夕暮れ時
夕焼けはいつ見ても見とれてしまう。
空が赤くなってるのを見ると毎日のように「キレイ…」ってつぶやいてしまう。
元気が沸いてくる入道雲いっぱいの夏の空や、冬の暖かな昼の日差、雲が流れゆく大空も
大好きだけど、夕焼けは特別な気持ちを運んできます。
よそから匂ってくるユウゲの香り。電気がついていく家々。家路に向かう人々。
そんな日常がとても愛しくなる時間です。そして何故だか無性にカエリタクなる。
自分の家にいるのにもかかわらずどこかへ帰りたくなっちゃうのです。
きっとそれは子供時代の暖かな家に戻りたくなるのでしょうか?どこかへカエリタクなった後の夕間暮れ、夕日が落ちてしまってまだ暗くならないで
ほのかに空がムラサキになる短い時間も、とてもいい気持ちになれます。