかなぁ〜。って、あれ!?(汗)どこにもパンが無い!まさか早過ぎた?(汗)開店と同時には焼きあがって無いとか!?恐る恐る「あの〜ぅ、パンは?」と質問。すると、「今、持ってきますね〜」と言いながら店の人が奥へ消えていった。で、焼きあがったばかりのパン(10種類くらい)がイイ匂いと共にやってきたョ♪うほ〜。どれもこれも美味しそう!お昼ご飯用に2つずつ購入。
札幌へ帰るルートは、昨夜ペンションの部屋で寝る前に夫婦会議を開き、決めておいた。行きは道東道で来たから、帰りは別のコース(北上してから戻るコース)にしたョ。丸瀬布から旭川紋別自動車道に乗り、比布JCTから道央道を走って帰る予定にしたのだ。ペンションを出てから丸瀬布までは、まだ旅行気分を楽しみたいのでプチ観光をしつつ、走りたい道を走って帰ることにした。
ということで、まず美幌峠へ。去年、私が「行ってみた〜い!」と希望を出して寄った場所なんだけど、その時は、んまぁ〜霧で真っ白!全く何ひとつ見えなかったんだよね。(苦笑)ここの道の駅『ぐるっとパノラマ美幌峠』という名前。本来ならばその名前の通り大パノラマが見えるはずだった。だから本当に残念だったのだ。今回はリベンジ!さぁ〜、見えるか?大パノラマ!
峠に差し掛かり、車はぐんぐん登って行く。心配していた霧も出ていない!これは期待できそう〜と思いつつ進んで行くと、目に飛び込んできたのは広大な景色。スゴイ!登るにつれ視界が開けて、その凄さが増していく!そして、展望スペースのある道の駅に到着。やったー!霧が出ていないから景色が見える、見える♪
ここの景色、本当に素晴らしい!何がどう素晴らしいのかっていうと、まずその規模。ぐる〜っと見渡す限り景色を楽しめるのだ。前だけじゃない!右を見ても左を見ても視界が開けてる!ついでに背後も!目の前には青く大きな屈斜路湖。大空を飛ぶパラグライダーもいるよ。ここの景色が他と大きく異なるのは、木があまり生えていなくて、辺り一面が熊笹の草原になっていること。他ではあまり見られない景観なのだ。スッキリしていて美しい〜。これは絶景!
大パノラマを満喫した後は、道の駅のお土産屋さんへ。ひと通りプラプラと見学。熊笹茶を勧められるがままに試飲したりするものの、飲むだけ飲んで笑顔で買わずにスルー。アハハ。(苦笑)ホント私達ってお土産を買ったり記念品を買ったりって事が無いなぁ。ここでも何も買わずに終了〜っとなるかと思いきや!何とこの道の駅で、珍しく出会いがッ!全く、道東の特産品でも美幌峠の記念品でもないけど、一目惚れしたカエルの置物。「これ!これ、買う!」とすぐに購入。出会いってこんなもの♪(笑)ま、これも一応「我が家的な記念品」ということで。お買い上げ〜。(笑)
美幌峠をあとにして、のどかな道をひたすらドライブ。時々、足元に置いた紙袋の中から、ふわ〜っと美味しそうなパンの香りが漂う。くぅ〜!我慢できないョ。(笑)という事で、お昼時になり天気も晴れてきたので、田舎道、山の途中の何もない駐車スペースで、車を降りてお昼ごパン♪どれどれ、チュップのパンを食べてみましょう。で、一口食べて笑顔がこぼれる。美味しいよ〜ぅ。かなり私好みの味!あぁ〜幸せ。 |
第2章「見えたよ!絶景!」の巻き

焼き立てパンの匂いがする♪ |

熊笹が一面に広がる景色 |

風に乗って気持ち良さそう〜! |
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