Flight No.0024トップページへ 愛車フェアレディZ33にサスケを乗せて…
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No.15-b



お膝でチンマリ♪
出発前に甘えさせて…







ひたすら真っ直ぐだよ!
見よ!この真っ直ぐな道!






納沙布ワンコ♪
日本最東端の犬!





祭りだ、祭りだ!
大音量でお祭り開始!?









なかなか絵になるねぇ〜
海辺を走る1号&サスケ


2010.5.2〜3(Long Drive & Pension)
「北海道・道東お泊りドライブ」(後編)

7時に目覚ましをかけていたけど起きられず、朝8時の起床。
サスケは何かの音に反応して、朝までに何度か小さい声でワフッ…とつぶやいたりしたものの、ワン!と声を上げて鳴いたのはほんの2〜3回で済んだ。私も去年のペンション宿泊時よりリラックスできていたからか、吠え声に必要以上に惑わされず、何とか眠ることができたよ。ま、90分ごとに目覚める”細切れ睡眠”だったけどね。(苦笑)
明け方は物凄い雨足で、ウトウトしながら「どうなっちゃうの〜?」と天気を心配したけど、起きる頃には霧雨程度になっていた。さすがにザーザー降りじゃドライブも観光もテンション下がるからね、ホッとしたよ。
サスケをトイレに連れ出し、ゴハンをあげ、自分達の身支度をチャッチャと済ませ、チェックアウト。コンドミニアムからペンションのほうに鍵を返しに行くと、独特のテンポ&雰囲気をかもし出すオーナー奥さんが出迎えてくれた。支払いを済ませ、近所の酪農家さんでとれた新鮮なホットミルクをご馳走になり、2号、これまた衝撃を受ける。さすが北海道の牛乳、美味しい!牛乳自体そんなに好きじゃないから、中学校時代の給食に出てくる牛乳以来、殆ど飲んだ事は無いし、ましてや温かい牛乳なんて勘弁してよ!という状態だったけど、でも…ウマイ♪これがウマイのだ!
温泉の不具合で、宿泊料金も割り引きになり、何だかラッキー。コンドミニアムの部屋の入り口に巨大なクモがいて、1号が(←ココ大事。私じゃないョ!)相当ビビッていたけど、そんなのチャラになるくらいのお得感。(笑)素泊まり1泊だったけど、お世話になりました〜。

9時半。いよいよ2日目のドライブがスタート!阿寒湖、摩周湖辺りの湖畔ドライブをするか、北上するか、今日も南下して釧路辺りを走るか、色々と悩んだけど、折角、滅多にこられない道東にいるんだから更に東に進んでみよう!という事になり、パイロットロード(国道243)をひた走り、根室方面へ。明日1日、予備の休みの休みもあることだし、どうなったって構わないサ。1号、好きにしちゃって!(笑)
パイロットロード。その名の通りどこまでも真っ直ぐな道が続き、まるで滑走路みたい!あいにくの天候でせっかくの雄大な景色が霧に包まれているのが残念!でも、それでも気持ちの良い道路であることは充分わかるよ!右も左も草原、牧場。牛、牛、牛、時々、馬。(笑)
とにかく走り、厚床経由で風蓮湖。道の駅・スワン44で休憩〜。ここは、風蓮湖&春国岱に生息する生き物の情報が多くあって、ちょっとワクワク。望遠鏡や自分で操作できるライブカメラなんかもあり、生き物探し好きにはたまらない道の駅だった。
そこで得た情報を胸に車で春国岱の入り口まで(車はここまで)行ってみたけど…、人っ子一人いない。霧&霧雨の中、歩いていくのは相当覚悟がいる感じの場所だったので、そのままドライブを続行。ここら辺になると牧場もだんだんと無くなり、もうひたすら草原。山が無く、どこまでも広がる草原地帯って何だか不思議な景色だよ。
まだまだ、ひたすら東を目指す。そうなのだ!ここまで来たらもう行くしかないでしょ!日本の最東端、納沙布岬!(ひぇー!マジで?うん、マジで。笑)途中の沼で丹頂鶴を目撃。これぞ道東っていう生き物との出会いに喜ぶ…けど、鹿やキツネのほうが自分的には嬉しい。複雑な女ゴコロってやつ。(笑)だって、道東に来ればもっと鹿がゴロゴロいるのかと思っていたんだもん。思いのほか、鹿との遭遇が少なくて気持ちが満たされていないのか、丹頂との出会いをさほど喜べない自分。ゴメンよ、丹頂さん。

そして。遂に、遂に!13時15分。根室半島の突先、日本の最東端、納沙布岬に到着〜。海を眺めては見たけど、これまた霧でコレといって特に眺めるに値せず。(苦笑)「四島のかけはし」モニュメントなどの写真を撮って、そそくさとお土産屋さんに入る私達。ブルブル…さ、寒い〜。私はパーカーを持って行っていたから良かったけど、チャレンジャーな1号は羽織るモノも半袖。7月でもこの気温か〜。さすがだね。
オホーツクラーメン(私)、カニカレー(1号)を注文し、ここでも海の味覚を堪能する。ホタテは昨日のほうが断トツ美味しかったなぁ。

さて。14時半。いよいよここから帰りのドライブ。って、既に14時半ですけど、大丈夫ですかね?(大汗)でも、ま、「明日も休み」と思うと気がラク♪楽しく走る。根室半島、来る時は1号の運転だったので、帰りは私がハンドルを握る。やっぱりひたすら草原。遥か彼方どこまでも続…いてるはずの草原。(霧で見えない!)
17時。根室半島の付け根の町、厚岸。道の駅で休憩。車から降りると、どこからともなくピ〜ヒャララ♪お祭りらしい。ん?だんだんその音が近づいて来るような?と思ったら、凄い車(祭り仕様のトラック)が爆音と共に道の駅へ入ってくるでは無いですか!「何コレ?何なんだ?」と思いつつも、私達は道の駅内へ。トイレに行ったりお土産コーナーを覘いたりして、数分後に駐車場に戻ると、更に凄いことになっていた。
我が家の車のすぐ横に祭りのトラックが2台停車し、スピーカーから爆音でお囃子は鳴るは、太鼓は叩くは、ソ〜レソレソレと掛け声は凄いは、獅子舞は踊るは、で、完全に祭りが行われている!( ゚Д゚)ハッ!車中に残してきたサスケは大丈夫なのか!?パニックを起こしていたらどうしよう!急いで車に戻ると、サスケさん平気だったけど困惑気味のご様子。そりゃそうだ。(苦笑)
厚岸の夏祭りとどうやら重なったようで、思いがけずお祭り気分も味わえた。さぁ、釧路方面へ再び出発なのだ。

18時半。釧路を抜けて白糠恋問の道の駅。ここでようやく、サスケさんの遊び時間を確保!それまでは雨だったり、立ち寄った所に遊ばせる場所が無かったりで、プチ休憩&プチ散歩のみだった。という事で、雨がやんでる隙に、海岸の砂浜で遊ぶのだ〜♪テンション高めで走るサスケ、付き合わされる1号。ノンビリ写真を撮る2号。(笑)それにしても、ここ…、磯の匂いっていうか、潮の匂いっていうか、魚の死んだ匂い…?が物凄い!ウップ。
30分くらいサスケと砂浜で戯れたら、その後はサスケに待っててもらって自分達の食事。道の駅内のレストランに閉店ギリギリの時間に滑り込み!良かった〜。これを逃したらマトモな夕飯にありつけないところだったョ。(汗)ここから先は山道で何も無いだろし、高速に乗ってもサービスエリアのレストランも閉まってるだろうしね。
で、1号はこれまたこっちの方面では有名なスパカツを注文。道東気分の締め括りって感じかな?ドーンと盛られた”カツ乗せスパゲティ”。うわわ…凄い量だね。あ、ちなみに私はハヤシライス。何故かあり得ないほどにコショウがきいていた。閉店ギリギリで入った我々への抗議なのか!?でも、問題なくなくペロリ。(1号はかなりの量に苦戦した様子)しっかり食べて、これで札幌までの長旅も大丈夫なはず!

そこから先は山道(一般)→高速→山道(一般)→高速。雨が霧雨から本降りになったり、霧がすごく濃くなったり…と、ドライブにはやや過酷な条件ではあったけど、飛び出してくるキツネや鹿に注意しながらひたすら走る。(キツネの親子が道路を横断してた)
それにしても、私としては霧がキツかった〜!高速道路であんなに濃い霧の中を走ったのは初めて。いくら対面通行&霧&雨で速度規制がかかってるとはいえ、高速道路だから80キロくらいは出てるし、ただでさえ視界の悪い夜だし緊張したョ。(´д`lll)そうそう、今回初めて高速道路に灯る緑の照明の存在を知った。霧対策用視線誘導灯ってヤツ。あれは良いもんだねぇ〜。あれのおかげで何とか走れたよ。私の道しるべとなり優しく灯る緑の光に、ホント救われたのでした。
さぁ、交代しながらのドライブもあと少しだね!って、まだ夕張を過ぎた辺りで札幌まで70キロ近くもあるのに、そう言いたくなる。それくらい走ってきたってことだ。(笑)もう感覚が完全に麻痺してるね。夕張からは早かったな〜。(=早く感じた)結局、釧路・白糠付近からジャスト5時間で札幌の我が家に到着〜。ふぅ〜。0時半。無事に旅を終えた2人と1匹なのでした。

今回のドライブ旅行、なんと走行距離1220キロ!東京から九州位に値する距離かな?ドライブが大好きなので移動中心のプランとなり、休憩時間=観光って感じの旅だったけど、私的には充分満足!所々でサスケとプラプラするのも楽しかったし、宿泊するのはやっぱり新鮮でワクワクしたし、日本にこういう景色があるんだ〜!!とたくさん感動もした♪そして、北海道ならではの美味しい食べ物&飲み物にもめぐり会えたしね!
今回は、サスケを遊ばせてあげる事が目的じゃなかったから、サスケ的にはちょっと不服かな?でも、こうして一緒に、何1つ問題なく出かけられるのは私達にとって本当に嬉しいこと。一緒にお出かけできるワンコに育ってくれてありがとう!北海道にはまだまだ行ってみたい場所がたくさん!これからも私達のドライブに付き合ってもらいますョ♪宜しくね。