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No.02-c
Trip to
Siretoko&Nakashibetu

第1章「至福のコーヒータイム」の巻き

下に向けても出てこない!
コレが噂の『養老牛放牧牛乳』!



庭先にやってきたアカゲラ
2011.2.25(fri)〜27(sun)
「知床・ウトロ〜中標津へ」3日目

朝、早めに起きられたらお風呂にでも入って〜♪と思っていたけど、グッスリ快眠。早くなんて起きられず、いつも通りの起床。所詮、寝坊スケKIKKIには早起きなんて無理なことでしたョ。(笑)
1号も前日に比べるとよく眠れていた様子。が、しかし具合が悪いことに変わりはなく、本当はもっと寝てたいだろうなぁという感じ。でも、もう朝食時間だよ、頑張って起きてくださいな。

朝食はバイキング。思った以上に種類が豊富で、色んなおかずがズラリ。迷いながらアレコレお皿に盛り付ける。そうそう!忘れちゃいけないのが、コレ。じゃじゃーん!『養老牛放牧牛乳』です。
事前に宿のことなどを調べていた時に、飲んだ皆さんが絶賛していた牛乳。そのことを告げると、1号も大慌てでGET!(笑)そして席について早速、牛乳瓶のフタを開けてビビる1号。グフフ。そうなの。この牛乳、とても濃厚で牛乳の上層部分がクリーム状に固まって、逆さまにしてもこぼれない!ってことで、フタを閉めた状態で振ってから頂く。
ん〜、美味しい〜♪濃厚でトロ〜ンとした口あたりなのに、味は変なクセも無く、どちらかというと後味はサッパリ、かな?(あまり普段牛乳を飲まないから正直わからないんだけど…。苦笑)でも、スーパーで売ってる牛乳は好きじゃなくて全く飲まないこの私でも、コレは「美味ッ!」と感じるモノでございました。やっぱりコチラの牛乳は美味しいね。以前、弟子屈(摩周)のペンションで朝飲んだホットミルクも美味しかったもんな〜。

朝食の後は、やはりロビーの大窓から外を眺めながらのコーヒータイム。もう、コレやめられないね。生き物を見ながらコーヒーが飲めるなんて、幸せすぎる〜。
朝から元気にテンちゃん達も走り回ってるョ。そして、バードテーブルには綺麗なミヤマカケスやおなじみのヒヨちゃん(ヒヨドリ)、シジュウカラ(いや、ゴジュウカラか?詳しくないからよくわかりません〜)が次々と飛び回り、餌をついばんで賑やかにしている。…と、そこに大好きなアカゲラさんも登場〜。あぁ、やっぱりアカゲラは可愛いのぅ。(*´д`*)
デレデレしながら生き物観察に没頭していると、これまた別の生き物を発見!川の向こう、山側にキタキツネが歩いてる!ちょっと距離が遠いので、すかさず双眼鏡を覗く。と、山の斜面をウロウロするキタキツネの姿がハッキリと見えた♪たまらん〜。生き物天国だョ!
何杯でもコーヒーを飲みながら、いつまででもこうして外を眺めていられる…という感じだったけど、楽しい時間はあっという間に過ぎていき、宿を出る時間に。仕方なく切り上げ部屋に戻り、準備してチェックアウト。テンちゃん、そしてシマフクロウを始めとする鳥さん達、またね〜。

朝食時に”ドスーン、ドスーン”と宿の人とお客さん達がお餅をついていた。我が家は食事を食べてて参加しなかったけど。(笑)その、つきたてのお餅で作った「大福」を、お土産に持たせてもらってチェックアウト。とても大満足なお宿でした。また、いつか来たいなぁ。
さぁ、あとは女満別の空港へ向かうのみだ。神の子池ルート(裏摩周)で北上。天気は小雪が舞ったりしているものの、何とかもってるよ。今日も安全運転でドライブだ〜。

冷えピタを額に貼りながら、この日も1号が運転を頑張ってくれる。宿付近は雪の無い道だったけど、さすがに裏摩周は雪道。スピード控えめに北上、北上。途中、「神の子池はコチラ」と表示もあったけど、当たり前だけど除雪もしてなくて、「え、コレ?どれが道?」ってな状態。いくら透明な池でも冬じゃぁオショロコマは見られないよね〜。また、別の季節に来なくちゃ!(笑)で、気がつけば、もう止別。そこからはオホーツク海沿いを走る。行きに通ったルートを戻るのだ。
行きは視界が悪くて横を向いても真っ白で何〜も見えなかったけど、帰りは視界良好!景色が見えたョ。(笑)天気も回復して海沿いは気持ちの良いドライブ。宿で貰った大福も美味しい♪
そして、やっぱり海沿いに出ると、大きな鳥達が空を舞う姿を目にする。トンビやカラス…、あ!あれはオジロじゃない?ウホホ〜♪木に止まってるオジロワシも発見。前日に見ていたこともあって、木に止まってる姿でオジロだとちゃんとわかったよ。

順調に走り、網走港で予定通りの寄り道。大きな道の駅「流氷街道網走」でお昼ゴハンにする。ここは、流氷観光砕氷船「オーロラ号」の発着場でもあるから、観光客も多くすごい賑わい。ちょうど船に乗り込む時間だったようで、たくさんの人がズラ〜ッと並んでいたよ。だけど、海は知床の流氷よりスッカスカでちょっと残念な感じ。気温や風向きも大きく関係しているので、もしかしたら流されてしまってるのかも。でも、きっと船で沖に出ればみっちりとした流氷に出会えるんだよね??昨日、知床で足元まで来ている見事な流氷が見られた私からすると、わざわざ船に乗るなんて考えられないよ。(確実に酔って流氷どころじゃないからね〜)

実は、網走に寄ったのはお昼ゴハンを食べる以外にも理由があった。昨日、ガイドしてくれたYさんが網走港付近の流氷地帯ではゴマフアザラシが見られることがある、と情報をくれていたから。氷の隙間からポコっと頭を出してるゴマちゃんがたびたび目撃されているそうなのだ!そんなわけで、一応チェックしておかなくちゃ!と思ったってワケ。
でも、流氷は沖に流されているようだし、パッと見、ゴマちゃんがいるとは思えない。目撃情報があるとされる付近へ移動して、しばしゴマちゃん探し。(笑)ゴマちゃ〜ん、どこにいるの〜?
…しーん。双眼鏡を覗くも、ゴマちゃんの姿はどこにも見えず。
というワケで、楽しい生き物三昧旅行もいよいよおしまい。網走をあとにして、女満別空港へ。3日間行動を共にしたレンタカーを返却し、飛行機に乗り込むのでした。

第2章「網走港に寄り道」の巻き












双眼鏡を覗く2号
ゴマちゃ〜ん、どこですか〜?


第3章「無事に帰宅」の巻き




雄大な自然に感動!!
帰りの飛行機も、もちろん乗り物酔いの対策は欠かせない。油断は禁物なのだ。でも、何だか快適なような…?座席のシートが今まで乗った飛行機の中で一番シックリって感じ。酔い対策としては寝られるかどうかが一番大事なので、これには助かったョ♪

そして。あっという間に、千歳空港へ到着。2人して大きな荷物を抱えながら札幌へ戻り、17:00には帰宅。18:00にはサスケがドッグホテルの車で送られてきた!サスケは家に入るなり、物凄い大興奮で吠えまくり、喜びの舞が炸裂。私がドッグホテルの人と話しをしたりお会計を済ませる間、1号にサスケを託したけど、あまりの暴れん坊具合にS氏も困惑していた。

さてさて。そんなこんなで、2泊3日の道東、知床&中標津「生き物三昧旅行」は無事に終了したのでした。今回はたくさんの生き物に出会うことができて、目的達成!相手は野生動物だし、道東に行けばすぐ簡単に見つけられるってものでも無いから、出会えたことは貴重だったと思う。特にシマフクロウは、見るために海外からも人が来たり、見られずに何度もリベンジをしている人がいるくらいだから、本当にラッキーだった!おかげで充分すぎるくらい楽しい旅行となりました〜。
そして、やっぱり世界遺産の知床。大自然は感動モノだった!動物目的の私だったけど、流氷も見てよかった!2月という最も寒い時期に知床の自然を体感できたのは、一生の思い出になりそうだよ。

最後に。かなり体調が悪く熱も出ていたであろう1号へ。
具合悪くて楽しむどころじゃない場面も多かったと思う。(涙)雪道では神経すり減らしながらも、終始、安全運転でハンドルを握ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです。病人からしたら、生き物三昧にハイテンション気味だった私は正直ウザかったよね。(苦笑)病気の心配もそこそこに自分だけ楽しんでいるように感じられたかもしれない。(´д`lll)それでも、嫌な顔せず付き合ってくれてありがとね。おかげで記憶に残る思い出深い「結婚15周年・記念旅行」になりました!

あぁ〜〜〜〜。
冬の知床も最高だったけど、夏の知床にも興味あるんだよなぁ〜。知床峠を走ってみたいし、出来ることならヒグマも見てみたい!いつか…行けるかな?行きたいな。